北海道遠軽町の白滝では1日で90㎝も積もり、128㎝と観測史上最深の積雪となりました。北日本や山間地対では、まだまだ大変な状況で、まとめのような記事を書くのは無神経かもしれません。
まず、関東地方の降雪・積雪は読めませんでした。
寒気はまだ西日本北部で、関東には到達していないので雪にはならないと思ったのですが、南岸低気圧が発達し、北関東・東北付近の低空の寒気を引き込んだと思われます。
福井の雪は、昨日夕方までは福井市以北のみでした。日本海に低気圧があり、等圧線が横縞になると西(西南西)から雪雲が流れ込むようになると、起こる状況です。しかし、等圧線が南西から北東に伸びるくらいにならないと起きない現象です。
(基本的に、等圧線が縦じまでも、多少傾いても、その間隔が狭く寒気があれば、北陸にはどんどん雪雲が流れてきます)
私のところも夕方から降り始めました。雲の流れ(気流)は西から東へと変わらないのですが、寒気の芯が南下してきたため、それに伴われて雪雲も南下してしまいました。
夕方から午前3時あたりまで、かなり降雪があり積雪は20㎝になりました。ただ、午前3時過ぎには寒気が通り過ぎたため、雪は小降りとなり積雪は増えませんでした。(福井市の気温は昨日の午後5時から零時まで氷点下、午後1時、2時は1℃台で、3時には3℃になり、以後徐々に上がっていきました)
今回は、寒気の芯が小規模だったので、助かりました。
上図は、寒気の芯が通過した様子。
衛星画像は、寒気を伴う低気圧がまだ日本海にある段階ですが、寒冷禍がはっきり表れています。
寒気が通過して(日本海の低気圧が解消して)、西高東低の冬型の気圧配置(縦縞の等圧線)になっても、(先ほども書きましたが)北陸の雪雲の量は変わりません(ただ、向きが変わると、地形的な差は出てきます)。
大きな違いは、縦縞になると、雪雲が北西(北北西)から南東(南南東)に流れるので、若狭湾→琵琶湖→関ヶ原~名古屋へと雪雲が低い所を抜けて、太平洋側に流れ込みやすくなります。
そのため、名古屋で9㎝、京都でも4㎝の積雪になりました。
今回の寒気はピークを越え
木曜日には、かなり北上します。
しかし、日曜日から月曜日に掛けて、強い寒気が襲来します。
今回より大規模で強いようです(東京も土曜日に雪マークが出ています)。
やや動きが早いのがありがたいです。
まず、関東地方の降雪・積雪は読めませんでした。
寒気はまだ西日本北部で、関東には到達していないので雪にはならないと思ったのですが、南岸低気圧が発達し、北関東・東北付近の低空の寒気を引き込んだと思われます。
福井の雪は、昨日夕方までは福井市以北のみでした。日本海に低気圧があり、等圧線が横縞になると西(西南西)から雪雲が流れ込むようになると、起こる状況です。しかし、等圧線が南西から北東に伸びるくらいにならないと起きない現象です。
(基本的に、等圧線が縦じまでも、多少傾いても、その間隔が狭く寒気があれば、北陸にはどんどん雪雲が流れてきます)
私のところも夕方から降り始めました。雲の流れ(気流)は西から東へと変わらないのですが、寒気の芯が南下してきたため、それに伴われて雪雲も南下してしまいました。
夕方から午前3時あたりまで、かなり降雪があり積雪は20㎝になりました。ただ、午前3時過ぎには寒気が通り過ぎたため、雪は小降りとなり積雪は増えませんでした。(福井市の気温は昨日の午後5時から零時まで氷点下、午後1時、2時は1℃台で、3時には3℃になり、以後徐々に上がっていきました)
今回は、寒気の芯が小規模だったので、助かりました。
上図は、寒気の芯が通過した様子。
衛星画像は、寒気を伴う低気圧がまだ日本海にある段階ですが、寒冷禍がはっきり表れています。
寒気が通過して(日本海の低気圧が解消して)、西高東低の冬型の気圧配置(縦縞の等圧線)になっても、(先ほども書きましたが)北陸の雪雲の量は変わりません(ただ、向きが変わると、地形的な差は出てきます)。
大きな違いは、縦縞になると、雪雲が北西(北北西)から南東(南南東)に流れるので、若狭湾→琵琶湖→関ヶ原~名古屋へと雪雲が低い所を抜けて、太平洋側に流れ込みやすくなります。
そのため、名古屋で9㎝、京都でも4㎝の積雪になりました。
今回の寒気はピークを越え
木曜日には、かなり北上します。
しかし、日曜日から月曜日に掛けて、強い寒気が襲来します。
今回より大規模で強いようです(東京も土曜日に雪マークが出ています)。
やや動きが早いのがありがたいです。