英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

2022年FIBA女子バスケットボール・ワールドカップ 日本-オーストラリア戦

2022-09-28 00:12:51 | スポーツ
ピック&ロールでフリーとなったが、3Pシュートを打たず、ドリブルしてリングに向かっていったが、そこには当然、ピック&ロールに掛かった相手ディフェンダーが二人いる。しまったと思ったのか、そこでファンブルしターンオーバー。
3Pシュートを打ってくれというシチュエーションになったというのに、そのお膳立てを無にするプレーだった。
(私は宮澤が3Pシュートだけのプレーヤーだとは思わないが)あそこで3Pシュートを打たなければ、宮澤がコートに立つ意味はない。何のためにコートに立ったのか?……
私がヘッドコーチであのプレーを観たら、すぐさまベンチにひっこめる。


オーストラリアも決して調子は良くなく、ゲーム中盤までは、結構もたついており、日本にも十分勝機があった。
しかし、第3Q終盤から、第4Q半ばまで、全くオフェンスが機能せず、差を付けられてしまった。
……4連敗。予選リーグは1勝4敗の5位で終了。
第2戦のセルビア戦の敗戦が痛かったが、あのゲームを観た時、ある程度、今回の結果は予想がついた。

身長があって、ディフェンスが厳しいチーム相手だと、現状では厳しい。
このゲームでは安間は健闘したが、やはり、ポイントガードが弱い。安定して通用するのが宮崎ひとりでは苦しい(その宮崎も、このゲームでは疲労が感じられた)。
吉田や町田が恋しい。
それか、この前も書いたが、ENEOS・岡本のようにポイントガード的シューティングガードがいれば、オフェンスが停滞した時、何とか打開できるのだが……
町田がどういう状態なのか分からないが、もし、ポイントガードが今の宮崎、山本、安間ならば、シューティングガードのポジションに平下を起用するのはどうか?
3Pシュートもあり、スピードもある。ドライブもパスの合わせも出来そうな気がする。
あと、SG候補としては、赤穂ひまわり。彼女は器用なので、SGもこなせそう。身長があるのも強みだ。

ディフェンスは徐々によくなってきたが……
 それでも、五輪当時と比べると、相手へのプレッシャーが弱い。五輪の時は、相手が辟易するような厳しさとしつこさがあり、相手チームのターンオーバーを誘発していた。

ベンチワークも疑問点が多かった
 「タイムアウトを取るのが遅い」「タイムアウトでの指示も効果がなかった(タイムアウト直後のプレーは成功しないどころか、ターンオーバーが多かった)
 “タイムシェア性”もうまくいっているとは思えない。選手の調子や相手チームとの相性もあり、選手のプレータイムを基本にして交代するのは、なかなか難しい。それに、ゲームの流れや選手のペースも分断してしまう可能性もある。
 渡嘉敷の調子が良くなかったが、宮崎とのコンビプレーは良く決まっていたので、このふたりはセットで出した方がよかった。

3Pシュートが入らない、ターンオーバー(迂闊なパスミス)が多かった
 既に何度も書いているので、省略

集中力と執着心が……
 これについても、これまでも書いているし、こういう事を外野が言うのは良くないが、やはり、ターンオーバーが多いことやリバウンドやルーズボールに競り負けてセカンドチャンスでの失点が多かったのは、それが原因のように思う。

 今大会は残念な結果だったが、次回に期待したい。
コメント
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