みいちゃんといっしょ

みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

「TOMIX EF58-61 お召仕様機 (2117)」 に、久々にミリタリーモデラー の血が騒ぐ。

2016年02月15日 | N ゲージ

 「TOMIX EF58-61 お召仕様機 (2117)」は、発売時期が相当古い(1989年のカタログには載っていて、2002年に姿を消したそうです)のと、腰高のスタイルや旧式のウォームギアのおかげか、あまり、評判が良くないようで、非常に安価(2,000円ぐらい)で売りに出ていたので、つい買ってしまいました。

 

 

 やって来た商品は1回も走らせたことのない新品でした。

 しかし、15年以上も前に買った商品を1回も走らせずにコレクションをしておくという、結構そういう人が多いのですかね(そういう自分も、そのまま積んであるプラモデルの箱が山ほどありますが)。

 製品は、確かに、実機の華やかな雰囲気とはだいぶ違って、ただの貨物列車という感じです。

 


 (Wikipedia より)

 でも、ボディーを取り巻く飾り帯やナンバーなどはメッキ処理がされているなど、磨けば光る原石という感じです。

 そこで、眠っていたミリタリーモデラーの血が騒ぎ、その汚名を挽回してあげる気になりました。

1.まず、握り棒や解放てこが着色されていない。

2.ボディーカラーは、当初は「ぶどう色2号」であったものを、61号機については1966年3月より御料車編成と釣り合う「暗紅色(ため色)」のお召し機専用色にされたそうです。

 確かに、KATO のモデルを見ると、「ぶどう色2号」と色味がちょっと違いますね。

 これが再現されていないようですが、そこまでは手が付けられないのでほっておきます(区別もほとんどつきません)。

・実車は、連結器、車輪の側面、台車部材、ブレーキロッドなど重要部材を磨き上げ、渋い銀色をしている(点検時に亀裂などの発見を容易にするとともに、装飾の効果をもたせた)が、これが再現されていない(KATOモデルでさえ再現されていない)。

・ホイッスルは別部品ではなくモールドですが、これも金色にしてあげる必要があります。

・ステップが省略されていますが、先台車の首ふり構造上、ちょっと取り付けは無理かも。

・その他もろもろ。

 ということで、毎日ちょっとずついじっていたものが、今日完成しました。

余りに小さい部品を相手にしていたので、目がつぶれるかと思いました。

で、リニューアルした「TOMIX EF58-61 お召仕様機 (2117)」です。

  どうでしょう、KATO の製品と比べても、負けないくらい高級感出たのではないでしょうか(KATOにどれだけ対抗心もっているんだよ)。

 解放てこなどをクロームシルバーにしたことで、腰高感も緩和されたようです。

 台車部材、ブレーキロッド等をメタリックグレーで塗ったことで、車両下部が引き締まった感じです。

 これ、HOゲージに見えますね(自画自賛)。

 十分、ディスプレーモデルとしても鑑賞に堪えうるものになった感じです(我田引水)。


 で、リバイバルトレイン「つばめ」を再現。


 

 客車が異様に小さいですが、これは遠近法のなせる業です。

 

 ということで、久々にプラモデルを作っている感じで、大変楽しめました。

 また、これが実際に走るというところが、Nゲージの更なる楽しさですね。


    

コメント
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