JX-ENEOS サンフラワーズ79-52シャンソン化粧品 シャンソンVマジック
終わってみれば、JXの完勝であった。
一言で言えば、シャンソンのエース本川を徹底的にマークし13得点に封じるなどJXのディフェンスの勝利だった。
第1ピリオド
立ち上がりは、どちらかと言うとシャンソンペース。
シャンソンのマークが厳しく、パスの出しどころを見出せないJXに対し、シャンソンはパスが回りオフェンスの形になっていた。
しかし、間宮の動きがよく、シャンソンディフェンスが追い付かず、ファールで押さえるのがやっとという状況。間宮はきっちりフリースローを決めていき、なんと11投連続で成功。
また、JXのディフェンスが徐々に機能し、シャンソンは攻め口を見いだせない。頼りの本川もJX大沼のマークが厳しく思うようにプレーができない。
それでも、18-10でJXのワンサイドゲームになりかけたところで、ファーストブレーク1本と我慢強くパスを繋いだ1本で踏みとどまり、第1ピリオドは22-16の6点差で終える。
第2ピリオド
間宮に加え、渡嘉敷も決め始め、さらに吉田から間宮への見事なパスも決まり、32-20と完全にJXペースに。
そのうち、JXに≪あんなプレー(ショット)を決められたらどうしようもない≫というシーンが何度かある一方、シャンソンはJXのゾーンディフェンスを破れないでいる。解説の萩原美樹子氏によると、中にボールが入らないことに起因しているとのこと。
JX・岡本の3Pも決まって、43-25と一方的気配だったが、本川が3Pシュート2本を含む8得点するなど、何とか踏みとどまり、前半をJX49-36シャンソンと13点差で終了。
前半は何と言っても、間宮のフィールドゴール8-4、フリースロー13-13と21得点が大きい。シャンソンは本川と河村が11得点。
第3ピリオド
膠着状態が続いたが、5分40秒にJX・岡本が3Pシュートを沈め53-36とゲームの流れを掴む。
この後は、JXが順当なプレーを積み重ね、押し切った。
最終スコアはJX79-52シャンソンで、JXの完勝。
~JX、盤石なゲーム運び~
吉田を休ませながらもJXペースで進められたのは、昨年から進化した点。
控えのポイントガードの宮崎も成長し、信頼度も増したようだ。
また、控えの中村も機能していた。ポテンシャルは高そうなので、起用すればするほど活躍しそうだ。
余裕の試合運びで、渡嘉敷、さらに、間宮もベンチに下げることができたが、余裕がなくても、時折ベンチに下げた方がいいように思う。
本来スタメンの宮澤は、第4ピリオドまで出番なし。どこか故障しているのかと思ったが、第4ピリオドはベンチを温めさせられた鬱憤を晴らすようなプレーをしていた。
解説の萩原氏によると「これまでずっと4番ポジションをこなしていたが、今年から3番ポジションにコンバートして苦労している」と解説していたが、昨年も全く同じ言葉を発していた。昨年の時でさえ、この解説に疑問を感じたが、今年のこの解説はさすがに変。
レギュラーシーズンではスタメンだった宮澤が、この全日本ではベンチスタートである理由はしっかり取材しておくべきである。
~力を発揮できなかったシャンソン~
JXのディフェンスが良いのだろう。シャンソンのオフェンスが機能しなかった。特に、本川へのマークが厳しく、時折、素早いリリースで3Pシュートを決めたり、素晴らしい1on1でドライブシュートを決めるなどしていたが、全般的には封じ込められたと言って良いだろう。
本川へのマークが厳しくなることは予想されたので、対応策を練っておくべきだった。また、ゾーンディフェンスへの工夫もなかった。
あと、イージーシュートを何本か外し、ペースをつかめなかったのも痛かった。
シュート以外のリバウンドやスクリーンプレーなど、普段できているプレーができなかったのは、JXが素晴らしかったのか、集中力(執着心)が足りなかったのか……後者のように感じた。
終わってみれば、JXの完勝であった。
一言で言えば、シャンソンのエース本川を徹底的にマークし13得点に封じるなどJXのディフェンスの勝利だった。
第1ピリオド
立ち上がりは、どちらかと言うとシャンソンペース。
シャンソンのマークが厳しく、パスの出しどころを見出せないJXに対し、シャンソンはパスが回りオフェンスの形になっていた。
しかし、間宮の動きがよく、シャンソンディフェンスが追い付かず、ファールで押さえるのがやっとという状況。間宮はきっちりフリースローを決めていき、なんと11投連続で成功。
また、JXのディフェンスが徐々に機能し、シャンソンは攻め口を見いだせない。頼りの本川もJX大沼のマークが厳しく思うようにプレーができない。
それでも、18-10でJXのワンサイドゲームになりかけたところで、ファーストブレーク1本と我慢強くパスを繋いだ1本で踏みとどまり、第1ピリオドは22-16の6点差で終える。
第2ピリオド
間宮に加え、渡嘉敷も決め始め、さらに吉田から間宮への見事なパスも決まり、32-20と完全にJXペースに。
そのうち、JXに≪あんなプレー(ショット)を決められたらどうしようもない≫というシーンが何度かある一方、シャンソンはJXのゾーンディフェンスを破れないでいる。解説の萩原美樹子氏によると、中にボールが入らないことに起因しているとのこと。
JX・岡本の3Pも決まって、43-25と一方的気配だったが、本川が3Pシュート2本を含む8得点するなど、何とか踏みとどまり、前半をJX49-36シャンソンと13点差で終了。
前半は何と言っても、間宮のフィールドゴール8-4、フリースロー13-13と21得点が大きい。シャンソンは本川と河村が11得点。
第3ピリオド
膠着状態が続いたが、5分40秒にJX・岡本が3Pシュートを沈め53-36とゲームの流れを掴む。
この後は、JXが順当なプレーを積み重ね、押し切った。
最終スコアはJX79-52シャンソンで、JXの完勝。
~JX、盤石なゲーム運び~
吉田を休ませながらもJXペースで進められたのは、昨年から進化した点。
控えのポイントガードの宮崎も成長し、信頼度も増したようだ。
また、控えの中村も機能していた。ポテンシャルは高そうなので、起用すればするほど活躍しそうだ。
余裕の試合運びで、渡嘉敷、さらに、間宮もベンチに下げることができたが、余裕がなくても、時折ベンチに下げた方がいいように思う。
本来スタメンの宮澤は、第4ピリオドまで出番なし。どこか故障しているのかと思ったが、第4ピリオドはベンチを温めさせられた鬱憤を晴らすようなプレーをしていた。
解説の萩原氏によると「これまでずっと4番ポジションをこなしていたが、今年から3番ポジションにコンバートして苦労している」と解説していたが、昨年も全く同じ言葉を発していた。昨年の時でさえ、この解説に疑問を感じたが、今年のこの解説はさすがに変。
レギュラーシーズンではスタメンだった宮澤が、この全日本ではベンチスタートである理由はしっかり取材しておくべきである。
~力を発揮できなかったシャンソン~
JXのディフェンスが良いのだろう。シャンソンのオフェンスが機能しなかった。特に、本川へのマークが厳しく、時折、素早いリリースで3Pシュートを決めたり、素晴らしい1on1でドライブシュートを決めるなどしていたが、全般的には封じ込められたと言って良いだろう。
本川へのマークが厳しくなることは予想されたので、対応策を練っておくべきだった。また、ゾーンディフェンスへの工夫もなかった。
あと、イージーシュートを何本か外し、ペースをつかめなかったのも痛かった。
シュート以外のリバウンドやスクリーンプレーなど、普段できているプレーができなかったのは、JXが素晴らしかったのか、集中力(執着心)が足りなかったのか……後者のように感じた。