世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ブティックでお買いもの (英会話ドラマ)

2010年11月30日 | 英語
今年最後の 「英会話ドラマ」 のロケを行った。



そのテーマが、


「ブティックでのショッピング」 だ。



3タイプ、同じ場面をキャストを変えて撮った。



そのうちの一つをYOUTUBEにアップしたので見てください。


English Drama "Shopping at boutique"





英会話は現場に行って習得する



これがボクのモットーだ。





最良の現場は、外国だが、



行かなくても、体感することができる。




英会話は、体で覚える



これも、モットーの一つ。



ドラマ作りは、そのための手段。



モティベーション作りにも役立つ。






言葉は、仕草についてくる。


動きに応じて、言葉が発せられる。




うつむいて、

「サア、頑張るぞ!」 って明るく言えない。



上を見上げれば、悲しい気持ちが和らぐ。





英語が喋れれば、



一気に世界が広がる。




閉塞感漂う日本に閉じこもって生きるか、


可能性を秘めた世界を舞台に飛び回るか。




言葉かかわれば、


考え方が変わる。



行動が変わる。



そして、


人生が大きく変わってくる。



Think about it!




さて、

これで今年の 「英会話ドラマ」 制作活動は終了した。



来年は、3月から再開する予定。



その間、


いよいよDVD制作に取り掛かろうと思っている。



そして、商品化に向けて動き出す。




それから、


アメリカへの 「English Tourism」 の実施や


「English Cafe」 のオープンなど



企画が盛りだくさんだ。




仲間を募集中です。



気になった方は、

お気軽にご連絡ください。



090-2078-4971

dreamincountry@gmail.com



いずれも かじ まで。



ナンパ 2

2010年11月29日 | 人生
「いつからここで働いてるの?」


「4か月前からです」


「そう」



「○○さんって言うんだ」



エプロンについていたネームタグを見てボクは言った。


「はい」



素直だ。




彼女は何回もテーブルの同じところを拭きながら


ボクの前を去ろうとしない。




相変わらず可愛らしい笑みを保ったままだ。






「今日は何時まで?」



思いきって聞いてみた。



「ホントは3時までなんですけど…」



ボクは店の壁にかけてある時計を見た。


時計の針はすでに3時半になっている。




「終わったらお茶でもどうですか?」



意識的に軽い感じを匂わせてサラーっと聞いてみた。




彼女はチョッと間をおくと、


意外な返事を返してきた。








「子供がいるんです」



笑みは照れ笑いに代わっていた。



「お迎えに行かなきゃいけないし…」



「あァ、そうなんだ」



正直、チョッと、引いた。




シングルマザーなんだろうか。


左手の薬指には指輪はない。




「旦那さんは?」


どうでもいいと思いながら


想いとは別に口を突いて言葉が出た。



「一応・・・」



困り顔になった。



これもまた、いい。




彼女はボクに視線を残しながら店の奥に消えて行った。




ボクはレジで代金を払った。



店を出る時、


彼女とまた目があった。



何かを言いたげな表情だった。




が、

ボクはそのままドアーを開けて外へ出た。




車に乗り込みながら


近いうちにまた


同じ時間帯に来てみようと思った。




縁があればきっとまた会えるだろうし、


その時何かが起きるかもしれない。




勝手な想像を膨らましながら

アクセルを踏み込んだ。

ナンパ

2010年11月28日 | 人生
ラーメン屋でのこと。



たま―に行くチェーン店だ。



まずくはないが、

どちらかといえば安さが取り柄といった店。





この日は、


珍しく中途半端な時間帯に行った。



3時頃だった。


お昼がまだだったので夕食まで待てなかったのだ。





いつものように、いつものラーメンを注文する。



だが、


いつもと違ったのは


注文をとりに来た店員が



かわいい女の子だったことだ。




この店には

正直言ってふさわしい子ではなかった。





顔に2~3か所ほくろがあって


華奢な宮沢理恵風だった。





そして、


これまたこの店には似つかわしくない


笑顔をボクに投げかけてきた。





にっこりと笑った彼女の笑顔にまず魅かれた。



だからといって、


どうする訳でもない。


ただ単に、


愛想のいいかわいい子だな、と思っただけだった。





だが、


食べ終わる頃に意外な展開を見せた。




隣の席の空いた器を下げに、


ボクのテーブルを通るときに、



彼女はボクに笑いかけたのだ。



それも


一瞬とかでなく


しばらく目を離さずにこやかに笑っている。




「何か?」


ボクは、思わず問いかけた。



「いえ」


彼女は短く答えただけだった。


「この店にはたまに来るんですけど

始めでですよね、あなたと会うのは・・・」



「平日の早番だけですから」


そういえば、


ここへ来るのはほとんど夕方か夜だった。

オール電化な生活

2010年11月27日 | 生活
もう6~7年前から


自宅も事務所もオール電化にしている。




ガスや灯油がいらない。



助かるのは、暖房だ。



蓄熱暖房機を使っている。




安い深夜電力で蓄熱させ、


日中は放熱させるだけ。

(電気は使わない)




おかげで部屋の中は、一日中ポカポカだ。





一方

アナログな生活も楽しめる。



オール電化とともに

焚火な生活。



冷える日は暖炉を焚く。




そして、ときにはキャンドルな生活。




今でこそ日本ではほとんどなくなったが


発展途上国に行くと、


頻繁に停電が起きる。




キャンドルは必需品で欠かせない。


そして

時には電気のない生活もいいものだと気づくことになる。





変幻自在に揺らめく炎をを見ていると


いろんなイマジネーションが膨らむ。






こうしていると

リラックスして集中できている脳波の状態(α波)を作り出し、

脳をクリエイティブにするらしい。




ハイテクとローテクのコントラストが

生活の中に何ともいえない潤いをもたらす。





疲れた体をベッドに横たえ


トップライト(天窓)から降り注ぐ月明かりや星に


キャノピー(天蓋)を透かして晒(さら)すのも


この季節のうれしい贈り物だろう。





何もかもが利便性と合理性を追求した隙間の中で


敢えて不便な生活を選ぶ。




粋な生き方ではないだろうか。

危機意識

2010年11月26日 | 人生
戦争 (北朝鮮・中国)

経済危機 (国財政破綻・個人破産)

災害 

病気

事故(ケガ)

事件


はたまた


アセンション(2012.12.22 人類滅亡説)




どこまで信じるか否かは別として、


普段どの程度危機感を持っていますか?





地震や火事に備えての防災訓練や


食料、水の備蓄などは最低限必要かも。




さらに

ギリシャやアイルランドのような国の破綻については

まだ人事と感じている向きが多いかも。



夕張の例や


シャッター通り、限界集落、買い物難民などなど



いつ我が身に降りかかってくるかしれない。




病気や事故においてももちろん、


戦争だって、対岸の火事ではなくなる日が来るかも。




常に危機意識を持って


対処の仕方、心構えを怠らないようにしなければ。





そして、


プランは少なくとも2つ立てよう。




プランA (うまくいったとき)

プランB (うまくいかなかったとき)


C,Dとあったほうがベターだが。



なぜなら、


見込み違い、計算違いは当たり前だから。




あらゆる可能性を想定し、


シミュレーションし、



実際に訓練しておくこと。





その 「サバイバル力」 をつける訓練が



「旅」 において可能だ。

中国の思惑

2010年11月25日 | 国際
マスコミや軍事評論家の言うことを鵜呑みにしてはいけない。




今回の北朝鮮の攻撃は


中国の了承のもとに行われた。



というか、


そもそも北朝鮮は、

中国の傀儡であり、前衛なのだ。




中国は、


米韓の威厳を失墜させるため、


北朝鮮を利用しているにすぎない。




ましてや日本などは相手じゃないと思っている。





ドルを失墜させ、

円高で日本を苦しめ、


基軸通貨を人民元で取って変わろうと目論む。





北朝鮮、イラン、ミャンマーをうまく操って。



着々と、その影響力を強めているのは

誰が見ても明らかだ。



海外に行けば、一目瞭然だ。







米韓は、


ここで北朝鮮を叩かねば、


じりじりとそして確実に中国に押し切られるだけだ。




そもそも今回、


韓国はどれだけ北朝鮮に反撃できたのか?



これを機に、


少なくとも島に向けられた北朝鮮の砲台を壊滅させることはできたはずだ。






防衛しか能のない(できない)日本は、


その防衛力を高めるしか術はない。





とはいえ、


国は頼りにならない。



各自、シェルターを作るか、


国外移住するしかないだろう。




あ、

もう一つの生き方がある。



田舎への移住、


つまり、疎開だ。



そこで自然の恵みの元

準自給自足生活を楽しむ。




近い将来起きうる、

食糧危機に備えて。

みんなそうですよ

2010年11月24日 | 社会
イヤー、大変ですよ、


お客さんも減って、


収入も少なくなるし、



生活苦しいですよ。




そんなボクの言葉に、


「みんなそうですよ」



という答えが返ってくる。




何故かホッとする。




ホントは


ここで安心してはいけないのだが。




経済危機、

不況、

生活苦、



みんなで過ごせば怖くない?



そんなことはない。



それに、


ホントに、みんなそうなのか?




どんな状態になっても、

勝ち組は必ずいる。



ただ、

「勝つ」 ということの意味を熟慮しなければならない。




相手に勝つことは、


負かすこと、である。




そうでなく、

相手を勝たせることで、


得られる幸せを会得したい。




それには、


自分に勝つこと、だ。



立ち向かう相手は、


誰でもない 



「自分」 なのだ。

Skype で英会話

2010年11月23日 | 英語
英語のレッスンを受けてみた。


Skypeを使った無料体験レッスンだ。



2回まで無料で利用できる。


一回当たり、約25分間英語で話ができる。






フィリピンのセブ島にコールセンターがある。


ウェブカメを使うから

相手の顔、表情も見て取れる。



ボクの相手は、

23歳のカワイ子ちゃんだった。



「セブに遊びに来てね」

っていうから、


「行ったら会ってくれる?」


って聞いたら、


「それは出来ない」


ッテあっさり言われちゃった。



で、「彼氏いるの?」

って聞くと、

「いる」 だって。



「ジャア、行かない」

ッていうと笑ってた。





ラングリッチ - Langrich -

っていうところだ。



公式ウェブサイトは、

http://langrich.com/



ちなみに、サービス概要は、


英語のみによるレッスン
無料通話ソフト Skype を利用
定額制・月額2980円から
1日1回のレッスンが受講可能
1回のレッスン時間は25分
好きな時間・好きな講師を予約可能

レッスンの時間帯
平日15:00 – 25:00
土日15:00 – 25:00




同じような感じで、

「英語でしゃべり隊クラブ 南の島」


ってのもあるよ。



よかったら利用してみて。

焚火三昧

2010年11月22日 | 生活
                         


贅沢な日々を送っている。




このところほぼ毎日、



落ち葉焚き。



だって、贅沢じゃないですか?


落ち葉がひらひらと舞い落ちる風情が味わえる。




そして

それをかき集めては、火をつける。





紅葉に加え、

温かさと香りが同時に楽しめる。




ただし、


服は燻製の香りが浸みこむことを覚悟しなければならない。



それに


すぐビールを飲みたくなる。




そして、露天風呂。






今の時期ならではの、

至福の時。





庭には、


ケヤキやサクラ、桃、栗といった落葉樹が並んでいる。





これからは当分、

焚火談義が満喫できる。





火を囲んで

酒を酌み交わしながら


議論に花を咲かせませんか。

日本男子よ、奮起せよ

2010年11月21日 | 社会
財界・政界はいうまでもなく


一般世間においても、

日本の男は舐められっぱなしである。



反面、女性は元気で活発だ。



先日もこんな記事があった。




働く女性の特徴として、海外での経験が豊富なことが挙げられそうだが、

「観光以外の目的で、海外に行ったことがありますか?」というとには、

64.2%の働く女性たちが「はい」と回答。

仕事や勉強で、海外に出ていることが分かる。


海外出張の経験がある人も、40.3%。


「海外勤務(生活拠点を移して)の経験がありますか?」の問いにも、

15.1%の人が、「はい」と回答している。

仕事をしている女性たちが、国際舞台において活躍する傾向にある。





ボクの知り合いの女性も、


最近、数人が海外に出て行っているし

近々計画中にある。





さらに、


日本の企業が、

日本本社の幹部要員として採用する方向で、

本格的に中国で大学新卒者の確保に動き出した、とある。



中国では、優秀な人材は待遇のいい欧米企業に流れていたが、

日本企業は、高給の「本社採用」を武器に、

中途の即戦力も併せて呼び寄せる考えだという。



安定志向の草食系が多く、

戦闘意識の強い野武士タイプ」が減っている日本人に対し、


中国人は、負けず嫌いで、競争意識が強く、


加えて、英語も流暢に話す


そして、

日本の学生より自分のキャリアアップの計画が明確で、上昇意識がある


と、日本人はとことんコケにされている。





この就職超氷河期に、

ますます不安材料が噴出してきたと言わざるを得ない。




グローバルでの競争意識に目覚め、

学生も社員も危機感を持って欲しいと言い切る。





日本男子よ、


ここまでバカにされて、いいのか!!

Glad Game 幸せの感じ方

2010年11月20日 | 人生
嬉しいことが多い日は、


当たり前だけど、楽しく気分がいい。




この日は、朝から嬉しいことが続いた。


2つのお礼のメール。


子供たちの笑顔。


カフェでの談義。



それから、

新しい物件の下見。





一日のうちこんなにいいことが続くと


むしろ怖くなる。




これも、貧乏性だからか。



ここは素直に喜ぼう。






毎日、その日にあったいいことだけを思い浮かべる。


Glad Game




どんなことでもいい。


「箸が転んだだけでも笑う」 


気持ちを持ち続ける。




チョッとしたことでも



幸せな気分にしてくれるから。





Every news is good news.

英会話喫茶 (English Cafe)

2010年11月19日 | 英語
いくつかのプロジェクトを同時進行させている。




English Cafe (英会話喫茶&バー) は


そのうちの一つだ。




テナント募集の空き店舗は多い。


立地のいい物件が見つかりそうだ。




人材確保、


資金調達と続く。




企画書のラフは出来あがっている。



そこで、

マネージャーになってくれる協力者を探している。




まだまだボクの事業意欲は衰えを知らないようだ。



常に、

ハングリー精神と

チャレンジ魂を持ち続け、


前進する。





願わくば、

前のめりで、死んでいきたいものだ。


















































































































































































































































時代を先取りする(?) たまり場

2010年11月18日 | 社会
これからの時代を象徴する 「たまり場」 を見た。



それは


ボクのいとこが経営するブティック。

                     




何の変哲もない普通の店だ。


立地も、


中心部の繁華街からほど遠い、


バス通りにある。


(まん前がバス停になっている立地の良さはある)



駐車場はない。







たまに訪ねる。



と、



必ずといっていいほど


おばあさん達がいる。



それも80代、90代のおばあさんだ。




しかも、店内ではなく、


奥の、いわばスタッフルームに我が物顔で座っている。

                      



それに、

テーブルの上には

お茶とお茶菓子。


お昼時だと、


オムスビとか、梅干とかが並ぶ。



まるで 「我が家の茶の間」 風景。

 



常連さんは曰く。


「ここは落ち着くのよねー」





経営者の、いとこのA子も


おしゃべり好きで、


何気ない会話の中でしっかりと商品を売り込む。

(もともとプロのシャンソン歌手だった)

                    





お洒落なおばあさん達が増えている。


それに元気だ。


引きこもってなんかいない。




「以前はデパートに行ってたけど、


広すぎるし、座るところも少なくて、

店員すぐ寄ってきて鬱陶しいし。


疲れるだけ。


その点、ここはいいわよ―」





店の一角には、


なぜかカラフルなブラジャーとショーツのセットが並んでいる。

                    


「みなさん、こんなの付けてるんですか?」



思わず聞いてしまった。

(そのあと、鳥肌がったった)




ちなみに、

ショッピングサイトは、ここ ↓。

http://store.shopping.yahoo.co.jp/charel/index.html


覗いて見て、


そして、買ってネ。






ボーダレス

2010年11月17日 | 国際
現代は、


2つの 「超」 がつく時代だ。


「超グローバル」 時代、


そして


「超情報化」 社会。




さて、その先は、


というと




「ボーダレス世界」

が待っている。



「ボーダレス世界」 とは、

文字通り

国境のない世界、地球だ。




移民、国際結婚の増加で民族が消滅する。


言葉が、英語に統一される。


通貨が、ドルになる。


宗教が、宇宙教となる。



宇宙卿の理念は、ただ一つ。


「命を粗末にするな」

これだけです。



つまり、

「人を殺めてはいけません、

自ら命を絶ってはいけません」



付け加えるなら、

「相手を思いやる気持ちを持ちなさい」

ということ。



絶対に道具(武器)を使ってあいてを攻撃しない。


話し合い、言い合いは大いに結構。

「口撃」 することは許される、というもの。




それから、


富の分配により

70億の地球人が食べ物に困らなくなり、

貧困から解放される。



これで


「世界平和」 が実現する。



そのために尽力する。

1ドルの重み

2010年11月16日 | 国際
     キーホルダーを売るカンボジアの女の子_0001.wmv
      


アンコールワットの遺跡を訪ねると、


あちらこちらでこうした子供たちが寄ってくる。




中でもこの女の子はなぜか印象的だった。


ボクに、目で訴えかけてきている。





しかし、


いつものクセが出た。





外国へ行くと、

特に発展途上国では、妙にセコくなる自分がいる。



急に大阪のオバちゃんになったかのように


値切り倒す。




だいたい相手が最初にいい出した値段の半額を目安とする。



外国人観光客には、倍額で吹っかけてくる場合が多いからだ。


                      









この時も、6個綴りのキーホルダーが


最初7ドルから始まって


あっという間に、4ドルまで下がった。





そして、件(くだん)の女の子が寄ってきた。


裸足(はだし)だった。




最初、買う気は全くなかったが、



不思議にこの子からなら買ってもいい、

イヤ、買ってあげなければならない、


という気になった。




ただ、

「3ドルだったら買うよ」 と


いつもの値切り癖で、

シビアな値段がボクの口から突いて出た。





女の子は、一瞬悲しそうな表情を浮かべたが、


3ドルで同意した。




そして、ボクが3ドルを渡すと、


彼女はか細い声で、

「4ダラー」


とつぶやいた。




「No!」


ボクは冷たく突き放して、


キーホルダーを受け取った。




そして、


してやったりと、

最初のいい値の半額以下に値切った自分を誇らしげに思いながら


待っていたトゥクトゥクに乗り込んだ。

                    




                    







そのあと、

急激な後悔の念が湧きあがってきた。



アー、ボクはなんてことをしたんだろう、と。






10歳だといったあの女の子は、

このキーホルダーを一体いくらで仕入れたんだろうか。




2ドルだろうか、3ドルだろうか。



3ドルだったら、彼女は原価でボクに売ったことになる。




最後に彼女が、4ダラーといったのは、

1ドルが彼女にとってのわずかな利益だったのかもしれない。



後で親に怒られはしないだろうか。




彼女の顔を思い出すと、

ボクは申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった。



なんとケチくさいことをしたんだろう。





この国は、


1ドルあればレストランで食事をすることだってできる。




ボクはゲーム感覚だったかもしれないが、


彼女にとっては、死活問題だったのだろう。




トゥクトゥクが切る風を受けながら

目頭が熱くなった。




ごめんね、


今度行って、


もしもまた会うことができたら、


お詫びをしたい。




イヤ、

彼女に会うために、

ボクはも一度ここへ戻らねばならないだろう。