早朝5時から峠越えの25km走に出発。
コースは先週と同じだが、暑さが全く異なる。
随分涼しい気温に足取りも軽やかで、実にあっさりと峠を超えた。
気温がこんなにもランに影響していたとは・・。
猛暑の中で走ってきたことがちゃんと報われて嬉しい。
順調に距離を進める途中、ある蜘蛛の巣を見て立ち止まった。
女郎グモ
一般的にはコガネグモらしいが、私の地元ではジョロウグモと呼ぶ。
もっと正確な方言では「ジョログモ」。
(以前にも少し書いたこともありますが)
市民祭の一つとして「全日本女郎ぐも相撲大会」という伝統行事がある。
会場は昔から市街地の真ん中、一條神社。
各自が持参したジョログモを一本の棒の上で戦わせる。
相撲というだけあって、ちゃんと行司もいてトーナメントで横綱を決めるのだ。
地域の子供達は(主に男の子)夏休みに入ると山や田んぼに出向き強そうなジョログモを探して奔走する。
捕獲したクモを庭に逃がして巣を張らせ、その巣にエサとなるバッタやトンボを投げつける。
巣にかかったエサは瞬時にクモの糸でグルグル巻きのミイラ状態にされる。
大会当日、エサで太らせたジョログモをY字の木の枝で巣ごと拾い上げ会場に向かう。
多くの少年の場合自転車なので、「揺れ」で巣からクモを落下させてしまうハプニングも起こる。
クモは案外繊細で、一度落下したクモは弱り、戦闘能力が低下する。
ちなみに、お尻の大きなのはメスで、メスは戦いには向かない。
私も少年時代に数回参加した覚えがある。
最高成績は3位で商品はプラモデルだった。
いつの時でも横綱になるジョログモはえげつなかった。
とんでもなく大きく強く、そしてイカツイ。
そして、大体は地域の悪ガキが育て上げたものだ(笑)!
私のクモは行司の判断が遅く、横綱にグルグル巻きにされかけた(笑)。
・・・そんな昔の経験があるからジョギング中でもそこそこ型のいい女郎グモを見かけるとつい立ち止まってしまう。
子供の頃に眠ったままの戦闘能力がうずくのだ!(大げさ)
そんな事を考えながらジョギングするとあっという間に三里沈下橋。
先週は歩きも入った20kmを難なく通過して25kmを無事完走。
次はいよいよ峠込みでアップダウンも多いキツ~い30km走に移行する。(ケガだけ細心の注意)
午後からはリフレッシュも兼ねて車で15分、海へ・・。
ハマゴウの花
台風が近いので波も高い
コーヒーを飲みながら見る海は気持ちのリセットにうってつけ。
さあ~仕事頑張ろう~!
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