カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

水祭り2023 4年ぶりの本格開催で大盛況 延べ500万人を集める

2023年12月02日 | 社会・風土
 11月26日から28日までは「水祭り」の3連休でした。プチュンバン(お盆)とは逆で、地方からたくさんの人たちがプノンペンに集まります。新型コロナの影響で、2020年~2022年はイベントは開催されませんでした。2023年は4年ぶりに様々なイベントが行われ、大いに盛り上がりました。プノンペン都によりますと、3日間で延べ約500万人の観光客が集まったとのことです。
 今年も、伝統のボートレースが大々的に行われて、多くの観客を集めました。ボートは細長いもので、座って漕ぐタイプや、立って漕ぐタイプ等があります。この時期のトンレサップ川は、結構速い流れで、ボートは気持ち良いスピードで進んでいました。
 リバーサイドには、出店や物売りが集まり、楽しい雰囲気です。芝生にゴザを敷いて楽しむグループや家族連れも見られます。王宮前には、外国人観光客が無料で入れる特別席も設けられていました。夜になるとリバーサイドは多くの人出で、華やかなエレクトリカル船や花火、王宮のライトアップ等で盛り上がりました。
 カンボジアは、完全にアフターコロナの様相で、様々なイベントが復活しているのは、本当にうれしく思います。

最終日は凄い人出で、トンレサップ川の堤防は観客で埋まっていました。


夜は、30隻のエレクトリカル船が川に浮かび、夜空には花火が開いて、観客も大いに盛り上がっていました。



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アンコール・ワット西参道修復工事完成 日本の支援で

2023年11月13日 | 社会・風土
 11月4日、日本の支援で進められてきたアンコール・ワット西参道修復工事が完成し、記念式典が開催されました、式典には、シハモニ国王陛下、フン・マネット首相、フン・セン前首相、工事で中心的な役割を果たした上智大アジア人材養成研究センターの石澤良昭所長(86歳)他多数が参加し、渡り初めが行われました。
 アンコール・ワットは、12世紀に建立されたもので、その「西参道」は参詣者がアンコール・ワットの中央尖塔に向かうために設けられた環濠を横断する出入り口にあたります。過去に幾度か崩壊し、修復が繰り返されてきました。上智大学とカンボジア政府は、1996年から2007年に北側部分で第一期の修復工事を実施しました。2016年からの第二期工事では日本の無償資金協力(約1億円)も活用して、残り部分を整備してきました。
 工事の推進にあたり中心的な役割を果たしてきたのは石澤良昭教授(アジア人材養成研究センター所長)です。内戦で失われたカンボジア人遺跡保存官の人材養成のため、1991年からプノンペンの王立芸術大学で考古学・建築学を学ぶ大学生のために集中講義を開始しました。1996年、西参道第一期修復工事の着工と同時に、シェムリアップ市内に上智大学アジア人材養成研究センターを建設、修復工事現場に寄り添いながら、今日まで33年間にわたり保存官養成に尽力してきました。教授は、上智大学の学長などを歴任し、2017年には「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞を受賞しています。
 シハモニ国王陛下は、「アンコール遺跡群のために、持続可能な方法で保存や人材育成を推進してくれた石澤所長らに感謝する」とあいさつしました。石澤氏は、「今後もカンボジアの人と一緒に協力を続けたい」と話したとのことです。
 なお、上智大学では、「上智大学とアプサラ機構は完成式典に先立ち、アンコール・ワット西参道の保守管理およびカンボジア人保存官の技術専門研修の継続を主眼とする、新しい協定書を取り交わし、引き続き共同作業を継続してゆきます。」としています。
(写真は、南側から見た西参道。2022年12月撮影)

上智大学のサイト
https://www.sophia.ac.jp/jpn/article/news/topics/231107_angkorwat/


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カンボジア 独立記念日2023

2023年11月11日 | 社会・風土
 11月9日は、カンボジアの第70回の独立記念日でした。1953年11月9日に、故シアヌーク前国王陛下のご尽力(「独立十字軍運動」と呼ばれています)により、フランスからの独立を果たしました。独立を目指して1953年4月から5月にかけて、故シアヌーク前国王陛下は、フランスから、カナダ(モントリオール)、アメリカ(ニューヨーク、ワシントン、サンフランシスコ、ホノルル)を経て、日本(東京)まで、各国で独立キャンペーンを行われました。日本では、昭和天皇陛下ともお会いになっています。日本も外務省を中心に様々な協力を行いました。この東京滞在中にフランスから大きな譲歩を勝ち取り、5月13日に帰国され、半年後に独立宣言に至りました。なお、ご帰国当日にシハモニ国王陛下が誕生され、故シアヌーク前国王陛下は「東京は素晴らしい」として、お生まれになったばかりのシハモニ国王陛下の幼名を「トーキョー」と名付けられたとのことです。
 第二次大戦末期の日本軍による仏印処理(1945年3月~)により、インドシナ3国は独立を認められ、カンボジアも1945年3月12日に故シアヌーク前国王陛下が王位につかれて、独立を宣言しました。しかし、終戦後にフランスに再進駐され、再度フランスの保護国となってしまいました。それでも、故シアヌーク前国王陛下は、日本の支援を受けた1945年のこの独立が果たした役割は大きかったと述懐されていたそうです。
 独立記念日には、独立記念塔で記念式典が開催されました。シハモニ国王陛下、フン・マネット首相他多数が参加しました。今や、米中冷戦の狭間にあって、綱渡り外交を続けているカンボジアですが、覇権国に飲み込まれることなく、真の意味での独立を維持していくことが重要と見られます。
(写真は、プノンペンの独立記念塔で開催された記念式典。シハモニ国王陛下。AKPより)



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プチュンバン2023

2023年10月15日 | 社会・風土
 プチュンバンはカンボジアのお盆です。今年は10月13日から15日までプチュンバンの3連休です。多くの人々が田舎に帰って家族で集まるので、セントラルマーケット近くのミニバス乗り場も稼ぎ時で、お土産を抱えて地方に戻る人たちで賑わいます。昨年から、新型コロナの感染状況が改善したこともあって、プチュンバンの各種行事が解禁されています。
 プチュンバンは、仏教徒のカンボジア人にとっては、重要な宗教行事で、日本のお盆ととても似ています。お祭りは15日間続きます。この間、人々は地元のお寺だけではなく、遠くのお寺まで出かけて、お布施をします。先祖の魂と再会するために、少なくとも7か所のお寺を回らなければならないとされています。先祖の魂は、プチュンバンの15日間の間だけは自由に動き回ることを許されると言われ、食べ物等を供えてお迎えします。
 お寺にお参りする際には、男女ともに白いシャツを着てお寺に入り、まずご本尊に蓮の花とお線香を差し上げてお祈りします。その後、お坊様にお経をあげていただきます。また、ご先祖に捧げる食べ物は、お坊様に食べていただくことでご先祖様に届くということで、ご飯とおかずをお渡しします。お寺の中には、多くのごちそうがずらりと並びます。ご飯は、外に並べてあるたくさんのツボに少しずつ分けて入れます。最後に、砂で山を作ります。これは、パゴダを作ることを意味しています。
 今年は、新型コロナ前と同様に、にぎやかに行事ができたようです。
(写真は、2018年のプチュンバンのお寺の様子。多くの信者からお寺に料理が寄進されます)



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シアヌークビルの現状 廃墟と化す不動産 中国系の犯罪蔓延 イメージ回復が急務

2023年10月01日 | 社会・風土
 9月10日、シアヌークビルに出張する機会がありました。
 最近の重大な問題は、中国系犯罪集団によるものと見られる人身取引、強制労働等の犯罪の蔓延です。高給の仕事がある等の甘言に騙されて、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア等から、シアヌークビルに連れてこられて監禁され、特殊詐欺等の犯罪行為に無理矢理従事させられるといったケースの摘発が続いています。こうした犯罪集団は、銃器犯罪、ドラッグや売春といった犯罪も引き起こしており、その摘発が急務となっています。この問題は、カンボジアの国際的な評判を著しく傷つけており、徹底的な対策が望まれます。また、今年に入って、特殊詐欺等の犯罪を行っていた日本人グループが拘束され、日本に送還されて逮捕される事例も出ています。
 シアヌークビルと言えば「中国化」の代表例と言われてきました。新型コロナ以前は、中国人の不動産投資に支えられて、カジノやホテル、リゾートマンション等が次々に着工されて活況を示していました。また、多くの中国人が移住・訪問して、町は中国語だらけとなり、シアヌークビルは第二のマカオであるとも言われました。しかし、中国の海外投資規制やカンボジア側のオンラインカジノ規制に加えて、新型コロナの影響も大きく、多くの中国人が引き揚げていきました。今回の視察でも、建設が途中で止まった建物(カジノやホテル、リゾートマンション)を多数確認できました。最近の中国の大手不動産会社の破たんも、中国人の海外不動産投資に更にネガティブな影響を与えるものと見られます。今後、建設工事が止まっている不動産をどうするかも重大な課題となりつつあるものと見られます。
 他方、観光客誘致のための努力は続けられているようです。空港近辺から海岸を通って、オーチュティルビーチまで行くことができる片側3車線の道路が新設されており、途中には展望台も整備されています。昔はアクセスが悪くバックパッカーしかおらず、良い意味で閑散としていたオターズビーチは、海岸道路や浜辺の遊歩道が整備されて、明るいリゾート地となっています。また、以前は何もなかった北部のプレックトレンビーチも、整備が進められています。
(写真は、オターズビーチから望む高層ビル群。未完成のものが多く含まれています)

廃墟化している不動産開発が多数あります。



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秋分の日 アンコールワットの日の出 世界一の日の出

2023年09月30日 | 社会・風土
 9月23日の秋分の日、世界遺産のアンコールワットの中央の尖塔の先端から昇る朝日を見に多くの観光客が集まったとのことです。今年は、雲が出てしまってくっきりと葉見えなかったようです。
 アンコールワットの正面は、正確に西側を向いており、春分・秋分の日は、アンコールワットの中央の塔の先端から昇る朝日を見るのに最適と言われます。2022年には英国の比較サイトMorningsで、このアンコールワットの日の出が「世界一の日の出」に選出されました。ちなみに第2位はハレアカラ(ハワイ:米国)、3位タージマハル(インド)、4位ボロブドゥール(インドネシア)、5位ウルル(エアーズ・ロック:オーストラリア)等となっています。
 アンコールワットの初日の出も観光客に人気となってきていますが、東西南北をきっちりと出しているアンコールワットでは、春分・秋分の日もぜひ訪れたいものです。
(写真は、春分の朝日。AKPより。資料)


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ABUロボコン カンボジアで開催 日本代表が優勝 カンボジアチームも健闘

2023年09月10日 | 社会・風土
 8月27日、アジア・太平洋地域の学生が手作りのロボットで技術力やアイデアを競う、「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト」がカンボジアで開催されました。この大会は、アジアと太平洋地域にある65の国と地域の機関が加盟するABU(アジア太平洋放送連合)が毎年開催しています。今年は、13の国と地域から14チームが参加して、カンボジアの首都プノンペンで行われました。
 今年の競技は対戦形式の「輪投げ」で、開催国カンボジアの世界遺産、アンコールワットに見立てたフィールドに設けたポールに2台のロボットを操作して輪を投げ合います。最終的にポールの一番上に輪を入れたチームの得点となり、3分間の試合時間内により多くの得点を獲得するか、11本あるポールのうち8つで得点した時点でゲームが終了します。
 試合では、日本代表で愛知県の豊橋技術科学大学が決勝戦で香港代表のチームを破って日本代表として通算3回目の優勝を飾りました。カンボジアも準々決勝に進出し、日本と直接対戦するなど会場は大きく盛り上がりました。
(写真は、日本対カンボジア。豊橋技術科学大学のサイトより)

豊橋技術科学大学 ロボコン同好会のサイト
https://tutrobo.rm.me.tut.ac.jp/infomation/publicrelations/2929/


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プノンペンで集中豪雨 洪水・浸水被害

2023年07月08日 | 社会・風土
 7月3日、プノンペンは集中豪雨に見舞われました。1日で153ミリの降雨量は、過去3年間で最大でした。プノンペンの各地では、ひざや腰まで水位が上がって、床上浸水したところも多かった模様です。また、道路は大渋滞となり、帰宅が困難になった例もあったようです。
 プノンペン中心部では、日本が支援した洪水対策事業が効果を発揮し、以前であれば何日も水が引かなかったようなところも、浸水が浅くなり、水もすぐ引くといった状況です。他方、開発が進む郊外では、これまでの自然の排水経路や遊水地が埋め立てられ、水位が上がり被害がひどくなっているところもあるようです。
 様々な対策が進められているものの、未だに雨季の間に何回かはこうした状況となっています。日本等の協力を得つつ、カンボジア政府が地道な努力を継続していくことが期待されます。
(写真は、クメールタイムズ紙より)



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プノンペンで七夕祭り2023

2023年07月01日 | 社会・風土
 6月24日・25日、プノンペンのカンボジア日本人材開発センター(CJCC)にて、「七夕祭り」が開催されました。会場には、カンボジアの若者が多数来場し、日本の文化を楽しんでいました。コスプレ姿で来場したカンボジアの若者も多く見かけました。会場では、竹に願い事を書いた短冊を付けるコーナーや、縁日風の出店もありました。折り紙や和菓子造りといった伝統文化に加え、メイクアップといった新しい日本文化も紹介され、人気を集めていました。また、アニメ関係のグッズを販売する出店もありました。日本語を学んでいるカンボジアの方々による日本の歌ののど自慢も開催され、大いに盛り上がりました。
 カンボジアはアジアでも最も親日的な国でもあり、日本の文化やクールジャパンも素直に取り入れてくれています。ちょっと見に行くだけでも大変楽しいイベントでした。

CJCCのフェイスブック
https://web.facebook.com/cjcc.fb

アニメ関係のグッズ販売も何軒ものお店がありました。



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雨季の始まり 2023

2023年06月03日 | 社会・風土
 カンボジアは5月~10月が雨季です。例年は、クメール正月が終わる4月中旬から雨が降り始めますが、本格的な雨は5月中旬以降となります。雨季の間には「バケツをひっくり返したような」スコールに襲われることもたびたびあります。傘も全く役に立たないような激しさです。そんな時はちょっと雨宿りするしかありません。通常、豪雨は30分から1時間ほどで終わります。バイクに乗っている人たちの中には、ビニールポンチョをかぶって走っていく元気な人たちもいます。トゥクトゥクは、雨除けのカバーを出して走ります。プノンペンの街中は、洪水で通行できなくなるところも出て、道路は大渋滞となることもあります。日本政府が支援している排水事業で、プノンペンの洪水被害は大幅に減少したのですが、最近は、元は湿地や遊水地だったところが次々に埋め立てられていて、思わぬところが洪水被害にあうこともあるとのことです。しかし、この時期の雨は、農家には本当に大切な恵みの雨でもあります。


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ドリアンの季節2023

2023年05月27日 | 社会・風土
 果物の王様と言われる「ドリアン」の季節がやってきました。カンボジアでは、雨期が始まる5月くらいからドリアンの季節となります。ドリアンは、大変美味しいフルーツですが、その強烈なにおいでも有名で、「天使の味、悪魔の臭い」とも言われ、飛行機やホテル等への持ち込みが禁止されています。ただ、臭くなるのは収穫後数日を経てからなので、カンボジア南部のカンポット州等の産地で収穫直後のものを食べてみると、全く臭くありません。ただ、1個1000円~1500円位と、カンボジアのフルーツとしては、破格の値段となります。
 例年、この季節になると、プノンペンの市場でもドリアンが大量に積み上げられます。最近はイオンモールでも販売しています。また、屋台や軽トラでの販売も見かけます。カンボジアでぜひフレッシュなドリアンをお楽しみください。
(写真は、セントラルマーケットにて。)



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マンゴーの季節 2023

2023年05月20日 | 社会・風土
 カンボジアでは、4月~5月はマンゴーの一番おいしい季節と言われ、市場はマンゴーで溢れます。お土産にマンゴーを頂く機会も増え、冷蔵庫がマンゴーで一杯になってしまうこともあります。余ったマンゴーでジャムやドライフルーツを作るお宅もあります。カンボジアのマンゴーは甘くて美味しいです。マンゴーは、とれたては緑色なのですが、少しおいて熟してくるとよく見かける黄色になります。販売時点では、緑色のものもありますし、きれいな黄色になっているものもあります。マンゴーの切り方は色々あるようですが、私は真ん中の大きな種を避けて3枚におろして、スプーンで実をすくって食べています。
 お値段は、小売りは1キロ2000リエルくらい(70円くらい)が相場の様です。高級品はもう少し高い値段です。1キロで4~5個はありますので、1個当たり15円ほどです。カンボジアで日本産の最高級マンゴーの価格が1個1万円と話すと相当に驚かれます。
 カンボジアにいらっしゃる方は是非マンゴーの季節をお楽しみください。

3枚におろすと美味しそうな黄色です。贅沢に食べられます。


プノンペンの街中にもマンゴーの木はたくさんあって、たわわに実っています。



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王室始耕祭2023 3年ぶりにコンポントム州で開催

2023年05月13日 | 社会・風土
 5月8日は「王室始耕祭(Royal Plowing Ceremony)」の休日でした。2020年~2022年は、新型コロナの影響で式典は中止となりましたが、今年は3年ぶりにコンポントム州でシハモニ国王陛下も臨席されて開催されました。
 式典では、王室の2頭の聖牛が広場を耕す儀式をします。この後、7種類の食べ物(コメ、トウモロコシ、豆、ゴマ、草、水、酒)を銀器に並べたところに、聖牛を連れて行き、何を食べるかでその年の農業の吉凶を占います。今年は、コメ(95%)、トウモロコシ(95%)、豆(95%)をそれぞれ食べたため、これらの作物のちょっと良い収穫が期待されるとのご託宣です(なお、草は「牛疫」、酒を飲んだときは「戦乱」、水は「洪水」の凶兆と言われているそうです)。今年も、この明るいニュースで農家の方々に元気を与えることが期待されます。
(写真は、7種類から選んで食べている聖牛。AKPより)



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クメール正月2023

2023年04月16日 | 社会・風土
 カンボジアではお正月が3回あります。1月1日の「インターナショナルニューイヤー」、2月の「中国正月」(旧正月)、そして、4月のクメール正月です。クメール正月が一番大きなイベントです。今年は、4月14日から16日が3連休でした。例年、お役所や工場では前後あわせて実質2週間ほど開店休業となるところも多く、地方出身者は田舎に帰る人が多いので、クメール正月の間は、プノンペンも静かになります。
 新型コロナの影響で2020年のクメール正月は、8月に延期されました。2021年は、新型コロナの影響で、夜間外出が禁止となり、州を越える移動も規制され、仏教行事やイベントも自粛、更に途中からロックダウンも加わって、「ステイホーム」のお正月でした。2022年は3年ぶりに「通常」のクメール正月となり、今年はすっかりコロナ明けの雰囲気でした。牛車レースや伝統的な遊び等、各地でいろいろなイベントが行われたとのことです。プノンペンでは、ワットプノン周辺やリバーサイドに多くの人出がありました。水かけも結構派手にやっていたようです。カンボジアの若者がはじけて楽しんでいるのは、見ているだけでも元気になる気がします。
 日本のお正月ですと、午前0時を越えると新年を迎えますが、カンボジアでは、毎年時間が変わります。今年は4月14日16時00分に新年となりました。7人姉妹の女神のうちの一人が降りてくるとされています。今年は、女神ケミリアテヴィが降臨したとのことです。
 クメール語での「あけましておめでとう」は「スオスダイ、チュナムタマイ」です(これはカタカナ読みでも結構通じます)。
(写真は、5万枚のおりがみハートで飾られたアンコールワット。AKPより)



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プノンペンも花の季節2023

2023年04月02日 | 社会・風土
 プノンペンは、花の季節を迎えています。ノロドム通りの並木の「プノンペン桜」も満開です。クメール語名は、トロバエク・プレイというそうですが、だれが呼んだか「プノンペン桜」という響きも大好きです。ロシア大通りのプルメリア(フランジパーニ)もきれいに咲き誇っています。ゴールデンシャワーという黄色い花も大変に美しく、プノンペンのあちこちで見られます(写真上)。

 新型コロナもようやく終息しつつあり、一息つかれている方も多いかと思います。プノンペンできれいに咲き続ける花の写真で、少しでも皆様の気持ちに「ほっと一息」となれば幸甚です。

きれいに咲いたプノンペン桜



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