過去問と1級四字熟語を一通り網羅できたら、合格まではあと少しです。その「あと少し」を埋めるために「+α」として何をやるか? やはりまずはここからでしょう。
<過去問を教材として活用し尽くす>
すでに書きましたが、過去問は出題ネタの宝庫です。「過去問がそのまま出たら100%正解できる」ようになったら、次になすべきは、「過去問がらみはどんな形で出されても対応できる」ようにすることでしょう。
・読み問題は、書き取りで出されても書けるようにする。
・音読み問題は、対応する訓読みを調べて、設問(七)「熟語の読み・一字訓読み」対策の問題を自作する。
・直接問われていない箇所が次回出されても対応できるようにする。(特に(九)の故事・諺問題。)
実際に、過去問が上記のように形を変えて出題されることは多々あり、これらの勉強法は非常に有用です。
さて、それ以外では何を、となると特効薬みたいなものはありませんが、私のお勧めは以下の通りです。
<四字熟語を読み下す>
「漢検 四字熟語辞典」の 【敲金撃石】 の項(P.189)には、「補説」欄に「『金を敲(たた)き石を撃つ』とも読む。」との記載があります。このように四字熟語を読み下すことは、その四字熟語の意味を理解するのに有効であることに加え、1級配当漢字の訓読みを学習するのにも役立ちます。「四字熟語辞典」には、多くの熟語にこうした補説の記載がありますので、一通りの学習を終えた上での「+α」の段階では、ぜひ活用しましょう。
<漢検協会以外から出されている問題集にも手を出す>
1級に対応した問題集も、少ないながらも出版されています。どれも一長一短で、正直なところ「これだ!」というようなものはないのですが、その中では、成美堂出版の「本試験型 漢字検定1級試験問題集」が、「+α」を積み上げる手段としては有用ではないかと思います。理由は、
・今の出題形式に合致していること。
・過去問にない問題も比較的多く収録されていること。
・出題されないであろうと思われる問題(前回の記事で、「覚えることを減らす」観点で、学習対象から除外したようなもの)が比較的少ないこと。
です。
その他についてはぜひご自身で実物を確認ください。自分にフィットする、と思えれば教材として追加すると良いでしょう。
<リピーターのブログを活用する>
一例をあげますと、私自身、新出の故事・諺問題対策としては、「学然後知不足 教然後知困」というサイト大変お世話になっています。
ブログは作成者の思い・考え方によって、紹介されている問題の傾向や難易度もさまざまですので、市販問題集と同様、ご自身の勉強の段階ややり方にフィットするものを見つけて活用することが大切と思います。
<過去問を教材として活用し尽くす>
すでに書きましたが、過去問は出題ネタの宝庫です。「過去問がそのまま出たら100%正解できる」ようになったら、次になすべきは、「過去問がらみはどんな形で出されても対応できる」ようにすることでしょう。
・読み問題は、書き取りで出されても書けるようにする。
・音読み問題は、対応する訓読みを調べて、設問(七)「熟語の読み・一字訓読み」対策の問題を自作する。
・直接問われていない箇所が次回出されても対応できるようにする。(特に(九)の故事・諺問題。)
実際に、過去問が上記のように形を変えて出題されることは多々あり、これらの勉強法は非常に有用です。
さて、それ以外では何を、となると特効薬みたいなものはありませんが、私のお勧めは以下の通りです。
<四字熟語を読み下す>
「漢検 四字熟語辞典」の 【敲金撃石】 の項(P.189)には、「補説」欄に「『金を敲(たた)き石を撃つ』とも読む。」との記載があります。このように四字熟語を読み下すことは、その四字熟語の意味を理解するのに有効であることに加え、1級配当漢字の訓読みを学習するのにも役立ちます。「四字熟語辞典」には、多くの熟語にこうした補説の記載がありますので、一通りの学習を終えた上での「+α」の段階では、ぜひ活用しましょう。
<漢検協会以外から出されている問題集にも手を出す>
1級に対応した問題集も、少ないながらも出版されています。どれも一長一短で、正直なところ「これだ!」というようなものはないのですが、その中では、成美堂出版の「本試験型 漢字検定1級試験問題集」が、「+α」を積み上げる手段としては有用ではないかと思います。理由は、
・今の出題形式に合致していること。
・過去問にない問題も比較的多く収録されていること。
・出題されないであろうと思われる問題(前回の記事で、「覚えることを減らす」観点で、学習対象から除外したようなもの)が比較的少ないこと。
です。
その他についてはぜひご自身で実物を確認ください。自分にフィットする、と思えれば教材として追加すると良いでしょう。
<リピーターのブログを活用する>
一例をあげますと、私自身、新出の故事・諺問題対策としては、「学然後知不足 教然後知困」というサイト大変お世話になっています。
ブログは作成者の思い・考え方によって、紹介されている問題の傾向や難易度もさまざまですので、市販問題集と同様、ご自身の勉強の段階ややり方にフィットするものを見つけて活用することが大切と思います。