青森では、一般的に、火葬 → 通夜 → 告別式 の順に行われます。
また、母のように93歳となると友人が高齢でお知らせするのが申し訳ない場合もあったりで、弟夫婦に万事任せて、家族葬の形になりました。
父の場合と同じく、千一ちんだという葬祭店にお世話になりました。
今回、母は、ふるかわ葬想会館というところの安置室に6日間ほどおりました。
弟夫婦はマンション住まいで、また私はすぐには出かけられないためですが、安置室といったところもますます必要になってきそうです。
この葬想会館は、父の生まれた本家がかつてあった場所にあって、その巡りあわせに感慨深いものがあります。
父は11人兄弟の2番目、11人のうち5人が亡くなっています。
今回は、青森にいる父の兄弟や甥、姪が来てくれて、弟夫婦と私の息子たちも加えて、火葬の待ち時間はかなり賑やかなことになりました。
こういった場での津軽弁のやり取りは、関西よりも活発ではないかと思うほどです。
父の兄夫婦は早く亡くなったため、母は多くの兄弟の兄嫁の立場であったのにも関わらず、その役割はあまり果たしたと言えないのですが・・・・
親類が集まってみると、どこかしらに共通点があったりして、私の息子たちは津軽弁のやりとりがわからないものの興味深い機会であったようです。
その後、浄土真宗大谷派の青森・蓮心寺で通夜・告別式が行われました。
この3年間に父の葬儀、法要でお世話になっており、このお寺が身近な存在に思えてきます。
また、床暖房がありがたかったです。
父も母も遺影の写真は弟が選んだのですが、若過ぎず、衰えが目立たずのよい写真で、また青森の写真屋さんは技術が高いかも、と思ったりしました。