ぼけっと、楽天のショッピングサイトを眺めていたら、なんと、KATO(関水金属)が、Nゲージの蒸気機関車を発売していたではないですか!!
KATO C59 戦後形(呉線)です。
それも、2回に分けて出荷するということで、12月分が既に出荷されていて、第2期の1月30日発売の予定が、順調に、これもすでに出荷されているようでした。
先日、MICRO ACE 蒸気機関車 「C62-3 函館本線 小樽築港機関区」 を中古で購入したんですが、やっぱり稼働部品の多い蒸気機関車は新品で買わなくちゃだめだなと身に染みて(ちゃんと走るのですが)、こんどKATOが蒸気機関車を出したら、忘れず買おうと思っていたところでした(車種はどれでもいいんかい!!)。
蒸気機関車は発売直後に買っておかないと、もうしばらく中古でしか手に入らなくなってしまうというような感じを持っていたので「あちゃー、失敗した」と顔色なしでした。
そこであわてて、ショップを検索してみると、おお、まだ在庫があるところが結構あるじゃないですか、しかも、蒸気機関車にしては、すこぶるリーズナブルな値段です(KATOさん私のような貧乏人のために頑張ってくれました。というか、発売当時はこんなもんなんですね。あとで、プレミアのついた新品価格を見てきたので、価格がめっちゃ高いというイメージを作ってしまっていたようです)。
そこで、配送が早く、送料無料の Joshin 楽天市場で即、ポチってしまいました。
![]() [鉄道模型]カトー KATO (Nゲージ) 2026-1 C59 戦後形 (呉線) 【税込】 … |
みっちゃん呆れて、振り向いてもくれません。
そこで、製品が届くまで、付け焼刃の知識を注入。Wikipedia の受け売りです。
1930年代末には、東海道・山陽の二大幹線の旅客列車、特に特急や急行などの優等列車は、主にC53形(鉄道省がアメリカから輸入したC52形を解析のうえ、国産化した3シリンダー型のテンダー式蒸気機関車)が牽引していたそうです。
(Wikipedia より)
しかし、このC53形は、整備が困難で、故障等による年間の平均休車日数が他形式と比較しても格段に大きく、保守が容易で同等以上の性能を備える新型機関車を求める声は日増しに高まっていたとのこと。
そこで、この要求に応えるべく設計されたのがC59です。
C59はC51形以来の1,750mm径動輪を備え、施設側が許容する上限である、16.8tの動軸重の範囲で設計され、全長は21,575mm(戦後型)で、C62形の21,475mmを上回り国産最長の蒸気機関車だそうです。
川崎車輛、汽車製造、日立製作所の3社により、1941年(昭和16年)から1943年(昭和18年)までに100両、戦後の1946年(昭和21年)から1947年(昭和22年)までに73両の合計173両が生産された。(Wikipedia より)
今回モデル化されたのは、この戦後型です。
注文から中1日で到着。
このケースが宝石箱のようで、たまらないのですよね(溜まっちゃって置き場所に困るのですが)。
出ました。無茶無茶ディテールが細かく、度肝を抜かれる造形技術です。
更にプラケースの紙のインサートに新機軸。でこぼこの多い車両を取り出すときに、部品が引っかかって、怖い思いをするのですが、今回はインサートごと引っぱって取り出せます。
それから、おもむろに、デフ部分に引っかかっている、ウレタンの中敷きを分解して安全に取り出せます。素晴らしい。
では、試運転です。まだ、ナンバーも考えていませんので、つけていません。先頭のカプラーは、初めからダミーカプラーが付いています。至れり尽くせりです。
モーター音が今まで持っているKATO製品と明らかに違います。
C62から採用された新開発の「コアレスモーター」だそうです。この細身のモーターのおかげで、ディーテールを崩すことなく細いボディーにモーターを組み込めるのと、低速がスムーズになったそうです。
確かに、いくらも電圧かけていないのに、あれ、もう走り出しているという感じです。
なにやら、持っていないはずの マニ36 (スハ32改造)荷物車や オハ47客車の姿が。室内灯まで点いています。いつ揃えたんでしょう........。