しつこいようですが、「暖冬」という予報だったこの冬、寒いです。
初冬(12月)からずっと寒く、雪ばかりでした。
正月は、雪かきばかりでした。
大寒に入ってから、やや暖かかったのですが、先週水曜日ぐらいから、厳しい寒さが続いています。
気象庁は、12月になって雪の日が続いても「暖冬」になると言い張っていましたが、12月中旬頃から暖冬を先延ばしする言葉が出始め、12月の下旬に「平年並み」に修正。「訂正」ではありません。(「訂正」とは「間違いを認めたうえで正すこと」です)
1月下旬に入ると、「1月末から1か月は気温は平年よりやや低くなる」と言い始めました。つまり、寒の内の「平年並み」というのは、「平年と同じだけの大寒の寒さ」=「1年で最も寒い時期の寒さにはなるよ」ということです。それが、「平年よりやや寒い」となったのですから、「非常に寒い」というわけです。
まあ、一か月や季節予報は当たることが珍しいので、期待はしていませんでしたので、記事にするつもりはなかったのです。(今の予報の精度だと、記事にするとなると、毎年、季節ごとに記事を書かなくてはならなくなります)
ところが、ここ数日で2度、≪ムッ!≫とすることがあったので、特に、今夜のNHK『ニュース7』の平井予報官の東京(関東)寄りの予報がひどかったので、書かずにはいられませんでした。
これまでも、何度も東京(関東)中心の気象予報についての文句を垂れているので、当ブログの常連さんは≪またか≫とお思いでしょう(←こういう台詞も、私自身、何度も書いた記憶があります)
まず、30日(金曜日)は関東地方(内陸中心)で雪が降ったのですが、どの局かは分かりませんでしたが、八王子からの中継で「いくら雪かきをしても、どんどん雪が降り積もってしまいます」という旨のレポートをしていましたが、約3センチの積雪で、それも、積もり方にムラがありました。こちらで表現すると「うっすらと雪が積もる」ぐらいです。
ええ、ノーマルタイヤや滑りやすい靴底が通常の太平洋側での積雪の影響は相当なもので、影響を受ける人の数も日本海側とは桁違いなので、雪の情報は重要というのは理解しています。
ただ、自分のレポートに重大性を持たせるため、大げさな表現を使うレポーターに腹が立ちました。…というと、マツコや有吉に、一笑に付されそうですね。まあ、こういった民法のレポートは“ご愛嬌”“苦笑”で済ますつもりでした。
が、今夜の『ニュース7』の平井予報官はひどかったです。
その前に、天気の概況を。
関東地方に雪を降らせた南岸低気圧が、土曜日には北海道の東方で発達して強い冬型に。低気圧から近い東北北部や北海道東部では風雪が強く、猛吹雪になりました。その低気圧は動きが遅く、日曜、月曜と居座り続けそうです。
そういう状況は、『ニュース7』のニュースとして1分30秒ほど報じられていました。気象情報は番組の最後に約2分間解説されます。
通常、『ニュース7』のお天気キャスターは、寺川奈津美さん(平日)と岡村真美子さん(土日・祝日)が担当していたのですが、不倫騒動で降板した岡村氏に代わって、他の時間帯のお天気キャスターが起用されるのですが、この土日は平井信行予報官が登場しました。
さて、予報が始まりました。
最初の47秒間は、北海道の猛吹雪の状況を解説していました。ニュースと重複するけれど、当事者は大変なので当然の情報です。
しかし、「最大瞬間風速、明日も35m/秒、予想される雪の量は明日夕方までに多い所では70㎝と見られます。大雪に警戒してください」と言い終わるや否や(「as soon as」です)、
「ところで、武田さん(メインキャスター)。今度の木曜日ですが、東日本の太平洋側でも雪の予報に変わってきたんですよ……<中略>……寒気の強さ、低気圧の発達の仕方によっては、東日本の太平洋側、積雪になるかもしれませんね」と、33秒も「来週雪が降るかもしれない」と力説し始めたのです。こちらは、今夜や明日の雪を知りたい。
その後、3時間ごとの各地の予報(札幌から東京の一覧表が示される。北陸は金沢)では
「仙台や長野、東京では晴れる見込みです。最低気温、東京は0度の予報です」
いや、晴れる所は言わなくてもいいだろう。東京の最低気温も別にいいよ。
それに続く、週間天気予報では
「木曜日ごろは、東京でも雪の予報となっています」
それは、さっき言っただろ!北海道や北陸の雪がいつまで降るのかを解説しろよ!
今のところ、こちらは10㎝の積雪です。
それほどではないのですが、今日の午後からも、ほとんど止まずに振り続けています。このまま振り続けるのか、夜半には止むかで、明日の朝が変わってきます。
NHKの全国ニュースなのだから、もっと、中立で予報してほしいです。
初冬(12月)からずっと寒く、雪ばかりでした。
正月は、雪かきばかりでした。
大寒に入ってから、やや暖かかったのですが、先週水曜日ぐらいから、厳しい寒さが続いています。
気象庁は、12月になって雪の日が続いても「暖冬」になると言い張っていましたが、12月中旬頃から暖冬を先延ばしする言葉が出始め、12月の下旬に「平年並み」に修正。「訂正」ではありません。(「訂正」とは「間違いを認めたうえで正すこと」です)
1月下旬に入ると、「1月末から1か月は気温は平年よりやや低くなる」と言い始めました。つまり、寒の内の「平年並み」というのは、「平年と同じだけの大寒の寒さ」=「1年で最も寒い時期の寒さにはなるよ」ということです。それが、「平年よりやや寒い」となったのですから、「非常に寒い」というわけです。
まあ、一か月や季節予報は当たることが珍しいので、期待はしていませんでしたので、記事にするつもりはなかったのです。(今の予報の精度だと、記事にするとなると、毎年、季節ごとに記事を書かなくてはならなくなります)
ところが、ここ数日で2度、≪ムッ!≫とすることがあったので、特に、今夜のNHK『ニュース7』の平井予報官の東京(関東)寄りの予報がひどかったので、書かずにはいられませんでした。
これまでも、何度も東京(関東)中心の気象予報についての文句を垂れているので、当ブログの常連さんは≪またか≫とお思いでしょう(←こういう台詞も、私自身、何度も書いた記憶があります)
まず、30日(金曜日)は関東地方(内陸中心)で雪が降ったのですが、どの局かは分かりませんでしたが、八王子からの中継で「いくら雪かきをしても、どんどん雪が降り積もってしまいます」という旨のレポートをしていましたが、約3センチの積雪で、それも、積もり方にムラがありました。こちらで表現すると「うっすらと雪が積もる」ぐらいです。
ええ、ノーマルタイヤや滑りやすい靴底が通常の太平洋側での積雪の影響は相当なもので、影響を受ける人の数も日本海側とは桁違いなので、雪の情報は重要というのは理解しています。
ただ、自分のレポートに重大性を持たせるため、大げさな表現を使うレポーターに腹が立ちました。…というと、マツコや有吉に、一笑に付されそうですね。まあ、こういった民法のレポートは“ご愛嬌”“苦笑”で済ますつもりでした。
が、今夜の『ニュース7』の平井予報官はひどかったです。
その前に、天気の概況を。
関東地方に雪を降らせた南岸低気圧が、土曜日には北海道の東方で発達して強い冬型に。低気圧から近い東北北部や北海道東部では風雪が強く、猛吹雪になりました。その低気圧は動きが遅く、日曜、月曜と居座り続けそうです。
そういう状況は、『ニュース7』のニュースとして1分30秒ほど報じられていました。気象情報は番組の最後に約2分間解説されます。
通常、『ニュース7』のお天気キャスターは、寺川奈津美さん(平日)と岡村真美子さん(土日・祝日)が担当していたのですが、不倫騒動で降板した岡村氏に代わって、他の時間帯のお天気キャスターが起用されるのですが、この土日は平井信行予報官が登場しました。
さて、予報が始まりました。
最初の47秒間は、北海道の猛吹雪の状況を解説していました。ニュースと重複するけれど、当事者は大変なので当然の情報です。
しかし、「最大瞬間風速、明日も35m/秒、予想される雪の量は明日夕方までに多い所では70㎝と見られます。大雪に警戒してください」と言い終わるや否や(「as soon as」です)、
「ところで、武田さん(メインキャスター)。今度の木曜日ですが、東日本の太平洋側でも雪の予報に変わってきたんですよ……<中略>……寒気の強さ、低気圧の発達の仕方によっては、東日本の太平洋側、積雪になるかもしれませんね」と、33秒も「来週雪が降るかもしれない」と力説し始めたのです。こちらは、今夜や明日の雪を知りたい。
その後、3時間ごとの各地の予報(札幌から東京の一覧表が示される。北陸は金沢)では
「仙台や長野、東京では晴れる見込みです。最低気温、東京は0度の予報です」
いや、晴れる所は言わなくてもいいだろう。東京の最低気温も別にいいよ。
それに続く、週間天気予報では
「木曜日ごろは、東京でも雪の予報となっています」
それは、さっき言っただろ!北海道や北陸の雪がいつまで降るのかを解説しろよ!
今のところ、こちらは10㎝の積雪です。
それほどではないのですが、今日の午後からも、ほとんど止まずに振り続けています。このまま振り続けるのか、夜半には止むかで、明日の朝が変わってきます。
NHKの全国ニュースなのだから、もっと、中立で予報してほしいです。