椿峰のまち

所沢・椿峰ニュータウンでのまちから見えてくるものをお伝えするブログです。

父の場合〔1〕

2016-07-06 01:07:12 | 高齢化社会
私の実家は青森市にあります。
だいぶ以前から前立腺ガンを患っていた私の父は、昨年の夏に余命1年との診断で急速に弱っていきました。
大正14年生まれで90歳を過ぎ、歩くことができて認知症の症状はでませんでした。

昭和2年生まれの母と2人暮らしで、母は年の割には元気にしていますが、ケアマネージャーさんや私の助言を聞かずにあれこれ実行してしまうところがあります。
2人とも階段が無理になって来たので、2階から1階の部屋に寝室を変えたときにも1部屋に1つのベッドにしたほうがよいといっても、1部屋に2つのベッドを入れ狭いところで寝起きすることになってしまいました。

その結果、今年の3月ごろから母はストレスが高じてモノ盗られ妄想が始まり、限界だから父を病院に入院させたいと言い出しました。
父に聞いたところ、家政婦さんに面倒を見てもらい自宅で死にたいとのこと。
母が高齢者施設に行けばよい、などと希望をいうのですが、母にはその気がありません。

かかりつけの先生に紹介状を書いていただき、近くの病院に付き添って出かけましたが、個室での入院は断られてしまいました。
父がそこなら考えてもよいという高齢者施設に見学に行き、契約をしました。
部屋と食事の提供があって、そこで介護保険でのヘルパーさんを依頼するという形でした。

弟に頼んで布団やテレビ、椅子、机、掃除機、バケツなども運びました。
いわば高齢者向け下宿のような感じです。


日程表です。









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