3月6日にIMFがカンボジアの2009年成長率予想を大幅に引き下げると発表しました。2月10日の発表(IV条協議結果)では、4.75%でしたが、これを一気にマイナス0.5%に大幅下方修正しました。これは、2月末からカンボジアに入ったIMFミッションの調査結果とのことです。
http://www.imf.org/external/np/sec/pr/2009/pr0967.htm
主要産業である縫製業は、対米、対EU輸出が頼りですが、金融危機の影響で需要が減少することが確実です。観光業も金融危機の影響により観光客数の減少が予想されています。建設業は、これまで韓国等からの投資に支えられていましたが、外国投資の減少が予測されているため、厳しい状況です。唯一、農業だけは堅調な動きとなっています。
この状況に対応するため、カンボジア政府とIMFは積極的な財政政策に合意し、財政赤字を対GDP比4.75%まで拡大することを認めました。インフラの建設や農業開発への財政出動により、景気刺激の効果があがることを期待したいと思います。
http://www.imf.org/external/np/sec/pr/2009/pr0967.htm
主要産業である縫製業は、対米、対EU輸出が頼りですが、金融危機の影響で需要が減少することが確実です。観光業も金融危機の影響により観光客数の減少が予想されています。建設業は、これまで韓国等からの投資に支えられていましたが、外国投資の減少が予測されているため、厳しい状況です。唯一、農業だけは堅調な動きとなっています。
この状況に対応するため、カンボジア政府とIMFは積極的な財政政策に合意し、財政赤字を対GDP比4.75%まで拡大することを認めました。インフラの建設や農業開発への財政出動により、景気刺激の効果があがることを期待したいと思います。