北杜市へドライブに出かけました。

 

　昨日、北杜市にドライブに出かけてきました。

　目的は、お約束の「犬塚 勉」さんの展覧会です。先週は中央高速がどこかのバカの事故渋滞の影響で出鼻をくじかれ、やむなく延期となったのですが、今回は問題なさそうなので、決行です。

　さすが土曜日、談合坂SAは満杯でした。

　

　お決まりのツバメの巣もありました。

　

　家を9時前に出たのですが、結局、現地、北杜市日野春の廃校に着いたのが11時半でした。

　八ヶ岳の山々が迎えてくれました。

　びっくりしたのが、前回の訪問とは様子が違って、なんと、駐車場の整理員（ボランティアさんだと思います）が出ていて、ひっきりなしに車の出入りがあったことです。

　会場は観覧者でごった返していました。

　

　

　テレビの威力（テレビ東京の「美の巨人たち」5月27日放送）は、おそろしいものです。

　前回来たときは、平日ということもあったのですが、観覧者は私1人で、犬塚勉さんの奥さんにお話を伺いながら、ゆっくりと鑑賞できたのが嘘のようです。

　犬塚さんの絵がメジャーになることは、ファンの一人としてはうれしいことなのですが。

　それに、テレビでやっていたので、物見遊山に来てみたというような、ミーちゃんハーちゃんではない感じの人がほとんどで、テレビで紹介された犬塚さんの絵に感動して、是非本物を見てみたいという、アーティスティックな興味で来場したんだなという雰囲気が来場者からつたわってよかったです。

　今回も、一番好きな「午後の林」という作品が展示されていたので、また、近くで穴のあくほど鑑賞させていただきました。

　あと、なんと、山梨ナンバーの同色のR1が駐車してあったので、勝手に並べて駐車して、記念撮影しました。

　シルバーのR1に出会うのは、本当にめずらしいことです。

　オーナーさんとは会えませんでした。

　さて、日野春小学校の周りには、ごはんを食べられそうなところがないので、１０キロほど離れた「ハイジの村」へ向かいます。

　

　ここ、あとで調べて分かったのですが、正式名称が「山梨県立フラワーセンター ハイジの村」。なんと県立です。

　どおりで、入場料が500円と格安です。

　更に、あの信玄餅で有名な桔梗屋が指定管理者として管理運営しているんです。

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　さっそく、ごはんと思ったのですが、メインのレストランは人が並んでいて、すぐには食べられそうもありませんでした。

　そこで、だいぶ離れた「ペーター館」の食堂に向かいます。

　セグウェイの体験乗車ができるようです。

　

　秘密のトンネルを抜けていきます。

　ここ、よくよく考えたら、外部から自由に入れるペーター館・クララ館（ドライブインみたいな温泉施設）につながっているので、逆に歩いてくれば園内フリーパスなんですよね（一応チェック用の小屋があるのですがこの日は誰もいませんでした）。

　さすが、県立で鷹揚です。

　

　やっと昼ご飯にありつけました。

　ここでも、県立だなぁと思ったのが、すべてセルフサービスで、ソースや醤油も各テーブルには置いてなくて、自分でかけてからもっていきます。
　味噌汁に至っては、インスタント味噌汁がはいった、お椀を渡され、自動給湯器で自分でお湯を注ぐんです。

　久々に大学の学食を思い出しました。

　　

　レストランからの眺めは最高で、生まれて初めて、風が草原を渡っていくのを見ました。まるでトトロのアニメのようでした。

ハイジの村の草原を渡る風

　食後、更に園内を散策します。

　バラがすごくたくさん植えてあって、生田のバラ園や神代植物園より規模が大きいのではないかと思える素晴らしいものでした。

　

　結婚式もできるようで、新郎新婦が乗るのであろう、ミニがおいてありました。

　

　2006年のオープン以後、結構苦戦してきたようですが、商業主義で俗化されたテーマパークと違い、嫌みのないいい施設だと思いました。

　帰りの中央高速も順調で、ストレスなく帰ることができました。