80km点を過ぎると「久保川地区」の集落です。
この辺りは数年前まで「伝説の私設エイド」が存在していました。
久保川地区の有志のみなさんがテントを並べて御馳走してくれました。
田舎寿司、川エビ、ウナギなど地域の食材が満載で多くのランナーが足を止めました。
そしてテントの端には冷えたビールまで・・。
それはまさに最高の「オモテナシ」でした。
主催者側から「責任が持てない」とのことで、中止に踏み切ったようです。
(大変残念でした・・)
81km点、
鵜ノ江地区を目指します。
本番では鵜ノ江の集落に向かう上り道に脚が悲鳴を上げます。
バッタの脚を借りたくもなります。
個人的には鵜ノ江から見る四万十川の風景が一番好きです。
その風景が一望できる休憩所です。
この休憩所にはカメラを固定できる台があります。
セルフタイマーで写真が撮れます。
鵜ノ江からの四万十川。
これも鵜ノ江から、
今回のベストショットです!
さらに鵜ノ江から・・
鵜ノ江地区に架かる「勝間の沈下橋」です。
映画「釣りバカ日誌」のロケ地でもあります。
露地物のお芋、
焼き芋が美味しい気候になってきました。(安いですね)
地元の人に愛されていそうな見晴らしのいいお宮さんです。
83km点、
鵜ノ江は「風の集落」でもあり、時折突風が吹き抜けます。
トンネルをくぐり田出ノ川地区に向かいます。
短いトンネルをくぐると84㎞地点です。
このトンネルからの下り斜面、
地域のお年寄りが「昔は最高の景色やった」と口を揃えます。
山に向かう川、川向うに高瀬の沈下橋・・、
今現在は整備されすぎて景観が悪くなってしまったようです。
田出ノ川地区のオートキャンプ場「かわらっこ」です。
キャンプ場やカヌー体験など、とても人気があります。
少し河原まで降りてみました。
(本番ではコースアウトになります)
85km地点、
屋形船乗り場が見えます。屋形船「なっとく」です。
四万十川には屋形船屋さんが多く、様々な場所で屋形船の遊覧を楽しむことができます。
川のたもとまで降りてみました。(コースアウトです)
86km地点、
右に下ると「高瀬の沈下橋」があります。
沈下橋まで降りてみました。(コースアウトです)
高瀬の沈下橋は蛍の名所でもあります。
川登地区に入りました。
学校の傍が関門所です。
関門所を通過した多くのランナー達は、
学校の白い柵を持ちながらストレッチします。
四万十川流域の地区もやはり少子高齢化であり、小学校の統廃合が進みました。
沿道で手作りの可愛らしい顔出しボードから声援をくれていた
口屋内小学校の子供達も統合先の西土佐に通っているらしいです。
この大川筋中学校・川登小学校もそんな悲しい事にならないか心配です。
87km地点、
前に見えるのは川登小学校。
この辺から沿道の声援に変化があります。
「がんばれ~」の中に「おかえりなさ~い!」の声が聴こえたりします。
「ああ・・やっと帰ってきたか・・」
と思う反面、
「まだ10㎞以上もあるのか・・」とガッカリもします。
川登の集落を過ぎると、もう大きな集落はありません。
88km地点、
三里地区を目指しますが、いい写真ポイントがあります。
ここの風景もなかなか素晴らしいでしょう。
89km地点、
本番では疲れもピークでしょう。
90km地点、三里地区です。
自分のような完走ギリギリランナーは、
この辺りを通過する時はもう真っ暗で足元も見えません。
街灯なんか無いので少し怖い思いもします。
次回に続きます・・・
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