英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

22-23 Wリーグ プレーオフ セミファイナル デンソー VS ENEOS

2023-04-11 22:36:53 | スポーツ
 何度も何度もENEOS(以後“エネオス”と表記)の厚く高い壁に跳ね返され続けた高田。今回も……

 熱戦、好ゲーム。特に第2ゲームは、どちらに勝利の目が出るか分からない大熱戦だった。
 ただ、第1ゲームはエネオスが主導権を握り続けた印象があり、その印象が残っているのと、エネオスの2連勝という結果もあり、2試合を通じてのイメージもエネオスペースだったような気がする。

 試合経過を追うのは大変なので、随感的に……

デンソー アイリス
高田は優れたプレーヤーで、五輪でも軸となって全日本を引っ張っていた。しかし、ここ1、2年のプレーには迫力を今一つ感じない。このセミファイルでもその印象は変わらなかった。
 静かに燃えるタイプなので、チーム内にガッツや勢いを前面に押し出す選手が欲しい(五輪では馬瓜エブリンのような陽性キャラが多かった)
 陽性キャラがいないなら、チームを引っ張るポイントガードが欲しい
赤穂ひまわりは高さも巧さも早さを兼ね備えた好プレーヤー。ただ、リーグ戦終盤に捻挫をして完調ではなかったようだ。(監督によると「7割程度」というが、それ以上に働いていたが)
赤穂さくらも妹同様、好プレーヤーで、このセミファイナルも活躍していた。妹と同レベルのポテンシャルを持っているように思うので、《もっとアグレッシブに得点を取りに行けばいいのに》と思うことが多い。
 今回も、好位置でリバウンドやルーズボールを手にしても、一旦、外郭にパスを出していた。確かに、それが基本だとは思うが、点を取りに行ける時は行くべきだ。
・本川も内に外にと、オフェンスにアクセントをつけることのできる選手。2試合とも10得点で頑張っていた。
・デンソーとしては、第2ゲームでリザーブ選手が不振だったのが痛かった

ENEOS サンフラワーズ
・やはり、渡嘉敷がチームをぐいぐい引っ張った。第2ゲームの「得点できなければ、他のプレーで頑張ればいい」という言葉は、心に残った。
長岡第1ゲームでは大活躍第2ゲームは序盤でファールトラブル、プレーもあまり振るわない上、最後にはファールアウトと散々。でも、ファイナルでは活躍するはず。
切れの良い動き、プレーが光ったあのリバースシュートは凄かった
宮崎は、ここ1、2年は今一つ。特に林は不振と表現してもいいかも。宮崎は、チームの流れが悪い時、それを払拭するような敵ディフェンスを切り裂くドライブシュートが少なかった
中田は、非常に積極的な選手だが、それが仇となることも偶にあるが、今回はアグレッシブさが功を奏した。チームが沈滞しかけたところを救っていた
藤本は、逆に堅実なプレーでゲームを繋いだ。身体が流れながら打つ難しいジャンプシュートも巧い。
コメント
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