漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

漢検のリピート受検はお休みしていますが、日本語を愛し、奥深い言葉の世界をさまよっています。

貫之集 658

2025-02-02 06:38:36 | 貫之集

ひこぼしも まつひはあるを いまさらに われをいつとも ひとのたのめぬ

彦星も 待つ日はあるを いまさらに われをいつとも 人のたのめぬ

 

彦星も織姫を待つ日があるのに、あの人は私にいつ逢おうという約束すらしてくれない。

 

 第五句「たのむ」は、ここでは他動詞で「あてにさせる」意ですね。



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