世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

クローズ

2010年07月31日 | 社会
行きつけの居酒屋が閉店した。


開業から2年、あまりに短い幕引きだ。


居酒屋のオヤジとの付き合いは、10年以上になる。

その間、2つの店を潰したことになる。


最初は、チョッと町はずれに店を構え、6~7年頑張った。

しかし、町中でないと客が来ないと、

ボクの反対を押し切って再オープンさせた店だった。



何となく行く末は見えていた。



一緒に店を切り盛りしていたパートナーが、

癌に倒れたことも大きく影響したことは否めない。




事業を始めることは、まだ容易(たやす)い。


難しいのは、

続けることだ。



何事も。

コラボ

2010年07月30日 | 
                            絵画展&コンサートホール



久々に、少し埃をかぶったギターを引っ張り出して弾いてみた。


弦を抑える指先が、食い込んで痛い。



ボクのオリジナル曲を、ピアノで伴奏をつけてもらうべく打ち合わせをした。

そのためには、コードだけでなく譜面を起こさなければならない。



ナンチャッテ・シンガーソング(100円)ライターであるボクのオリジナルソング、


『 Long Distance Love ~きみに逢いたくて~ 』

は、YOUTUBE リリースされてるよ。

(http://www.youtube.com./asaykaji でみれます) 



ピアノとのコラボ・セッションは初めてだから、とっても楽しみだ。




ところで、今回の依頼は、

3人の方の絵画展における、エキストラ・イヴェントという位置づけになる。


日時と場所は、以下の通り。


テーマ; 『各駅停車で行こう!』

絵画の展示 8月16日~28日

8月25日(水)13時~15時

田中大介さん(ピアノ)とかじえいせいさん(ギター)の演奏会もあり


井上あや様
(日女性展・二科展・国展・美浜美術展・ガレリア・レノイ大賞展・「風の美術展」トリエンナーレまくらざき・雪梁舎フィレンツェ賞など、受賞・入選。文徳高校英語講師)

田中大介様
(約15年絵の世界を独自に探求。Tシャツコンクール・カレンダーコンクール入賞・入選。自由に動物などの絵を描く)

眞邊由美子様
(小学校2年生の頃より油絵を勉強。小・中学校と日展で入賞。現在は自由気ままに描いている)

かじえいせい様
(Dreamin Country・in Aso)



場所; ドゥ・アートスペース (香梅光の森店内)

    熊本県菊池郡菊陽町光の森5丁目23-11

    Tel; 096-233-5081



時間作って、ぜひ来てくださいネ。

打ち合わせ

2010年07月29日 | 人生
コンサートの打ち合わせに行ってきた。


実は、先日オファーを受けたのだ。


ミュージシャンとしての。

エッ?

ミュージシャン?


そう。



マー、堅い話はよしましょう。


一応、ということで。




ボクには、一応という肩書がたくさんある。


一応 「商社マン」

一応 「カウボーイ」

一応 「ログビルダー」

一応 「ライター」 (使い捨てライター?)

(一応をナンチャッテに置き換えてもいい)



ボクの名刺には、今 「タビスト (ジャーニィスト)」 とある。



そうそう、最近では、

外国で 「ボンサイ師 (Bonsaist)」 というのも使った。


さすがにその時は、詐欺師と罵(ののし)られたけどネ(笑)。



言ってみれば

ボクの 一応(ナンチャッテ) 「ミュージシャン」 もその延長線上にある。



時と場合によってテキトーに肩書を使い分ける。



いろんな顔を持って演じる人生は面白いし、なにより楽スィ。



マァ、周りはいたって迷惑だろうけど。

それだけに今まで嘲笑を買うこと数知れず。


だけど、

罪のない(?)無邪気な(?)悪戯(いたずら)と取っていただければありがたい、

などと、本人はいたって呑気というか厚顔無恥なのだろう(まるで人ごと)。


元来 「阿波踊り精神」 なのだ。(注釈参照)




ボクには何の取り柄も、資格もない。



だからこそ 

四角四面の生き方はやめて、

資格御免で生きたい。



(注釈)

♪踊る阿呆に見る阿呆。

同じ阿呆なら、踊らにゃソンソン♪


(人生を楽しむ極意)

コミュニケーション教育

2010年07月28日 | 教育
一般的に今の人は、

コミュニケーション能力が不足しているといわれる。



人と人の関わりが希薄化していてるとも。


やはり、インターネットや携帯の普及が影響しているのだろうか。



劇作家で演出家である平田オリザ氏の講演会に行った。


「コミュニケーション教育に役立つ演劇ワークショップ」

という演題だ。



ボクは、かねがね小学校での活動の中で

英会話に演劇を取り入れたいと思っていた。



シュミレーションして、自分の意思を動きや体で表すことで、

よりスムーズに表現できると思ったからだ。


演劇的表現という。


「英会話ドラマ作り」 もその一環だ。



彼は、それを 「表現教育」 とよんだ。


国際化に伴い、

「Global communication skill」 をつけて

多様性の上に立った、多文化共生の考え方を身につける必要性も説く。



均質性を求めるあまり、ややもすれば鎖国化、孤立化する日本を救うのは、

自分の強みや売りを見極め、アイデアを振り絞り

「文化の自己決定能力」 を身につけることだ、と。



そのためには、科目という垣根を取り払い、

本物に触れさせることで、

総合的知恵をつけさせる教育が必要だ、という。





参加者には、学校の先生が多かったようだが、

意外な人との出会いもあった。



ニューヨークに留学し(現在一時帰国中) 演劇を勉強して、

日本で「英語劇」活動をしている人たちだ。



意外と身近にいるものだと思った。


また活動の輪が広がる。




行方不明?

2010年07月27日 | 人生
「赤岩さんのご家族の方ですか?」

ボクは直接質問には答えず、

電話をかけてきた男に訝しげに聞いた。


「いえ、そうじゃないんですけど」


じゃあ、なんなんだ。

怪しい。



「赤岩さんとはどういうご関係の方ですか?」

まだ、彼女がここにいるかいないかを答えずに、

こちらから質問を浴びせた。



男女関係のもつれか?

はたまた金銭トラブルか?


相手は、ヤクザなのか?



電話の相手は、中高年らしい落ち着いた低い声で、

ただの知り合いだ、とだけ答えた。



ますますもって怪しい。



「戸籍がお婆さんのとこへ届いたので赤岩さんに知らせようと思って」


男はなんだか訳の分からない理由を述べる。



「あなたは、どうしてここに電話を?」

ボクはたたみかけて聞いた。


「お宅に行くと連絡があったので」

「赤岩さんからですか? いつ連絡はありましたか」


なんだか刑事になった気分だ。


「昨日だったかな、イヤ一昨日(おととい)です」


ビンゴ!

ここにはじめて彼女が電話をかけてきた日だ。


「一昨日の何時ごろですか?」


「何時ごろといわれても、

エート、たしか、夕方5時ごろだったかな~」



彼女は、その時間までは確実にうちに来るつもりだったのだ。


ボクは、ここでやっと、男に経緯(いきさつ)を説明した。


「おばあさんがいらっしゃるのですね。

どうしてそこにいかなかったのですか?」


「住民票がまだ届いてなかったものですから」


意味不明。



男の連絡先を聞いて、

どちらかに彼女から連絡が入ったら、お互いに知らせることにした。



そして、いまだ、音信不通のままだ。

捜索願?

2010年07月26日 | 人生
明くる日になっても、その女からは何の連絡も来ない。


無責任な奴だ、

非常識な女だ、

と思ったが、どうも気になる。


万が一ということも考えられる。


かかってきた携帯番号にかけてみた。

女性が出た。

「赤岩美佐さんですか?」

「いえ違いますけど」


事情を話すと、

彼女に電話を貸したものだという。

しかも、知り合いでもないという。


「あれからお宅に行くと言ってましたよ。行っていないんですか?」


話の辻褄は合ったが、それ以上どうすることもできなかった。


もう忘れることにしよう。





ところが、


その次の日、電話がかかってきた


「そちらに赤岩美佐というものがいませんか?」

男の声だった。



警察なのか、それとも・・・?


スッポカシ?

2010年07月25日 | 人生
今まで、逮捕された犯罪者が二人、

夜逃げ、持ち逃げが二組いた。


以前、うちにいたスタッフや居候の話。




ときとして、うちのような施設は一種の駆け込み寺になりうる。


何らかの怪しい事情があるにせよ、受け入れざるを得ない。



いわくありげな人物でも、

こちらが真摯に対応すれば分かってもらえるという期待もある。




ボクは、彼女の言葉を信じて、

要件も途中で切り上げ、早目に帰った。


車の中で待っているかもしれないと思ったからだ。



だが、帰ってみると、誰もいなかった。

そして、

予定の時間になっても、彼女は現れなかった。


連絡もない。



ボクはにわかに心配になった。

だが、

どこかほかに受け入れてくれるところが見つかったのかもしれない、とも思った。


いや、

そう思うことにした。



正直、ホッとした。

また厄介者を背負込むことになりかねない、と思ったからだ。

一本の電話から

2010年07月24日 | 人生
ちょうど出かけようとしている、お昼前だった。


電話が鳴った。


受話器を取ると、女性の不安げな声が。

「あのー、住み込みの従業員は募集してませんか」


宿を経営していると、いろんな事情を抱えた人がやってくる。


以前は、居候と呼ばれる人が入れ替わり立ち替わりで常時数人いたこともあった。


夏になると、よくそういう人からの問い合わせがきた。


今回もその口かと思った。


だが、少し様子が違った。


ボクの訝(いぶか)しさを察したのか、

彼女は、自分のほうから事情らしきことを話し出した。


「岡山に住んでいたんですけど、

もともと熊本出身で、帰ってきたんですけど

当てにしていたところに住めなくなって・・・」


「いつからご希望ですか?」

「今日から・・・」


焦燥感が感じられた。

通常は、履歴書を持ってきてもらって、面接をして、となるのだが。


「今日は今から出かけなければならないので、明日ならいますけど」

「今日、寝るとところがなくて。

実は、犬が一緒なんです。柴犬が2匹」


今日から犬も一緒に住める所でないと、と懇願気味に言う。



ボクは、困ったなーと思いつつ

何とかしてやらなければと、のっぴきならないものを感じていた。



「今夜9時ごろまでには帰りますけど」

「それまで家の前で待たせてもらってよろしいでしょうか」

「かまいませんけど」


彼女は、赤岩美佐と名乗った。

連絡先を聞くと、

かけてきた携帯は、借りたもので、自分は持っていないという。


不安を抱きながら、ボクは出かけた。

商談成立?

2010年07月23日 | 仕事
ベトナムコーヒーの買い手がついた。


生豆で、60キロ。



焙煎コーヒー専門店からのオファーだ。

先日届けた生豆でのサンプルにOKが出た。




しかーし、


手放しで喜べるほど、現実はそう甘くはない。



先方が提案してきた値段が実に厳しい。


正直、利幅がないどころか、

輸送費で赤字になりそうな価格。



そんで、ベトナム側と交渉中。




ここは考えどころだ。



まずは、赤字覚悟で、

実績を作ることが優先されるべきだろうか。



ベトナムコーヒーの味には自信がある。


飲めば、分かる。




それにもう一つ。


ベトナム進出の重要な足がかりになる。



ウーン、

商社マン魂が、騒ぐぅ。

葛藤

2010年07月22日 | 苦境
ときどき、

フーッと頭を過ることがある。


「こんなことをして何になるのか」 と。

「何のためにこんなことをしているのだろうか」 と。

「いったい何の意味があるのだろうか」 と。


いつまでたっても、成果が上がらない。

いつまでたっても、結果が出ない。



いい加減、嫌になる。

投げ出したくなる。

何もかもが嫌になる。




だけど、

一方で、こんな声もする。


「いや、どこかで誰かの役に立っているよ」

「きっといい結果に結び付くよ」

「諦めてはいけない!」 などなど。




何が自分をこうさせるのか?

何がオレをこうまで駆り立てるのか?

自分をここまで奮い立たせるものは、一体何なのだろうか?



使命感?


そんな大それたもんじゃナイ。



単なる、カッコつけ?

自己満足?

自己顕示?




なんか、恋愛感情に似てない?


ア、そうか、


恋してるんだ。



恋してるうちが、華。

冷めたら、終わり。




熱く、緩く

2010年07月21日 | 人生
人生、

熱くて緩(ゆる)い生き方がちょうどいい。



実際は、

クール(冷たく)で、頑なな生き方をしている人がどんなに多いことか。



志のある人は、熱い。

いわゆる、情熱があるから熱く感じる。


触るとやけどしそうだ。



それでいて、

融通がきくのがいい。


頭が柔らかく、柔軟性がある。


応用力というか、

どんな局面にも対応できる、適応力を備えている。



それだけに、力量があるのだ。

肝っ玉が据わっているというか。



動じないが柔軟性がある。

孤高でいて、かつ包容力がある。



海のように深く、空のように高く、それでいて広い。



そんな人間になりたい。

そんな人生を送りたい。

命日

2010年07月20日 | 人生
今日、7月20日はオヤジの九回忌の命日に当たる。


ちょうど梅雨が明けたその日も、うだるように暑かった。。



オヤジは、炎天下の通りを歩いていて、突然倒れた。


通りがかりの人が救急車を呼んでくれて病院へ搬送された。



その後ボクのもとへ連絡が入った。

駆けつけた時は、オヤジの意識はなかった。



そして、明くる日、

何も言わずに帰らぬ人となった。


脳梗塞だった。

享年76歳。



それから、少し落ち着いたのち、思った。


オヤジの人生はどうだったのだろうか?


オヤジは幸せだったのだろうか?



それを語るもの、証明するものは残されていなかった。


それが口惜しかった。





オヤジは何を考え、どう生きたのか。

そして何より幸せだったのだろうか。



自分の三人の子供たちには伝えておこうと、思った。

オヤジの生き様を。



こうしてボクのブログはスタートした。

それから4年目になる。



そして、今日も取りとめのないことを書き綴る。

出版に向けて始動

2010年07月19日 | 
企画書を作成した。


今や、出版業界は何処も厳しく、

企画出版(出版社が全額負担し、印税がもらえる)してもらえるのは非常に難しい状態だ。



リスクを恐れ、

最初から、一万部以上売れる見込みのあるものしか手をつけようとしない。


2~3万部も売れれば、すぐにベストセラーになる。


ちなみに、ボクの書いた

「地球はわが家の教室 ~400日間子育て世界一周~」 (くもん出版)

は、初版 5,000部で完売した。

もちろん、公文が子育て教育書として企画出版してくれたもの。

印税イッパイ(?)もらったし。

重版はしてもらえなかったけど、善戦したほうだよ。

(旅行書として出せばもっと売れたかも。でもぜいたくは言えないネ)




勢い、、出版社は有名人に頼ってしまう。



今や、無名の人間が、完全に企画出版できるチャンスは極めて少ない。



特に、小説の分野においては、状況はさらに厳しい。


ご存知のように、

芥川賞や直木賞を取った作家の小説も、今や鳴かず飛ばずだ。




そういった中で

まだ、可能性を残すのが、

ビジネス書 (実用書) の類だ。



先の見えない混沌とした時代。

多くの人が、生き方を模索している。



本やセミナー巡りばかりで、

頭でっかちな 「自己啓発」 オタクも増殖中らしい。




そこで、小説から方向転換して

その類で攻めてみようと考えた。



題して、


「自由で豊かな人生の見つけ方」


サブタイトルは、


~好きなことをしながら、これからの時代を楽しく幸せに生き抜く方法~



もちろん、ボクにとって

好きなことは、「旅」 である。



かくして企画書が出来上がった。


あとは行動に移すのみ。



さて・・・

出版にこぎつけることは出来るのか?