世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

時代を先取りする(?) たまり場

2010年11月18日 | 社会
これからの時代を象徴する 「たまり場」 を見た。



それは


ボクのいとこが経営するブティック。

                     




何の変哲もない普通の店だ。


立地も、


中心部の繁華街からほど遠い、


バス通りにある。


(まん前がバス停になっている立地の良さはある)



駐車場はない。







たまに訪ねる。



と、



必ずといっていいほど


おばあさん達がいる。



それも80代、90代のおばあさんだ。




しかも、店内ではなく、


奥の、いわばスタッフルームに我が物顔で座っている。

                      



それに、

テーブルの上には

お茶とお茶菓子。


お昼時だと、


オムスビとか、梅干とかが並ぶ。



まるで 「我が家の茶の間」 風景。

 



常連さんは曰く。


「ここは落ち着くのよねー」





経営者の、いとこのA子も


おしゃべり好きで、


何気ない会話の中でしっかりと商品を売り込む。

(もともとプロのシャンソン歌手だった)

                    





お洒落なおばあさん達が増えている。


それに元気だ。


引きこもってなんかいない。




「以前はデパートに行ってたけど、


広すぎるし、座るところも少なくて、

店員すぐ寄ってきて鬱陶しいし。


疲れるだけ。


その点、ここはいいわよ―」





店の一角には、


なぜかカラフルなブラジャーとショーツのセットが並んでいる。

                    


「みなさん、こんなの付けてるんですか?」



思わず聞いてしまった。

(そのあと、鳥肌がったった)




ちなみに、

ショッピングサイトは、ここ ↓。

http://store.shopping.yahoo.co.jp/charel/index.html


覗いて見て、


そして、買ってネ。






日本人の強み・売りとは何か

2010年09月20日 | 社会
国際競争力の低下に伴う、産業の空洞化、

学力の低下(大学ランキング下落)などなど


どれをとっても、日本人は自信喪失に陥っている。



内向き思考がその意識を加速させる。



日本人には立派なDNAがあることを忘れてはならない。


それは、一種の 「大和魂」 といえる

3つの「せい」だ。


『誠実』

『正確』

『清潔』



これは、どの国、どの民族より抜きん出ている。


そして、世界が認めている。

まだ今のところ、かろうじてだが。



「世界でただ一つ残す民族を選べと言われれば、

それは、日本民族だ」


と、誰だか忘れたが高名な外国人が言っている。




日本の優れた技術開発力は上の3つの 「せい」 おいて保たれてきた、

といっても過言ではない。




ところが、今、これを生かせないでいる。


その原因は何か。



「自信」、「勇気」、「チャレンジ精神」

の欠如、もしくは喪失だ。



だが、それを思い起こさせ、取り戻してくれる方法がある。



海外に出ることだ。


一歩、外に向かって踏み出すこと。


今や、飛ぶ鳥をも落としそうな新興国ですら、


「誠実」 「正確」 「清潔」 

を兼ね備えている国はどこにもないことが分かるだろう。


どこぞのにわか超大国(?)においては、

その一つとしてお持ちではない。(笑)



まだまだ捨てたものではない、

『ニッポン!』



飛び出せ、外へ!

裁判

2010年09月14日 | 社会
押尾学のケースを見ていても、

検察と弁護側の丁々発止のやり取りは傍観者としては面白い。



先日、〒不正事件で虚偽公文書作成の罪に問われた村木さんに無罪判決が出て、

大阪地検が痛烈な批判を浴びている。



たとえ自分に罪はなくても、

裁判はつらい。



ボクも経験あるから。


町から訴えられたんだから。


でっちあげてストーリーを作られた。



以前住んでいた、大分県の久住町での話。



「4対5,000」 という

ボクのノンフィクション短編小説 (未発表) に収めている。




全久住町民5,000人対家族4人の壮絶なる戦いのストーリー。


虚勢を張る、検察官あがりの辣腕(?)弁護士。

汗だくになりながら、嘘の証言をする町民たち。




ボクら家族は所詮よそものだったから、

誰も見方はいなかった。


町民すべてが敵だった。


しかも、原告が町 (役場=町長) だから、

相手の弁護士も検察上がりの大分県一の辣腕弁護士と言う振れ込みだった。


町が威信をかけて送り込んできたのだ。




片やボクの側の弁護士と言えば、


人当たりのいい若手の弁護士さん。


ナントモ頼りなく、情けなかった。



それでも

ボクは自ら、相手の弁護士と渡り合った。



オッと、


発端、経緯、結果については話が長く(long story)なってしまう。




ここでボクが言いたかったのは、


原告側の弁護士や検察の恫喝的態度のひどさだ。



ボクの場合、民事だから収監されることはなかったが、


まるで犯罪者扱い。


一応、被告だからね。




だからボクも町 (町長) を訴え返してやった。


原告になるだけで、気分よかったし。




その時、

ボクが強気だった訳。


「正義」 を貫いたからだった。



でっち上げストーリーに対する町のこじつけは、

それはそれはひどかった。


村木さんのケースと同じく、

相手は、ストーリーを作って

無理やりその俎上に威信をかけて乗っけにかかってくるから。




でも、チョー、面白かった、

今思えばだけど。

可笑しなことが多すぎない?

2010年09月13日 | 社会
しつこいようだけど、

転換社債の話の続き。



コメントしてきた人も、直接知らないんだけど、


チョッと不可解なんだよね。



だって、

社債発行会社 「フーズ(株)」の社債は買った訳でしょ。


チャンと債券を発行してくれたのであれば、それだけでは問題ないはずです。


2年物か、5年物だったから、その時にならないと換金できない訳だし。




問題は、それをすぐ3~5倍で買い取ると言ってきた会社なのだ。


ボクの場合は、「大和キャピタル」

この人の場合は、 「アイネット」 という会社で、



実在しないという。



そこが約束通り、買い取ってくれなくても社債権があるなら、

それだけでは詐欺罪は成立しないでしょう。



つまり、買い取り会社の「アイネット」 から騙されても、

今の段階で 「フーズ(株)」 を訴えることは出来ないわけです。




でもこの人は、訴訟を起こして裁判に出た、という。


いったい誰を相手に?


連絡もつかない、実在しない担当者や会社を訴えることは物理的に不可能でしょう。



しかも、見えない相手がわざわざ弁護士をつけてくる?



なんか、おかしい、と思わない?




何のために、ボクのブログにコメントしてきたのかな?


その後の返事もないし。



チョッと、不気味だネー。


緊急報告 転換社債詐欺の顛末

2010年09月12日 | 社会
あれだけこのブログで書きつづっていたのに、


ヤッパリ 「転換社債詐欺」 に引っ掛かってしまった人がいた。



その当人からボクのブログにこんなコメントをいただきました。


アイネットの塚本とやらにまんまと乗せられてフーズの社債買いました。
さっそく詐欺だというのが判明。
塚本とやらは、その後一切音信不通。
アイネットというのは実在しないことも判明。
それらがフーズとつるんでるってことが分かればいいんですが。
とにかく裁判起こしました。
相手は弁護士をつけてきました。
貧乏人のなけなしの金を食い物にするやつは許せない!けど、つるんでるって証拠が無いからくるしいです。




「さっそく詐欺だというのが判明」 ってあるけど、

そんなのお金振り込む前に怪しいってだいたい分かるでしょ、って言いたいヨ。


確かに、

ボクだって、2度、3度とと心は揺れたけど。


それはあくまでお金を振り込む前までの話。



それに、

「貧乏人のなけなしの金」 だったら、つぎ込む方がおかしい。



いくらつぎ込んだか知らないけど、


もしやるなら、

騙されてもいいと、捨てるつもりでやらないと。



裁判もつらいよネ。

なにより精神的負担が大きい。



相手はプロで、

巧妙に仕組まれた罠だったからね。



でもそれにしては、ボクに簡単に見破られてたネ。


だから、結構やりとりの過程で楽しめたけど。



決め手は、

社債発行会社の「フーズ」が振込先の銀行を変えてきたことだった。



しかも、手書き(汚い字)のFAXで知らせてきたしィ。


それから、携帯もコロコロ変える。

担当者が変わる、

急に条件変更してきたりして急がせる、などなど。



これらはすべて、「手口」 だね。




冷静に考えれば、おかしいことだらけだ。




マア、社会勉強のため高い授業料を払った

と思って割り切ったほうがいい、と思うヨ。




チビチビ、コツコツ、

これが一番。



前から言ってるじゃない。




人のため、世のため、

汗して働いて、


その報酬としてお金は戴くもの。



欲を出しちゃァ、イ・ケ・ナ・イ・ヨ。

投資家

2010年08月27日 | 社会
「山田と申します」


ありふれた名前を使うものだ。

想像していたより、声は若い。



「このたびはお世話になります」

と一応の挨拶を述べるとすかさず本題へ突入する。


「私は5つほど会社を経営してるんですが、

どうも小数点がきらいでして、3,5なんてやめて、4倍にしましょう」


なるほど結構な話だ。

それに本人(?)だけに話も早い。


「それはありがたいお言葉ですね」

ボクもいったん持ち上げておいて


「つい先ほど、充てていた資金で全部ドルを買っちゃいましてね。

社債を買いたくても、生憎今自由に動かせる資金が手元にないんですよ。


「すぐ、4倍で買い戻すんですよ」


「分かってます。どうでしょう、山田さん」



一呼吸して、こちらから提案を持ちかけた。


「私の口座に今すぐ200万振り込みませんか。

そしたら、すぐに社債を買いますから、あとは差額の600で済みますよ」



われながら、Good Ideaだ。

サア、どう出る山田さん。


返答を待つ。



「実は、以前にもそう言われて持ち逃げされたことがありましてね。


今、3件の訴訟を抱えてまして8000万損をしたんですよ。

それぞれ顧問弁護士を立てて対処させてるところなんですけどね」


「私が持ち逃げすると?」


「分かりませんが、

私にしてみりゃ、どうってことない金額ですけど、騙されるのは嫌ですからね」



「それはお互いさまですよ」


軽く受け流してボクは続けた。



「実は、娘がニューヨークに留学してまして、部屋を探してたんですよ。


そしたらちょうど、トランプタワーの一室に空きが出ましてね。

ご存知ですよね、5番街のトランプタワー。


スピルバーグが最上階のペントハウスに住んでるんですけど、

ちょうどその下の階の部屋が空いたそうなんです。


スリーベッドルーム、ツーバスルーム、30畳ほどのリビングルームとあまり広くないんですけど、


300万ドル(90円換算で2億7千万円)と格安で、

今日84円でドルを買いましたから、おかげで1800万円ほどは浮きました。


イヤー、娘のためとはいえ、ちょっと無理しましたよ。

こういうのを親バカってゆうんでしょうねー、ワハッハー」



  間





「こうしませんか?」


マニュアルを見たのだろう、

山田氏は気を取り直して再び口を開いた。


「今、半額の100万円を振り込みます。

あとの半分を何とか都合付けて200万で社債を買っていただけませんか?」



なるほど、そうきたか。


差額の100万円を稼ごうという算段に出たらしい。



「じゃあ、その100万円で社債を買いましょう」


「それは困りますね。あくまでも半分です」




投資家(?)らしからぬミミッチイ話だ。


「じゃあ、とにかく100万円私の口座に振り込んでください」


どうせ口先だけだと思いながらも勝負に出た。



「チョッと、今秘書から連絡がはいってるんで、ちょっと待ってください」


そう言うと、「また明日電話します」、という言葉を残して電話は切れた。



相手は明らかに逃げ腰だ。

美味しい話 その後の経過

2010年08月25日 | 社会
転換社債発行会社の「フーズ株式会社」には

20口、200万円で購入する旨を臭わしておいた。



当然、担当者(工藤と名乗る)から具体的購入(入金)の日にちや、

社債券発行日などの連絡の電話がかかってきた。



不審に思ったのは、

振込先口座が変わったという知らせだった。


それでは新しい口座名を、メールかFAXで送ってほしいというと、

相手は、一瞬躊躇した。(なぜか?)



上に相談してと言って、


その後、やっとFAXで新しい口座名を送ってきた。


ところがそれが、マジックで手書きしたもので、

通常の会社としてのFAXフォームにはなっていなかったのだ。



さらに、違う担当者(兵頭と名乗る)からの確認の電話が入ったので、

所属部署を聞くと、少しうろたえた後、


「営業」とか、「経理」とかの答えでなく

「社債を担当する部署です」、と答えた。



これも一般の会社としては、なってない(あり得ない)返答だ。



転換社債を3,5倍で買い取るという

大和キャピタルの話を問いただすと、

「普通の会社みたいです」との返答。


いまいち、奥歯に物が挟まったような言い方だった。



詐欺というのは、ところどころで違和感を感じさせるものだ。


騙される者は、後で振り返って、

そういえばあれがおかしかった、などと思い当たる節が出てくるのだろうが、

それでは後の祭りというものだ。




先週、約束の振り込日になって、会社側から確認の電話が入った。


ボクは、今は資金繰りがつかないので、と言って断った。


その後、大和キャピタルからの連絡もなくなった。


ヤット諦めたのだろう。



そして

やっぱり両社はつるんでいたのだ、と確信した矢先だった。



昨日、その「大和キャピタル」の高木氏から電話が入った。


「そちらへ現金を持って、弁護士とお伺いする飛行機の手配をしましたが

社債は購入されましたか?」と。

会社へ電話 3

2010年08月15日 | 社会
ほどなくして大和キャピタルの高山氏から返事の電話がかかってきた。

「スケデュールの関係でそちらに行けるのは月末になりそうです」


チョッと日にちが空きすぎだ。



弁護士の予定が取れなくて、と理由を述べる。


何故弁護士と一緒に?



債権譲渡の一筆を書いていただかにといけませんので、その立ち会いに、

ともっともらしい説明だ。




振り込ませて、時間を稼ごうというのだろうか。




再び、転換社債発行会社の「フーヅ(株)」へ電話を入れた。


そしてその旨を説明する。



担当者の工藤氏は、「さあ」、という返事。


その上で、調べてみましょうということになった。



現在その返事待ちだ。





双方がグルになって話を持ちかけている可能性は十分考えられる。


さて、どういう展開になっていくのか?

会社へ電話 2

2010年08月14日 | 社会
「あと何口残ってますか?」

「50口です」


一口10万円だから、〆て500万円だ。


500万円以上の転換社債だと、4倍で買い取ると

件(くだん)の「大和キャピタル」は言っていた。


そうすると、2,000万円になる訳だ。


などと思わず涎(よだれ)を拭きながら皮算用をする。



「購入した社債券の発行はいつになりますか?」


「毎週金曜日に発行しております。

ですから木曜日の午後3時までに入金の確認が取れますと、翌日には発送いたします」


フーヅ(株)の工藤と名乗る担当者が答える。





返す刀でその大和キャピタルの高山氏に電話をしてその旨伝える。


そしてさらに具体的に聞いた。

「20口、200万円分社債を購入するとして、

いつ、700万円は支払ってもらえるのですか?」


「社債券がお手元に届き次第お持ちいたします」


「振込みとかじゃなくて?」


「はい、実際、社債券を確かめてからでないとお支払いできませんので、

現金をご自宅までお持ちいたします」


なるほど。



「先方は、金曜日に発送するといってますので、次の週には持ってこれますか?」


「日程を調整してみます」

高山氏はそういうと電話をいったん切った。



会社へ電話

2010年08月13日 | 社会
直接、社債発行会社へ問い合わせることにした。


フーヅ株式会社から送られてきた封筒には、

社債購入の申込書とともに立派なパンフレットと担当主任の名詞が入っている。



会社のうたい文句は、

「日本で2社しかない”EPA”制度により介護士を日本に入れた実績がある会社」

とある。

さらに、

※ EPAとは、日本の国策として海外(フィリピン、インドネシア)より介護士の研修生を受け入れ、不足する介護士として育成する制度、という説明がついている。

事業展開としては、

外国人の介護士が日本で効率的に介護活動をするために開発したシステムを日本人の介護現場にも導入する事を目的とし、介護現場の効率化を目指す、

としている。


なんか、分かったような分からんような、持って回った言い方だ。


立派なパンフレットを用意しているが、

その割に、サイト上のホームページはシンプルでお粗末な感がする。


さて、信用できる会社なのか?



だいたいこの手の話には外国の話題が絡むことが多い。


つい最近の、強面(こわもて)元国会議員(ハマコー)の

「モンゴル金山」 の話がある。


フィリピンでのエビの養殖とか、

アフリカの金山もあったナー。

より突っ込んだ話

2010年08月12日 | 社会
「どうしてここに電話を?」

その高山と名乗る男に聞いた。


「以前株式のお取引のある方にお電話させていただいております。

その中で、熊本の方にこの転換社債の案内が配られておりますので」


「どうして、熊本?」

「フーヅ(株)の役員の方に熊本出身の方がおられまして…」


なんだか分かったような、分からないような理由だ。



「電話を携帯からおかけですが、大和キャピタルの会社の電話番号は何番ですか?」

03-5976-3892 と彼は答えた。


「住所は東京のどちらですか?」


港区です、と言ってそれ以上は言えないという。


ますます怪しい。


「何故、高値で買い取りを?」


「フーヅさんが株式を発行されますと、確実に5~6倍に跳ね上がることが分かっておりますので。 
ただ、まだ先の話ですので、今ですと3,5倍で買い取らせていただきます」


「じゃあ、20口、200万円で購入すれば、

700万円で買い取ってくれるのですね」


「はい、そうです」

「それは、いつ、どういう形で買い取るのですか?」


「社債が発行されましたら、その証券と引き換えに現金でお持ちいたします」


マジかよ、と不覚にもニンマリする。


こうして、人はドツボに嵌(はま)っていくのだ。



※ 同様の情報お持ちの方はシェアしませんか。

おいしい話

2010年08月11日 | 社会
時々、うまい話が転がり込む。


今回は、

転換社債詐欺だ。


いや、

まだ詐欺と決まったわけではないが、

どうもそういう予感がする。



今、進行中の話なので、実況してリアルに書いていこうと思う。



数日前、

「大和キャピタル」 の高山と名乗る男から電話がかかってきた。


「WHOS(フーズ)株式会社というところから転換社債の申込書が届いてませんか?」

そして、届いていればその権利を譲ってほしいというのだ。


全国で限定49名様のみにしか行っていないので、

欲しいといって探していらっしゃる方がいらっしゃいます。


3,5倍の値段で買い取ります、という。


100万でその転換社債を買えば、350万になるという話だ。


ウーン、これは美味スいィそ~!


ガムバッテ買っちゃお―かナ~ァ!?



※ 同じような経験をお持ちの方、

情報を共有しましょう。

朗読  ~自分にできること~

2010年08月10日 | 社会
根っからの、サユリストなのだ。


もちろん国生小百合じゃなく、吉永小百合。


彼女の朗読を聞いた。


涙した。



彼女は、広島や長崎の原爆にまつわる詩をこの25年間読み続けている。


広島の原爆ドーム内での映画の撮影を機に、

自分にできることは何かを問うてきたそうだ。



そして出した結論が、


自分は俳優だから、詩を朗読することならできる

ということだった。



子供の名前を呼ぶだけの詩がある。


「○○よ~」

と、名前だけが10回ほど書いてあるだけだ。



しかし、彼女の言葉に乗せれば、

一回一回が間と抑揚を変えることで、

魂が入ったように説得力を持って聞こえる。




何かを感じたとき、

アー、自分には何ができるだろうか、

そう問いかけてみる必要があるだろう。



そして、どんな小さなことでもいい、

どんな些細なことでもいい、



必ずできる何かが分かるはずだ。


そして、それが分かれば、


あとは、人知れず、ただ黙々と続けることだろう。



人知れず、涙する人がいるかもしれない。




【補足】

「ハチドリのひとしずく」

The forest was on fire.
All of the animals, insects, and birds in the forest rushed to escape.
But there was one little hummingbird named Kurikindi, or Golden Bird,
who stayed behind.
This little bird went back and forth between water and fire, dropping
a single drop of water from its beak onto the fire below.
When the animals saw this, they began to laugh at Kurikindi.
"Why are you doing that?" they asked.
And Kurikindi replied,
"I am only doing what I can do."

森が火事にみまわれました。
動物や虫や鳥たちは皆、森の中へ急いで逃げていきました。
だけど、一羽のはちどりだけが留まっていました。
名前をクーリーキンディとかゴールデンバードといいます。
彼は火と水の間を行ったり来たりして、眼下の火に向かってひとしずくの水をくちばしから落としていました。
それを見ていた動物たちは、クーリーキンディを笑い始めた。
そして、
「なんて無駄なことしてるんだい?」
と彼らは尋ねました。
すると、クーリーキンディは答えました

「自分にできることをしているだけさ」と。


キャンピングカー

2010年08月09日 | 社会
久しぶりに、キャンピングカーでお客さんがやってきた。


このところ、

チョットしたキャンピングカー ブームだそうだ。




20年ほど前、オートキャンプブームに伴い、

最初のキャンピングカー・ブームがあった。



ボクも、キャンピング・トレーラーを牽引して

子どもたちを連れてよく走り回ったものだ。



同時に、カナダ、アメリカ、ニュージーランドの

オートキャンプ場を訪れ、

日本に帰って、九州で最初のフル装備のキャンピングカー専用の

オートキャンプ場を敷地の一角に作った。



一区画、8,000円だったが、

全国からキャンピングカーが集まり、

シーズンは連日満杯状態だった。

(大儲けしたよ - 冗談だけど)



敷地内には、

乗馬、テニス、プール、ミニゴルフ、オフロードコース、釣り堀、天文台などが一所で楽しめる施設を擁していた。

もちろん、温泉であり、露天風呂(樽風呂)を備えていた。



そもそも泊まって遊べるゲストランチ(観光牧場)でありながら、

一大アミューズメントパークだったのだ。



しかも実は、それらはすべて自分と子どものために作ったものだ。






だが、時は流れ、失われた10年に突入と同時に、

キャンピングカー姿もほとんど見なくなってしまった。



それがここへ来て、復活してきたという。




だが、どうも様子が違う。

当時は、オートキャンプ場に乗りつけるキャンピングカーは、

ある種ステイタスだった。



電源や水道、排水といった設備の整ったリゾートで、

ゆったりと優雅に自然を満喫しながら過ごす姿が一般的だったのだ。



ところがどうだ、

今のキャンピングカー・キャンパーの状況はというと。



売れ筋は、軽キャンといわれる、

軽自動車の改造型が主流らしい。

(それでも3百万円位するけど)


しかも泊まるところは、

道の駅やサービスエリアときた。


食事は、コンビニ弁当を車内で…。


はっきり言って、そこにかつての優雅さはない。

節約、の一言に尽きる。




それでも、出かけようとする意欲、

アウトドアー志向(?)には敬意を表したい。



と、カッコつけてみたものの、

おかげで、うちは上がったりだよ。(涙关)

クローズ

2010年07月31日 | 社会
行きつけの居酒屋が閉店した。


開業から2年、あまりに短い幕引きだ。


居酒屋のオヤジとの付き合いは、10年以上になる。

その間、2つの店を潰したことになる。


最初は、チョッと町はずれに店を構え、6~7年頑張った。

しかし、町中でないと客が来ないと、

ボクの反対を押し切って再オープンさせた店だった。



何となく行く末は見えていた。



一緒に店を切り盛りしていたパートナーが、

癌に倒れたことも大きく影響したことは否めない。




事業を始めることは、まだ容易(たやす)い。


難しいのは、

続けることだ。



何事も。