英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

安倍元総理の国葬について……きちんとした手続きを踏んだ上で

2022-09-01 17:35:15 | 時事
以下は、対面公務に復帰した岸田総理の会見で国葬に関する言及
「さまざまなご意見とともに、説明が不十分とのご批判を頂いております。
 政権の初心に返って(帰って)、丁寧な説明に全力を尽くしてまいります」


今年度予算の予備費から支出を決定した2億5千万円以外にかかる警備や外国要人の接遇費用については
「毎年度の予算において警備や接遇予算は計上しております。
 今回の警備や接遇についても計上している規定予算の範囲以内で対応する。
(具体的な数字についても)できるだけ早く示すよう努力はしていく」




安倍総理が亡くなって、それほど時が経たないうちに「国葬にする」と総理が言っていた
そんな簡単に勝手に決めていいの?と思った。
世間や野党の疑問や批判はスルーして、閣議で国葬に決定してしまった。
総理、政府(内閣)、自民党の横暴である。

国会で発議、議論した上で決定すべきである。

“歴代最長の任期”とか“総理大臣としての業績が云々”などの理由は上げていたが、それを国会の場で説明すればいい。
「丁寧な説明に全力を尽くしてまいります」って、きちんとした手続きをしないで、説明するもない


さらに、警備や外国要人の接遇費用の予算を計上しないで、事後承諾で済ますつもりだ
何でも30億円かかるとか……
実際の数字はともかく、膨大な費用が掛かるのなら、きちんと数字を示すべきである。
「(具体的な数字についても)できるだけ早く示すよう努力はしていく」って……総理が計算するわけでもないだろうに。
努力するのは官僚?…とにかく、総理は「費用を算出しなさい」というだけ良いはず。

「毎年度の予算において警備や接遇予算は計上しております。
 今回の警備や接遇についても計上している規定予算の範囲以内で対応する」
という理屈も変!

G7とか各国首脳の訪日などは例年や数年に一度のイベントなので、“毎年度の予算において警備や接遇予算”に含まれると考えられるが、元総理の葬儀はそういう通常とは違うので理屈に合わない
そもそも、警備費だけ別の財布から支出するのはおかしい。事業計画書で「これ(警備費)はイベント終了後にかかった費用を出してください」なんて、普通の組織であるのだろうか?



(話が少しずれるが)これを言うと、全国の警察官を敵に回しそうだが……
今回の件は、警察庁(警察)の失態である。なので、警備は奉仕(無償)ということにしては……
コメント (4)
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