ウルトラのスタート地点から21km地点の峠の頂上を折り返す42.2km走。
いわゆる一人フルマラソンです。
リュックも背負い、給水対策も万全でスタート。
冷静に走ってみるとスタートからじわじわと上っていることに気付く。
9km地点、竹屋敷集落。
アテにしていた自販機が撤去されていて焦ったが、割と近くに新しく自販機を発見してリュックに詰め込む。
夏の豪雨で崩落したコース上の道路。
歩行者用の迂回路は作ってあるが、本番までには復旧できるのかどうか・・・。
道は徐々に上り始め、少し脚に負担を感じ始めるがまだ元気。
あの奥の山の頂上を目指します。
約16kmあたりから峠らしく勾配が急になる。
ここからの5kmがキツい。
この日の最高気温は32℃。
これだけ暑いとバテが早く、19kmからの2kmは無理せずに歩きも入れた。
頂上付近は日陰も多くて随分助かった。
やはりヨレヨレで頂上に到着。
これは練習でも本番でも毎度の事なので承知済みだが、これだけ疲労すると本番での残り80kmを思うと絶望的になるものだ。
練習なんで割としっかりと休憩して(エネルギーも摂取)、復路に出発。
「下り」、これが難しい。
走るのは楽なのだが、長い下りは太もも前に疲労を残す。
やはり峠で脚を使いすぎて平地では失速する。
強烈な陽射しに給水が追い付かずバテが入る。
思いのほか早く無くなった水分、自販機が頼りになるがなかなか現れてくれない。
35km以降はツバも吐けなくなり、自販機が出てくるまで自重して歩く。
やっと自販機に会えた!オアシス!
何とか走って一人フルを終了。
キレイに走って充実感たっぷりに終わる予定だったが、いつものように不安しか残らなかった・・(笑)。
例年ならもう一度40km走を入れるが、今年はもうロングはやめておこうかな。
しかし・・、フル走って不安になるって・・、さすがウルトラ(笑)。
最後は帰宅後に咲いていたハイビスカス。
このハイビスカスは友人達が開店祝いでくれたもので、もう20年目。
鉢植えで20年という頑張りに、こちらも少し元気をもらった(^^)/