漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

漢検のリピート受検はお休みしていますが、日本語を愛し、奥深い言葉の世界をさまよっています。

「語検」 問題のご紹介

2015-07-12 17:55:31 | 日本語検定
 なんだか「語検ブログ」のようになっています(汗)が、ご興味の向きもあるようですので、今回の1級の問題を少しご紹介します。


【 】のようなとき、どのように言うのがよいか。適切なものを一つ選びなさい。
【講演会の参加者が、懇親会で講師に】
  1 今日のお話は大変勉強になりました。ありがとうございました。
  2 先生の話術が巧みなので、興味深く聞くことができました。
  3 先生のお話しになった内容は、すべてが目からうろこでした。
  4 不勉強な私にはよくわかりませんでしたが、大変感謝しております。


文中の動詞(下線)と、動作の対象になる語の意味的な関係は、A・Bどちらに当てはまるか。
 Aの類  彼が彫った観音像は、十体を超えるという。
 Bの類  石工は一心不乱に石を彫り続けている。

 ア 弟と二人で筏を組んで、川に浮かべてみた。
 イ 昨日の夜は、父が鉄板で牛肉をみんなに焼いてくれた。
 カ やかんでお湯を沸かしておいてください。


正しい言い方となるように、下線部分を一字だけ訂正してください。
 母は夜の身も寝ないで付き添った。
 薄皮を剥ぐように、妻の病状は回復していった。


四字熟語穴埋め(穴埋めだけでなく、短文中での適切な使われ方も問われました。)
 俗■芬芬
 隔■掻痒
 虚心■懐
 一言■士
 ■操堅固



 いかがでしょう? あえて正解は書きませんが、「日本語検定」の名の通り、日本語という言葉についていろいろな角度からの問いが並び、なかなか面白いですね。ご興味の向きは、チャレンジされてみてはいかがでしょうか。ちなみに次回検定は11/7(土)です。