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英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

相棒 season23 第12話「細かいことが気になる患者」

2025-01-23 14:01:36 | ドラマ・映画
チーム“右京” vs チーム“ライリー”
 病院を乗っ取り売り払おうとする詐欺グループの謀を右京が察知し、対抗策を練っていく……リアルタイムの攻防は興味深かった。
とは言え、
 巧妙に罠を仕掛け、詐欺の網を手繰り寄せていく詐欺集団だったが、右京の方が1枚も2枚も上手だった。
 網のほころびを突き、更に詐欺グループを大きな網で絡みとっていった。

 そして、割と早めに事件は解決。
 その後、ライリーの少年時代のエピソードと師匠筋の老詐欺師、チーム“ライリー”の連帯感のような描写は必要だったのか?

【“細かいところが気になる視聴者”として】
①ライリーが暴力団と繋がっていたのは不自然。
 有澤弁護士が、警察署や留置所にる暴力団関係者に接見していたが、暴力団と組むのはライリーの信条にも反するように思うし、リスクも大きすぎる。
 銃をなぜ保管する?
 (組対五課の課長を担ぎ出すための設定?)
②病院の理事長兼院長が人が良すぎる
③詐欺グループも人員不足
 病院の理事3人というのは少なすぎ。だからこそ目をつけられたとは思うが、理事会がもっと大人数だったら、成り立たない手法。
 資本家の人選も疑問。(彼を雇うぐらいだから、もっと大人数のダミーを用意するのは無理そう)
④金の隠し場所も主題のひとつだったと思うが、金の出し入れにあそこまで行くのは大変だし、人目を引きそう。
⑤右京の脳波が常人と違っていたので検査入院…この設定もやや無理が……発端の脳波の検査はどこで?



第1話「警察官A~要人暗殺の罠!姿なき首謀者」(初回拡大SP)
第2話「警察官A~逆転殺人!真犯人は二人いる!!」(拡大スペシャル)
第3話「楽園」
第4話「2つの顔」
第5話「幽霊ホテル」
第6話「薔薇と髭の夜明け」
第7話「復讐者は笑わない」
第8話「瞳の中のあなた」
第9話「最後の一日」(元日SP )
第10話「雨やどり」
第11話「33人の亀山薫」

【ストーリー】番組サイトより
入院中の右京にいつもの悪い癖が…
病院に現れた怪しい人々の正体は!?


 右京(水谷豊)の脳波に異常が見つかり、検査入院することになった。ただ、検査を担当する院長は研究が本職で、経営は素人。病院の存続が危ぶまれるほどの経営難に陥っていた。そこに、ライリー・櫻井(岩谷健司)と名乗るコンサルタント会社の代表が現れる。「病院再建のスペシャリストである我々に任せれば大丈夫」と力強く語り、院長の信頼を得て改革の提案を始めた。
 そんな中、入院中の右京は不穏な動きを察知し、ライリーをはじめ、コンサルタント会社の社員からも事情を聞くが、上手くかわされてしまう。入院中ということで自分では動けない右京は、見舞いに来た薫(寺脇康文)に協力を要請。薫が病院外での捜査を始めると、意外な事実が浮かび上がってくる。

経営に食い込むコンサルの怪しい動き
再建案の裏には巧妙に仕組まれた罠が…
安楽椅子探偵=右京が隠された真相を追う!


ゲスト:岩谷健司

脚本:真野勝成
監督:橋本一

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2 コメント

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久しぶりの真野脚本 (marumori)
2025-01-25 19:21:10
英さん、こんばんは。

 今回は、Season17第9話の『刑事一人』以来となる、久しぶりの真野勝成氏の脚本でした。久しく担当しなかったので、降板したのかと思っていました。

 チーム右京とチームライリーの勝負が今回の見どころでしたが、結果はチーム右京の完勝でしたね。もう少し息詰まる攻防を見たかったような気もします。

 さて、しばらく脚本を担当していないといえば、太田愛氏ですね。私も太田氏の脚本が好きなので久しぶりに見たいと思っているのですが、Season20の元日スペシャルの一件以来、『相棒』から手を引いてしまった気がしています(太田氏は小説家でもあるので、小説の方に力を入れている可能性もありますが)。
返信する
真野勝成氏は ()
2025-01-26 10:53:32
marumoriさん、こんにちは。

>Season17第9話の『刑事一人』以来となる、久しぶりの真野勝成氏の脚本

 そうでしたか、そんなに久しぶりでしたか。
 真野氏の脚本は出来不出来の差が大きいと私は思っています。
 今回は、極端ではありませんが、あまり良くなかったように思います。

> チーム右京とチームライリーの勝負が今回の見どころでしたが、結果はチーム右京の完勝でしたね。もう少し息詰まる攻防を見たかったような気もします。

 私もそう感じました。
 今回、真野氏が何を書きたかったのか?よくわかりません。
 詐欺集団と右京チームの攻防を書きたかったのなら、もう少しその攻防に注力して息詰まるモノにしてほしかったです。
 その意味で、ライリーの師匠とのやり取りは不要でしたし、こちらのライリーの人生を描くのであれば、全然、掘り下げが足りなかったように思います。

 太田氏の脚本は観たいのですが、それなら、神戸さんを出してほしいですね。太田氏も神戸がいないので、書く気が起きないとか……
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