英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

白い花の正体 その5 「謎は残った」&「奥ゆかしい花」

2010-06-15 17:06:48 | 歳時
 しつこく続いて、その5です。
『白い花の正体 その4 驚愕の新事実』の続きです。)

 6月に入ってから、ヒメジョオンがあちこちで頭角を現してきて、私の心配は「余計な心配」だったと(『その4』報告しました。また、その時に、
「5月に、ハルジオンとヒメジョオンの判別に悩んでいたが、実は舌の写真も含めてすべてハルジオンであった」と結論を出しました。


6月に入って、にょきにょき伸びてきた

に比べて、極端に言えば、野菊(小菊)と観賞用の菊ぐらいに印象の差を感じました。


 で、先にも書きましたが、
「5月に咲いていたのはハルジオン、6月に入ってどんどん伸びて咲き始めたのがヒメジョオン」と結論を出したのでした。

 ところが、どうしても、確信が持てず、ハルジオンと判定した最初の2枚の写真の花の茎を、かわいそうと思いましたが切りました。
 すると、ハルジオンなら空洞のはずなのですが、しっかり白い髄が詰まっていました。

 ということは、ヒメジョオン!??

 来年の春、「これがハルジオン」と断定できるハルジオンを実際に観察する必要があるようです。来年の5月ごろ、あちこちの野原や道端で、はさみを持った怪しげな男が出没するかもしれません。


 切り取ったヒメジョオンはというと……


 5日ほど経ちましたが、元気に咲いています。



 現在の野原の様子は、

です。かなり咲きそろってきました。
 これは、いつもの方向から撮ったものです。でも、いまいち分かりにくいですね。

 そこで、90度回り込んで撮ってみました。


 うん、こちらの方が綺麗に見えますね。

奥ゆかしい花

 同じ野原の写真ですが、5月22日に撮ったものです。ハルジオンとヒメジョオン問題で、アップしそこなっていました。

 えっ?よく分からない?
 では、

 白く囲んだ部分を良くご覧下さい。………やっぱり、分かりません?

 仕方ありませんね。もう少し近づいてみます。

 ほら、観えてきたでしょう。では、もう少し近づきましょう。


 おお!想像以上に綺麗でしょう。
 奥ゆかしく咲いている割には、派手です。隠れてよく見えなかったので、びっくり。不意をつかれ、感動しました。

 イモカタバミ(だと思います)
南アメリカ原産の帰化植物。カタバミ科カタバミ属 。
ムラサキカタバミと似ていますが、ムラサキカタバミに比べて、中央部が濃い紫色なのが特徴。花弁もやや短いです。

さらにベニカタバミ(紫ではなく、今度は紅)という種(ブラジル原産)もあるそうです。
コメント (2)
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