先日、「こつこつと、部品をそろえてきた、Fender 1954 Strato Caster レプリカですが、ここに、とうとう、完結!!」って言ったんですが、まだ、足らないものがあったんですね。
ハード ケース をもって、本当に完結となりました(のはず...)!!
実は、この間、Gibson Les Paul Studio を買ってしまったことについては、薀蓄を長々と語ってきたのですが、この、Les Paul は、純正のケースに収まっており、これがスリムな結構高級感あるケースなんです。
そうしたら、裸のままの、Fender 1954 Strato Caster が、シンデレラのママコいじめみたいで、可哀想になってきました(一応Fender 純正のツイード・ギグバッグには入れてあげているのですが)。
ということで、家の中が狭くなることはじゅうじゅう承知の上で、レプリカの更なる充実を目指しケースを物色することにしました(なんという義務感・責任感!!)。
で、1954 Strato Caster のオリジナルケースの歴史を探索。
初期(1953年半ばから1954年半ばにかけて)のFenderのケースは、Poodle Case という、フォーム・フィット・ケースに入って売られていました。
形がプードルのシルエットに似ているから、プードルケースかと思ったら、ワイン色の豪華な裏地がプードルの毛皮のような感じの潰れたベロアなので、この愛称つけられたとのことです。
で、どうせ無理とは分かっていても、オリジナルのプードルケースの販売状況を見てみると。
どっひゃー!! 567,731円だと~!! なら、Fender Custom Shop の ケース付の Strato 買うわ!!
レプリカでも、158,000円もします。
fenderが、周年記念の時に売り出す Strato に、プードルケースをつけることがあるのですが、Fender は、これを単体では売っていないようです。
ということで、Fender の純正はあきらめ、似たようなものを探すことに。
ありました。キョーリツ KC EFG 120
色も形もちょっと違うけど、十分雰囲気はでています。更になんといっても安い(販売価格(税込): 12,960 円)。
ということで、このあいだ、Les Paul Studio を買った、O茶の水S倉楽器さんに、ポイントがついていたので、これを使ってさっそくポチってしまいました。
おおっ!!
評判はあまり良くなかったけれど、ちゃんとした造りです。
残念ながら、中は黒です。
ばちっとおさまりました。
これしか入らないという、ぎっちぎちのオーダーメード感覚の造りです。
こうやってみると、Fender Japan ST-54 すごい、いい造りです。とくにその造りの良さは、Made IN USA の Les Paul Studio を買ってみて、更に実感しました(Gibson が悪いわけではなく、Fender Japan の造りの丁寧さがすごすぎるのです)。
ヘッドの上部もギリギリです。
この Strato を買うきっかけとなった、プラモデルと並べてみます。
あれっ、扉の開きが逆ですね。
でも、右利きの者としては、この方が断然取り出しやすいです。
ということで、これでレプリカコレクションも本当の打ち止めでしょう....?ね。