約一ヶ月後に控えた四万十川ウルトラマラソン、
本番コースを試走できるのは地元民のいいところ。
本番と同じスタート地点から、21km先の堂ヶ森の山頂(600m)を往復する「一人フルマラソン」、
朝の涼しいうちにスタートです。
年に数回しか履かないロングタイツは、サポート機能が心地よい感じで戦力になります。
スタート地点からずっと微妙に上り基調ですが、特に気にはならない感じ。
順調に9km過ぎの自販機に到着。
ここからは給水に困るので、リュックに予備の水分も詰め込みます。
13km辺りから「上り始めたな~」という感じですが、まだまだ元気。
15km過ぎのヘアピンカーブから「上りとの闘い」がスタートし、
17km過ぎからはついに「峠との闘い」が始まる感じです。
私のGPSウォッチでは勾配は10~11%(※不確かな表示が続いたんでこれは参考にならないかもです)。
頂上付近の2~3kmは早歩きでもタイムは同じ感じもしますが、練習なんで全部ランです。
無事に頂上エイド(本番では)に到着。
本番ではここは給食エイドになります。
ここまでちゃんと走ってこられたのは自信につながるな~(笑)。
折り返して帰ります。
下りも脚は元気で、ガンガンと下ります。
こんな速さで下って大丈夫なのだろうか・・と不安にもなりましたが、
まあ元気やし、練習やし、
しかし順調すぎる・・・。
このまま50km走にしてみようか・・などと考えながら走っていました。
ところが、木陰が途絶えて灼熱の太陽にさらされ始めた30km過ぎ、
大量の汗で給水が追い付かないという「いつもの感じ」に焦り始める。
最高気温は33℃、アスファルトからの照り返しもあり、一気に体力を消耗。
37km、残り5kmだが給水兼ねて日陰に逃げ込んで体の様子を伺う。
首の日焼けがジリジリと痛む。
給水は自販機の甘~いジュース。
「糖分」はすぐにエネルギーとなり復活する。
この後に2度ほど木陰に逃げ込んだりしたが、何とかスタート地点に帰りついた。
もうボロボロでヘロヘロ。
毎年の事ではあるが、この時期のフルは暑さでボロボロになる。
シャワー後、嫁が今居る高知市内に車を走らせ(約2時間)、県外の娘と嫁とおちあい、焼肉で英気を養う。
翌日は中村に帰り、そのまま山に向かう(約2時間)。
目的の一つはコレ
ヤマボウシの実。
車から高枝切り鋏を取り出して収穫。
外皮を剥いで種を取り除くと果肉は甘くて美味しい。
大袈裟にいうとマンゴーのような甘味。
とにかく山は涼しくて何より「気持ちがリフレッシュ」する。
帰宅後、堤防に出向いて10km走。
リフレッシュした体は疲れ知らず、最後の1kmはキロ4分台にまで上げた。
今年はここまでケガが無い。
あと少しだけ追い込んで、その後ペースを落としながら調整モードに移行する予定です。
「堂ヶ森」、
んん~、やはり下りで調子に乗らない事!
これを確かめられただけでも十分な収穫です。(^^)/