1月24日、林芳正外務大臣は、訪日中のプラック・ソコン・カンボジア王国副首相兼外務国際協力大臣と会談及び夕食会を行いました。
林大臣は、日・カンボジア外交関係樹立70周年という記念すべき年の訪日、両国関係の「包括的戦略的パートナーシップ」への格上げを歓迎すると述べ、二国間関係の強化や地域・国際情勢への対応での連携を一層強化させていきたいと発言しました。これに対し、プラック・ソコン副首相は、今回の日本側の招待に謝意を表明するとともに、二国間関係強化及び地域・国際情勢への対応において、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた協力を含め、引き続き緊密に連携していきたいと述べました。
二国間関係については、林大臣は、2月の吉田圭秀陸上幕僚長のカンボジア訪問や春に予定される海上自衛隊艦艇によるカンボジア寄港を通じて安全保障協力を進展させたいと述べました。これに対し、プラック・ソコン副首相は、2月の外務・防衛当局間(PM)及び防衛当局間(MM)協議を通じて、日本との安全保障協力を強化したいと述べました。また、日本の新たな国家安全保障戦略に対するカンボジアの力強い支持が示されました。二国間協力事業については、林大臣は、地雷除去、クメール・ルージュ裁判、スポーツ、遺跡修復などで、日本が引き続き積極的に協力していくと述べ、プラック・ソコン副首相はこうした日本の支援に謝意を表明しました。
平和構築に関連しては、林大臣は、対ウクライナ地雷除去支援において、カンボジアにおける地雷除去の経験に基づき、両国が協力していることを高く評価し、第三国への協力も進展させていきたいと述べました。これに対し、プラック・ソコン副首相は、カンボジアは自国の平和達成の経験を第三国に共有したく、PKO部隊に対する能力構築支援及び地雷除去における第三国との協力で引き続き連携していきたいと述べました。
林大臣とプラック・ソコン副首相は、地域情勢についても率直な意見を交わし、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応、東シナ海・南シナ海情勢、ミャンマー情勢、ウクライナ情勢を含む地域・国際情勢への対応において一層緊密に連携していくことで一致しました。
(写真は、外務省の発表より)
外務省の発表
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press1_001258.html
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林大臣は、日・カンボジア外交関係樹立70周年という記念すべき年の訪日、両国関係の「包括的戦略的パートナーシップ」への格上げを歓迎すると述べ、二国間関係の強化や地域・国際情勢への対応での連携を一層強化させていきたいと発言しました。これに対し、プラック・ソコン副首相は、今回の日本側の招待に謝意を表明するとともに、二国間関係強化及び地域・国際情勢への対応において、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた協力を含め、引き続き緊密に連携していきたいと述べました。
二国間関係については、林大臣は、2月の吉田圭秀陸上幕僚長のカンボジア訪問や春に予定される海上自衛隊艦艇によるカンボジア寄港を通じて安全保障協力を進展させたいと述べました。これに対し、プラック・ソコン副首相は、2月の外務・防衛当局間(PM)及び防衛当局間(MM)協議を通じて、日本との安全保障協力を強化したいと述べました。また、日本の新たな国家安全保障戦略に対するカンボジアの力強い支持が示されました。二国間協力事業については、林大臣は、地雷除去、クメール・ルージュ裁判、スポーツ、遺跡修復などで、日本が引き続き積極的に協力していくと述べ、プラック・ソコン副首相はこうした日本の支援に謝意を表明しました。
平和構築に関連しては、林大臣は、対ウクライナ地雷除去支援において、カンボジアにおける地雷除去の経験に基づき、両国が協力していることを高く評価し、第三国への協力も進展させていきたいと述べました。これに対し、プラック・ソコン副首相は、カンボジアは自国の平和達成の経験を第三国に共有したく、PKO部隊に対する能力構築支援及び地雷除去における第三国との協力で引き続き連携していきたいと述べました。
林大臣とプラック・ソコン副首相は、地域情勢についても率直な意見を交わし、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応、東シナ海・南シナ海情勢、ミャンマー情勢、ウクライナ情勢を含む地域・国際情勢への対応において一層緊密に連携していくことで一致しました。
(写真は、外務省の発表より)
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