3月23日、カンボジア公共事業運輸省のスン・チャントル大臣は、中国の支援を受けて建設していたカンボジア中国友好橋を訪問し、工事が概ね完成したため、仮供用を開始すると発表しました。完成予定は、今年5月ですが、交通混雑が予想される4月のクメール正月前に供用を開始するとしています。この橋梁は、メコン河を渡るもので、コンポンチャム州の州都コンポンチャムの上流に位置します。コンポンチャム州のストゥン・トランとトボンクムン州のクロイ・チュマーを結びます。これまでは、フェリーを使用して渡河していた場所とのことです。
この橋梁は、幅13.5メートル(片側1車線)、長さ1131メートルで、2017年12月に着工されていました。総工費は、5842万ドル(約64億円)で、中国の無償資金協力を利用しています。中国の上海建工グループが建設していました。政府では、今後、橋のコンポンチャム州側では国道71号線に連結する国道71C号線も整備したいとしています。トボンクムン州側の国道80号線も整備されれば、クラチエ方面からコンポントム方面へ向かう交通が便利になるものと見られます。
中国の支援による橋梁建設としては、8件目になるとのことです。なお、これまでの中国支援のインフラ工事では、完成したばかりの国道にすぐ穴が開く等、質の低さが指摘される例もありました。今回の橋梁も予定よりも2カ月以上前倒しで完成しており、工事品質に懸念を示す声もある模様です。他方、日本のインフラ支援については「質の高いインフラ」をキーワードとしており、工事品質の重要性に対する理解促進が期待されます。
(写真は、公共事業運輸省のフェイスブックより)
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この橋梁は、幅13.5メートル(片側1車線)、長さ1131メートルで、2017年12月に着工されていました。総工費は、5842万ドル(約64億円)で、中国の無償資金協力を利用しています。中国の上海建工グループが建設していました。政府では、今後、橋のコンポンチャム州側では国道71号線に連結する国道71C号線も整備したいとしています。トボンクムン州側の国道80号線も整備されれば、クラチエ方面からコンポントム方面へ向かう交通が便利になるものと見られます。
中国の支援による橋梁建設としては、8件目になるとのことです。なお、これまでの中国支援のインフラ工事では、完成したばかりの国道にすぐ穴が開く等、質の低さが指摘される例もありました。今回の橋梁も予定よりも2カ月以上前倒しで完成しており、工事品質に懸念を示す声もある模様です。他方、日本のインフラ支援については「質の高いインフラ」をキーワードとしており、工事品質の重要性に対する理解促進が期待されます。
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