10月8日、ANZ銀行は、アジア大洋州経済・大メコン圏の概況を発表しました。この中で、カンボジア経済については、若干減速するものの引き続き7%以上の高成長を続けると分析しています。
今回、成長率については、2015年7.2%(前回7.5%)、2016年7.2%(7.7%)と予測しています。輸出がEU向けで若干軟調なものの、建設、民間信用、不動産、観光等が引き続き好調で、高成長を支えると分析しています。
信用供与は、2015年5月に対前年同月比で31.1%増と引き続き急速に伸びています。特に建設業向けは39.8%増、不動産業向けは29.1%増と高い伸び率を維持しています。他方、高い伸びを示してきた建設業における熟練労働者の賃金は、低下に転じており、過去6か月間で15.5%減少しています。これは、周辺諸国からの熟練労働者の流入が原因の一つと分析しています。
訪問客数は、2015年第1四半期3.1%増、第2四半期6.0%増と伸び率が鈍化しています。特に第2四半期については、円安もあって日本からの訪問客数が18.3%減となっているのが目立ちます。
輸出については、カンボジアがドル化経済であることと、最近のドル高傾向によって、EU向けが軟調なものの、全体では2015年1月~5月で対前年同期比9.0%を確保しています。
インフレは、石油価格の下落を受けて、6月には対前年同月比0.8%まで低下しており、年間でも1.1%に留まると予測しています。但し、エネルギー関係を除いたコアインフレ率は、3.9%となっており、経済の好調を映しているとしています。
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今回、成長率については、2015年7.2%(前回7.5%)、2016年7.2%(7.7%)と予測しています。輸出がEU向けで若干軟調なものの、建設、民間信用、不動産、観光等が引き続き好調で、高成長を支えると分析しています。
信用供与は、2015年5月に対前年同月比で31.1%増と引き続き急速に伸びています。特に建設業向けは39.8%増、不動産業向けは29.1%増と高い伸び率を維持しています。他方、高い伸びを示してきた建設業における熟練労働者の賃金は、低下に転じており、過去6か月間で15.5%減少しています。これは、周辺諸国からの熟練労働者の流入が原因の一つと分析しています。
訪問客数は、2015年第1四半期3.1%増、第2四半期6.0%増と伸び率が鈍化しています。特に第2四半期については、円安もあって日本からの訪問客数が18.3%減となっているのが目立ちます。
輸出については、カンボジアがドル化経済であることと、最近のドル高傾向によって、EU向けが軟調なものの、全体では2015年1月~5月で対前年同期比9.0%を確保しています。
インフレは、石油価格の下落を受けて、6月には対前年同月比0.8%まで低下しており、年間でも1.1%に留まると予測しています。但し、エネルギー関係を除いたコアインフレ率は、3.9%となっており、経済の好調を映しているとしています。
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