英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

相棒 season18 第13話「神の声」

2020-01-24 17:30:33 | ドラマ・映画
無理のある事件の作り(殺害方法や偽装工作)だった
1.ドローンの飛行ルートを設定・予約
 “ある程度の知識と機材があれば可能”とのこと。確かに、琴江(松居直美)はドローン操作の資格を持っている乙羽(川添野愛)と親しかった(実は親子)ので、もしかしたら操縦などを教わっていたのかもしれない……
 ちなみにタイトルの「神の声」は殺害の工作に使用されたドローンのモーター音だった。
2.殺害方法はウォーターボーディング
 ウォーターボーディングとは、顔面に濡れた布を置き、その上から水を掛けて窒息させる方法。
 まあ、一般の人は知らない方法だと思われるが、親しくしていたサバイバルに詳しい皆川(比佐仁)から教わったか、皆川の家にあった書物から知識を得たのだろう……
3.男性を組み伏せる体力
 最初の2件は、後ろから殴打するなどして気を失わせたのかもしれないが、美濃部林業社長・美濃部 (小宮健五)の時は組み伏せ溺死させようとしていた。
 琴江、強過ぎ……

殺害動機も弱い
 美濃部たちは《村を守るため》に、木工職人・橋沼(庄大地)を殺害したが、橋沼は連続殺人事件の容疑を掛けられただけで、無実で冤罪の被害者だった。当然、村民には何の害を為していない。
 なのに、村民からは迫害され続け、ついには殺されてしまった。
 さらに、それを目撃した乙羽をも殺害……非道すぎる。
 
【その他の些細な疑問】
 皆川はプレッパーズ(世界滅亡に備える人々)だった。地下にシェルターを作り(どうやって?)、サバイバル訓練に励む毎日。
 その資金や生活費はどうしたのか?

今シリーズ、第4話、第5話、第6話、第10話が不出来に感じたが(個人的感触)、今話はそれらのトップを争う出来だったと思うが、巷では高評価も多かったようだ。

第1話第2話第3話第4話第5話第6話第7話第8話第9話第10話第11話(元日SP)第12話


【ストーリー】番組サイトより
山岳信仰が残る村で奇怪な事件が発生!
山中で磔にされた遺体…死因は溺死!?


 右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、遺留品の返却で奥多摩の山村を訪れる。そこで出会った駐在の草野(粕谷吉洋)や移動スーパーを営む琴江(松居直美)によると、村にはいまだ山岳信仰が残っていて、その日も山は禁足地になっているらしい。ところが、誰も立ち入っていないはずの山中で、変死体が発見される。被害者は以前、役場に勤めていた初老の男性で、山中の地面に磔にされていた。
 伊丹(川原和久)たちが捜査に乗り出す中、右京と亘は気になる噂を耳にする。3年前、若い女性を狙った連続殺人事件の容疑者として世間の耳目を集めた“橋沼”という男が、村に戻ってきたのではないかというのだ。草野によると、3年前の事件の真犯人は逮捕され、橋沼の無実は確定しているのだが、半年ほど前、村の若い女性が行方不明になった直後、橋沼も姿を消すという出来事があったという。今回の被害者は、厄介者の橋沼を村から追い出そうとしていた一派の中心人物だったため、橋沼が復讐に戻ったのではないかと村民たちが恐れているらしい。
 そんな中、山中で磔にされていた男性の死因が“溺死”であることが判明して…!?

被害者はなぜ水場のない山奥で溺死していたのか?
犯人は村に恨みを持つ者? それとも怒れる山の神!?
特命係が山村で起きたミステリアスな事件に挑む!


ゲスト:松居直美 小宮健五 粕谷吉洋

脚本:山崎太基
監督:杉山泰一
コメント (2)
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