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カンボジア教育・青年・スポーツ省は、教育戦略5か年計画2024~2028年に基づき、教育の向上に向けて様々な政策を実施しています。この計画では、「教育、スポーツ、科学、技術の質の向上」を重点目標としています。
過去10年、カンボジア政府は、全国での教育へのアクセス改善、ガバナンス改革、教師の育成、公平な学習機会を優先目標として対応してきました。具体的には、学校インフラの改善、カリキュラムの改訂、教師の給与と訓練基準の向上等に取り組み、成果を上げてきました。
小学校における中退率は、2013年度の8.3%から2022年度には7.5%に低下しました。しかし、女子の中退率は新型コロナの影響を受けて、最近は増加しています。中学校の中退率も、過去10年間で改善が見られましたが、近年は上昇しています。
今回の計画では、幼児期から高等教育までのすべてのカンボジアの子供が公平に学習機会にアクセスできることを目指しています。特に、幼児教育を優先することで、2022年度に37.1%にまで増加した3歳から5歳の子供たちの就学率を高めたいとしています。
また、都市部の人口増加の影響で、特にプノンペンでは教室の過密状態が深刻な問題となっています。このため、今次計画では、学校インフラ開発を強調し、成長する都市部と郊外の地域で設備の整った学校の数を増やすことも目指しています。
中等教育および高等教育では、STEM(科学、技術、工学、数学)と技術スキルに重点が置かれています。
カンボジアでは、現在は非熟練労働力による労働集約型産業が主要産業ですが、ITやフィンテック等を含めて次第に中等・高等教育を受けた人材の需要が高まるものと見られます。効果発現までに10年単位で年数がかかる教育については、着実・地道な対応が期待されます。
(写真は、プノンペンポスト紙より)
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過去10年、カンボジア政府は、全国での教育へのアクセス改善、ガバナンス改革、教師の育成、公平な学習機会を優先目標として対応してきました。具体的には、学校インフラの改善、カリキュラムの改訂、教師の給与と訓練基準の向上等に取り組み、成果を上げてきました。
小学校における中退率は、2013年度の8.3%から2022年度には7.5%に低下しました。しかし、女子の中退率は新型コロナの影響を受けて、最近は増加しています。中学校の中退率も、過去10年間で改善が見られましたが、近年は上昇しています。
今回の計画では、幼児期から高等教育までのすべてのカンボジアの子供が公平に学習機会にアクセスできることを目指しています。特に、幼児教育を優先することで、2022年度に37.1%にまで増加した3歳から5歳の子供たちの就学率を高めたいとしています。
また、都市部の人口増加の影響で、特にプノンペンでは教室の過密状態が深刻な問題となっています。このため、今次計画では、学校インフラ開発を強調し、成長する都市部と郊外の地域で設備の整った学校の数を増やすことも目指しています。
中等教育および高等教育では、STEM(科学、技術、工学、数学)と技術スキルに重点が置かれています。
カンボジアでは、現在は非熟練労働力による労働集約型産業が主要産業ですが、ITやフィンテック等を含めて次第に中等・高等教育を受けた人材の需要が高まるものと見られます。効果発現までに10年単位で年数がかかる教育については、着実・地道な対応が期待されます。
(写真は、プノンペンポスト紙より)
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