ボロボロで不甲斐なかった先週の56km走。
さすがに走力の無い者が挑戦するのには無理があった。
今回は毎年この季節にやっている本番コースの往復だけの42km走にしてみた。
2週連続で堂ヶ森を走る理由は、やはり今回で100kmマラソンを最後にする寂しさに他ならない。
今後、来月の本番以外はもうこの堂ヶ森も走ることもないだろう・・・。
蕨岡地区、来月の四万十川ウルトラマラソンのスタート地点から走り始める。
(写真はアップ中のもの)
キロ7分を意識しながら走る。
もう知っているが、スタートからすでに少しずつ上り勾配。
9km地点の自販機までは給水はしなかった。
今回はその自販機で500㎖のペットボトル2本をリュックに入れた。
前回は、過疎地の自販機が撤去されているかもという不安もあって自宅から3本も持って行った。
今回、リュックの中の1㎏の負荷は慣れもあってあまり気にならなかった。
天気は曇り空、10km過ぎて山に入ると涼しい感じで快適。
13kmあたりから坂道になり、17km過ぎのヘアピンカーブあたりから一気に峠走となる。
本番は山登りをキロ9分台で行く予定だが、練習なので自重して12分ほどかけてゆっくりと上った。
標高600mを越える堂ヶ森は、頂上までの残り4kmがキツイ。
残り2kmからはクネクネ道のカーブを曲がるたびに頂上を期待するようになる。
もしも、四万十ウルトラの出場者でこのブログを見てる方は「頂上は21km地点」と記憶しておいた方がいい。
本番では「20km」と勘違いするランナー達が、残りの500m~1kmで心が折れてしまうものだ。
最後のたったの500mほどがとてもキツイのだ。
ゆっくりだが歩かずに頂上到着。
いつもここでバテバテ、やはり堂ヶ森はキツイ。
本番はこのまま下りに進み続け、9km下って四万十川に合流する。
折り返し、帰路に向かう。
下りは惰性でも脚が進むが、それなりにちゃんと走らないと前モモが焼けだす。
本番は6分台で下りたいが、今の自分にそんな走力は無さそうだ・・・。
7分台を意識しながら下る。
30kmを過ぎで峠は終わったが、若干な下り勾配に身をゆだねて進む。
37km、自販機給水で脚を止めたことで疲労がどっと出てしまう。
自販機では毎回その時欲しいものを買う、今回は何故かコーヒー。
これが面白く、復活して粘れるようになった。
カフェインと糖分が良かったのかも・・・。
結局、歩きも入らずに42.195kmのフルマラソンをゴール出来た。
最後の5kmはとにかくメンタルで、8分台に落ちたタイムも7分台に戻せた。
メンタルとはいえ本番はこれの2倍以上の距離・・・、
我ながら、こんなバカげたマラソンをよく2回も完走出来たものだ。
とりあえず、翌日の今日の立ち仕事がとてもしんどい(笑)。
あとひと月、調整頑張ります。