That's awesome

海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

R2_The Gospel According to Benedict by OUT - P3

2014-10-22 22:58:10 | BC_2013・2014
OUT インタビュー、最後です。

The Gospel According to Benedict
「アラン・チューリング像を体現する準備に怠りないシャーロックのスター、
ベネディクト・カンバーバッチにとって、ゲイへの差別やいじめは他人事ではない。誰の挑戦でも受ける覚悟だ。」

※コメントでいくつか間違っている部分をなおしていただいたので修正しました。
赤字部分です。
hedwigさま、本当にありがとうございました!
更に修正と追加しました。
Thank U for Misty-san!!


彼のキャリアの特徴に注目してみるとカンバーバッチが理解しにくい天才を演じるのを専門としており、
チューリングだけではなく、シャーロック・ホームズやゴッホ、ジュリアン・アサンジ、ホーキング、
そして間もなく演じるハムレットなど、苛立ちをむき出しにしながらもわずかなヒントだけで
問題を解決するのがちょっとした定番だ。

「『ああ、君は天才が好きなんだね』それはそんな単純なことではないんだ。」と彼は言う。
「彼らはみな異なるんだ。彼らには特異性もあるんだ。衝動や強迫観念がね。
でもありがたいことに彼らはそれぞれまったく別の人間なんだ。
ゴッホはシャーロックやチューリングとは違う問題を抱えていたんだよ。」

明らかなことは、カンバーバッチを刺激するものは心理学、生物学、そして伝記の複雑に入り組んだ本質であるということだ。
どうやってキャラクターを作り上げたのか?
それは彼がハムレットをただ演じたいと言う理由だけではなく、彼を演じなければならないということだ。
彼は究極の心理学研究者だ。
同様に、彼はチューリングを理解しづらくしている、そこが彼のチューリングの魅力になっている。
シャーロックのように、自身が心から楽しんでいるにもかかわらず、感情がわかりづらいようにしている。
それらすべてがカンバーバッチの熱狂的なファン層、通称、カンバービッチーズ(若干、困惑するが)となっていく。
ハリウッドの人気スターとしてカンバーバッチを派手に宣伝しているわけではなく、
シャーロックがプレイボーイとして応じているわけでもない。

「みんな次から次とやってきて『彼はとてもセクシーね。
シャーロックは私に興味があるかしら?どう思う?』と言うんだ」とカンバーバッチは言う。
「彼があなたを2回みただけで自分の嫌な部分をすべてあなたに話したり、
小さい紙切れみたいにくしゃっと丸めて捨てるなんて思わないだろう?
彼はマシーンだし残忍で冷酷であなたがじゃれついて気を散らせる無駄な時間は無いんだ。
だって、ほら、彼女たちはジョン・ワトソンをちょっとかわいくてちいさいおもちゃにしたいし、
あるいは僕をおもちゃにするか、僕たちは鎖に繋がれたままベッドでファックしてるんだ。」
カンバーバッチは貪欲なスラッシュフィクションに言及しており、
そのスラッシュフィクションは冷淡で、辛辣で、明らかにAセクシャルであるシャーロックが
欲にまみれたcock monsterにされている。

※cock monster 超巨根?? 

「例えば、ひとりが疲れて仕事から戻ってくると、もひとりは情欲していて、
彼のトラウザーズをひとまとめにし、それからせっせとやるんだ。」と彼は言う。
「大抵は僕がワトソンのドッグタグに噛みつくんだ。」
おそらく、ホームズとワトソンのゲイの要素は、映像から他の女性を取り除く方法なのでは?
「そう、そうなんだよ。」彼は称賛するように答えた。
「それは思春期に急成長する性的関心なんだと思うんだ。
それをコントロールする方法を必ずしも知っているわけではないし。
危険な兆候を中和させる方法なんじゃないかな。 
だからその人は彼女たちの心を打ち砕こうとする存在を少しでも取り除こうとしてるんだ。」

思春期の性的関心は当然のテーマとして切れ目なく続いていくようだ。
カンバーバッチも少年時代は男子ばかりのプレパラトリー・スクールに送られた。
※プレパラトリー・スクールはパブリック・スクール入学を目指すための男女別の私立小学校です。

サセックス西のBrambletye Schoolの後は英国の首相8人を育てた全寮制の男子校、ハーロウに5年在籍した。
英国では「上流階級の少年」としてすぐに世間に定着し
、怠惰に支配されることなくかなり礼儀正しいと評価がされている。
一方で、やはり、ハーロウ校ではロンドンの多くの優れた舞台に恵まれていた。
カンバーバッチにとって、全寮制スクールは成長するには素晴らしい場所で
「子供の頃に完璧な経験ができる」と彼は言う。
「そこではいつも僕はすごく、すごく、仲間を求めていた。 
僕の両親はかわいそうにクリスマスと誕生日にはいつも兄弟や姉妹が欲しいと僕にねだられた。
僕はひとりきりの子どもだったから子どもの頃は本当に欲しかったんだ。」

栄誉ある男子校の伝統において、主役の女性(真夏の夜の夢のタイターニアとお気に召すままのロザリンド)
を演じることで自身を見出した。
だが、英国の寄宿生は恐らく悪名が高い性的な悪ふざけをするような生徒たちの注意を引くことに気づかなかった。
「実験的なことはあったけど僕は一度も『ああ、これだ』と思った事はなかった。
女の子たちがおっぱいとヴァギナばかりなのと同じように、
男のペニスばかりだったんだけどそれに欲望をいだいたことはなかったよ。」

彼はハーロウ校はカルチャーに寛容だと当時は思っていたが「ホモセクシャルに対する耐性が本当に低い」という事実が
2人の少年がある朝、ダイニングホールでの朝食の時間に公然と暴露された時にわかった。
「彼らは自分たちの家で見つかったんだ。」カンバーバッチは言う。
「あの頃は、もし女の子と発見されるなら、退学にはなるけど恥じゃなかった。」
※Houseと表記されているのですが、部屋の事かしら。

彼はある日の午後、通りで起きた騒動を説明した。
「子どもたちが貧しい子供を追いかけていて、息を切らしながら僕の家に入ってきたんだ。
シーク教徒やヨルダンの王子にインド人、そしてナイジェリア人もいた。
僕は『ストップ、ストップ、ストップ』と言った。 
だって彼ら全員廊下に突撃してきたから、『一体何事だ?』って言ったんだ。
そしたら『汚らしいからだよ、そうだろ?』って言ってきた。
だから僕は『いや、君たちのやってることのほうがすごく汚いよ。
もし君たちがターバンを巻いてるからと追いかけられたらどう思う?君たちの肌の色や、
宗教の事で追いかけられたら?それはその人が持つ個性なんだ。
それを容認することはできない?君たちは頭がおかしいのか?』って言った。
そうしたら『何だと?お前はゲイか?』と言うから、
『違うけど、君たちが弱い者いじめをしているのはわかる。君たちはただの不快な人間だ。』

カンバーバッチは友人のザカリー・クイント(スタートレック・イントゥダークネスのセットで2人は会っている)
と詳細に論じ、現代のハリウッドにおいても同じ偏見があることを知る。
※ザカリー・クイントはご存知、スポックさんです。

「君が主演男優としてハリウッドに売り込むつもりなら、と僕は考えるんだ。」と彼は言った。
「そうしたら『僕はゲイなんだ』と言うんだ。悲しいことにその事はまだ大きな障害になる。
僕たちはみんな、その話をしない、取り上げられたくない、または否定するけど誰がゲイなのかは知っている。
彼らが問題を解決するために何をするのか本当に知らなかったんだ。」
チューリングの死から60年後、その事がまだ論点となっていることに驚いている。
「人権運動と性と同性愛者の人権運動は40年で間違いなく社会的に大規模な発展をしてきたけど、
やるべき仕事はまだまだあるんだ。」と彼は言う。
「いつも社会のあらゆる問題にまで到達することは異常だと思う。人々は本当にすぐに誰かの犠牲になるんだ。」

カンバーバッチは熱心に、慎重に、長い時間、こんなふうに話すことができる。
彼は常に楽しんできたが、彼曰く彼は法廷弁護士になって
「法廷に立って議論をして」遊んだということだ。理由はわかると思う。
それは彼を人を惹きつける俳優にするのは尋問と同じ質の探求で、
彼のハムレットには奥深さと本質がなければならない。
彼が言うようにハムレットがすべて直接話法という事に関係する。
「彼は何を行うつもりなのか、なぜ困難な事をするのか、何を感じるのか、
何かをやるのかやらないのか、人生について何を感じるのかを観客に伝えるんだ。」

カンバーバッチの観衆は彼がシャーロックと知っているから彼の演技を目当てに見に来るだろうけど、
それは彼のさらなる意欲を刺激するだけだ。

↑この部分、Mistyさんに教えていただいたのでちょっと訳しなおしました。
いつもありがとうございます!
「仕事は副産物ではなく、何よりも僕に刺激を与える。」と彼は言う。
「By and large, I ignore them.(概して、そういったものを僕は無視してるから。)」

インタビューはこれで終わっています。
「無視」の部分、私も最初はちょっとショックだったのですが、
副産物の事、つまり中傷や周囲の事やメディアやファンフィクも含め、
何というか、雑音?の事を指しているんでしょう、という結果になりました。
本当にみなさまありがとうございました。

長文でしかも内容が内容だけに、いつもよりもかなり神経を使いつつ言葉を選んだつもりなんですが、
何分にも私の英語力ではこれが限界でした。
おかしい日本語(自覚はある笑)や間違っている部分がかなりあると思いますが、
何となくこんな内容という感じでお読みいただければと思います。

物議を醸し出したのは、1ページ目に出てきた花柄の女性とのやりとりと、
コミコンでの対応、そして今回のファンフィクの部分ですかね。
手錠の話は、TopGearでも話していましたが、かなりショックだったんでしょうか。。。マーティンやめて(笑)

ベネディクトは政治や宗教も含めて毎度ストレートに物を言うので、
メディアに叩かれたり、誤解されたりもしているんですよね。
俳優さんにはこのようなタイプの方が結構いらっしゃると思いますが、
つまらないことで上げ足取られて攻撃されたりするのをファンとしては見たくないので、
ちょっと心配ですよね、いろいろと。

とは言っても、こうして誰かのために怒れるのはとても勇気のあるステキな事だと思うので、
そこは変わって欲しくないなーと、ファンは複雑なんですね(笑)

今日はこれで力尽きてしまったので(現在、11:45 22Oct)
頂いたコメントは明日返信させていただきます~。本当にいつもありがとうございます!