3日の土曜日、朝散歩をしていたら、アジサイが結構きれいだったので、(本当は、北杜市へドライブに行くつもりでしたが、朝出遅れたのと、どこかのバカが甲府あたりで事故って中央高速に渋滞が発生していたのであきらめて)
「あじさいまつり」をやっている、府中市郷土の森へ、久々に行ってみました。
ところが、5月27日(土)から開催しているというのに、まだ、ほとんど咲いていませんでした。
今年は、本当に開花が遅れているようです。
でも、何とか咲いているものを何枚か写真におさめました。
真っ盛りに来たら、豪華だったと思います。
で、もう一つの目的地、郷土の森に隣接してある、交通遊園に行ってみました。
ここには静態保存の機関車があるとの情報です。
ありました、定番のD51。
でも、本当のお目当ては、これ。EB10。
1927年(昭和2年)に2両製造された蓄電池機関車 AB10形を改造した貴重な電気機関車。
須賀線(東北本線の貨物支線)、王子 - 須賀間2.5km、および王子 - 下十条(現在の北王子)間1.2kmで使用するために製造されたそうで、途中に陸軍の火薬製造工場があったため、パンタグラフのスパークによる引火の危険性を考慮して蓄電池機関車を導入したそうです。
モーターが東芝でバッテリーが湯浅(ユアサ)だそうですから、超一流品ですね。まったく、東芝はどうなっちゃったんでしょうね。
結局、須賀線は1931年(昭和6年)には電化され、AB10形も電気機関車に改造されて、EB101と102に改番された1号機が展示されています。
この錆具合が何とも言えません。
ほかにも、京王バスや都電などが展示されていました。
夏のような日差しの中、結構楽しめました。