日本電産もカンボジアに進出へ フンセン首相も歓迎

　5月31日にプノンペンを訪問した日本電産の永守重信社長は、フンセン首相と会談し、カンボジアへの投資について「強い意向」を示したとのことです。フンセン首相はこれを歓迎し、投資窓口のカンボジア開発評議会との協議を進めてほしいと述べたとのことです。
　日本電産は、小型モーター製造で高いシェアを誇る精密機器メーカーです。最近プノンペンに進出したミネベアと同様に労働集約的にハイテク部品を製造する日本電産は、カンボジア側にとっても、ぜひ投資をしてほしい会社の一つと言えます。協議が早急に進むことが期待されます。

日本電産のサイト
http://www.nidec.co.jp/index.html


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モーニングスター「新興国情報」に寄稿しています。

　ＳＢＩホールディングスが出資するモーニングスター社では、ネットを通じた金融情報提供を行っています。今年1月から、アジアやアフリカ諸国の情報を提供する「新興国情報」のサイトが始まりました。カンボジアについては、カンボジア総合研究所チーフエコノミスト鈴木博が毎週月曜日に寄稿いたします。ぜひ一度ご覧ください。無料です。
　ＳＢＩホールディングスは、カンボジアでは100％出資のＳＢＩプノンペン証券と40％出資のプノンペン商業銀行を展開しています。
　6月6日は「脚光浴びるカンボジアへの社会的投資、「マイクロファイナンス」ファンド登場で日本でも身近に」です。

http://www.morningstar.co.jp/news/blog/


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カンボジア投資セミナー

　6月2日に東京でカンボジア投資セミナーが開催されました。日本アセアンセンター、JETRO、JICAの共催で、黒木雅文在カンボジア日本大使、カンボジア開発評議会のソク・チェンダ事務総長、ミネベアの貝沼由久社長他が講演しました。セミナーの定員は300名でしたが、数日で予約が満杯になる等、日本からカンボジアへの視線が熱くなっていうrことを感じさせてくれました。

　講演資料については、日本アセアンセンターのサイトをご覧ください。
http://www.asean.or.jp/ja/invest/about/eventreports/2011/2011-02.html

　セミナーの概要については、モーニングスターの記事もご覧ください。
http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=493741


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

　ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
配信御希望の方は、下記のアドレス、または右側のブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。

　メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」
http://archive.mag2.com/0001154670/index.html


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カンボジア・ラオス証券セミナー

　5月20日にシンガポールで、「海外投資家会議：カンボジアとラオスの新しい証券取引所」が開催されました。
　この中でANZロイヤル銀行のヒギンズ頭取は、カンボジア証券市場は「ハイリスク・ハイリターン」市場であると明言しています。また、トンヤン証券プノンペンのハン支店長は、カンボジアの潜在成長力を高く評価し、市場の成長速度も速いものと期待していると述べました。
　アジア域内でも、カンボジアの証券取引所開設への期待と興味は高まってきています。カンボジア証券取引所のオープンは7月11日の予定ですが、上場予定の政府系3公社の株式公開手続きが間に合いそうもなく、実際の取引開始は11月11日になるものとみられています。

セミナーのパンフレット（英文です）
http://www.dfdlmekong.com/images/stories/BROCHURE_PROGRAM_new_stock_DFDL_26_04_2011.pdf

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ホームメードアイスクリーム＆デザートカフェ TOTO

　ノロドム通り、マルハン銀行の向かいにできた可愛いアイスクリーム屋さんです。ティファニーブルーとホワイトを基調にして、鏡を多用したインテリアは、センスの良いソファやクッションと相まって、素敵な雰囲気を演出しています。サンルームとなっているお店は、サンシェードで程よく調節された外光に照らされて、暖かな光で満ちています。大通りに面していながら、反対側の銀行等の緑が美しく、まるで公園の中の店のようです。
　メニューは様々なアイスクリーム類がメインです。私が頼んだのは「シックスセンスミニコーン」（2.2ドル）。5センチほどの超ミニサイズのアイスクリームで、好きなフレーバーを選べます。普通の大きさのアイス9種類を選べる「TOTO　モンスター」（7.8ドル）もお得感があります。
　近くにあるシソワット高校等の学生さんをターゲットにしているとのことで、おじさんにはちょっと入りにくいのが玉にきずといったしょうか。
　プノンペンでは見かけなかったタイプのお店で、とてもお薦めです。ぜひおいでください。

No. 75, Norodom Blvd.
023 668 999
http://www.totoicecream.com/index.php?linkID=home


シックスセンスミニコーン。プレゼンも秀逸です。


素敵な店内。趣味の良いかわいらしさがあふれています。


ティファニーブルーとホワイトの店内から見た外のグリーンが目に沁みます。


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日本人会球技大会2011

　カンボジア日本人会では、様々なイベントを開催しています。5月29日（日）は、球技大会でした。ノースブリッジ私立学校のグラウンドを借用して、ソフトボール、バレーボール、ドッジボールが行われました。老若男女、１００名以上が参加して、楽しく行われました。
　今年は、サッカーの親善試合も行われました。日本チーム対元日本留学生チームです。３－２で日本チームが勝利しました。あの暑さの中で90分走り回った皆さんに拍手です。
お昼は、ノースブリッジ学校のカフェテリアでランチでした。汗をかいた後のビールは最高でした。このようなイベントは、本当に楽しいものです。

カンボジア日本人会
http://www.jacam.cc/

　
サッカーの親善試合




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カンボジア証取、7月仮開設：IPOネックで取引開始は11月か

　カンボジア総研では、NNA（ニュースネットワークアジア）に毎週「カンボジア経済通信」を寄稿しています。また、随時、カンボジア経済についての記事を寄稿しています。本日（6月3日）は、「カンボジア証取、7月仮開設：IPOネックで取引開始は11月か」です。ぜひご覧ください。

NNA
http://news.nna.jp/free/news/20110603icn001A.html


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カンボジア証券取引所は7月11日にソフトオープン

　新聞報道によりますと、カンボジア経済財政省は、カンボジア証券取引所を7月11日にソフトオープンすると正式に発表しました。カンボジア証券取引所は、カンボジア政府と韓国のソウル証券取引所の合弁事業で、当面カナディアタワーで業務を行う予定となっています。
　しかし、上場する予定の政府系3公社（シアヌークビル港湾公社、プノンペン上水道公社、テレコムカンボジア）の株式公開（IPO）手続きが7月には間に合わないため、実際の取引開始は、本年11月11日を目標として準備が進められる見込みです。
　ラオスの証券取引所も最初ソフトオープンして、実際の取引まで数か月ありました。カンボジアでもステップバイステップで準備が着実に進められていくことが期待されます。


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インターネット費用の下落続く

　カンボジアのインターネット接続料金は、周辺国に比較して高いと言われてきましたが、速いスピードで値下がりが続いています。最大手のEZCOMでは、昨年通信速度を２倍に引き上げ、更に今年２月に50％増加させたとしています。光ケーブルによる接続で、最低料金は25ドル／月、高速タイプは最高199ドル／月となっています。値下げを阻んでいる大きな要因はインフラコストです。メコンネットによると、光ケーブルの配線は、電力公社の電柱を使って行っていますが、電柱のレンタルコストが1ドル／月・本とのことで、1キロの配線で35ドル／月程度のコストが必要となるとしています。
　このため、カンボジアでは、無線のWIMAXサービスが人気を集め始めています。弊研究所で使用しているセルカードのモーバイルインターネットシステムですと、1か月有効最大1.0GBで5ドルです。使用頻度によって異なると思いますが、大体20日～25日程度はこれ（5ドル）で足ります。初期費用としては、USBモデムが必要ですが、こちらも値下がりが激しく、セルカード社では30ドルで売り出しています。これに携帯電話用の普通のSIMカード（2ドル）をセットしてパソコンにさせば、携帯がつながる場所ではどこでもインターネット使用可能です。
　カンボジアの通信セクターは、固定電話システムを飛び越して、一気に基幹光ケーブル＋インターネットプロトコール（IP）＋無線（携帯電話、WIMAX）で進化しています。後発国が最新の技術を使ってジャンプした顕著な例と言われています。

セルカード
http://www.cellcard.com.kh/en/service/data_mobile_internet.php

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2011年4月の物価上昇率

　国家統計庁から発表された今年4月の物価上昇率（対前年同月比）は、5.2％の上昇となりました。周辺諸国と比較しても、物価上昇率はそれほど高くありません。ベトナムの4月の物価上昇率（対前年同月比）は、17.5％に達しています。
　4月の物価上昇の理由としては、国際マーケットでの価格上昇の影響があります。カンボジアはドル化した開放経済のため、国際価格の波が直撃します。ベトナムなどの周辺国での物価上昇も次第に影響してくるものと見られます。また、食料品の価格が5.7％とじわりと上昇してきていることも懸念されます（写真上：セントラルマーケットの生鮮食料品）。
　2月に入ってから、中東情勢の変動による石油の国際価格上昇があり、プノンペンでもガソリンの値段が上昇しつつあります。この影響を受けて、ガス価格や交通費が上昇してきています。ニューヨークの国際石油価格は110ドルを突破したあと、若干下がって100ドル前後で落ち着いてきていますが、今後の国際石油価格の動向から目が離せない状況となっています。
　国際通貨基金（IMF）は2011年の物価上昇率を5.2％と見込んでいます。
　

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