久しぶりに、一人よがりな「発見」のお話し。
【蛭螾】という熟語があります。【蛭】はヒル、【螾】はミミズですね。器量の小さい、取るに足らない人物の喩えに使われるようです。
それでこの熟語、「シツイン」と読むのですが、これがなかなか覚えられずにいました。【垤】や【姪】に倣って、一文字目を見た瞬間に「テツ」という音が浮かんでしまい(実際に【蛭】に「テツ」との音もあります)、「テツじゃなくてなんだっけ・・」となって、「シツ」との音が出てこないということを繰り返していました。
などとしているうちに、昨日突然気づいたのですが、【至】にウかんむりを着けたら【室】。音符としての【至】を「シツ」と読む例が、こんな身近な漢字にあったのですね。一度気づいてしまうと、どうして今まで気づかなかったのかが不思議になりますが、でもこれでもうこの熟語の読みは忘れないと思います。
例によって、「何を今頃」という感じですが、久しぶりにピュアな「発見の喜び」を味わえました。^^
本試験まであと10日。皆さん、最後まで頑張りましょう!
<「漢検 漢字辞典」の掲載ページ>
【蛭】 初版 P.643/第二版 P.649
【螾】 初版 P.67/第二版 P.68
【蛭螾】という熟語があります。【蛭】はヒル、【螾】はミミズですね。器量の小さい、取るに足らない人物の喩えに使われるようです。
それでこの熟語、「シツイン」と読むのですが、これがなかなか覚えられずにいました。【垤】や【姪】に倣って、一文字目を見た瞬間に「テツ」という音が浮かんでしまい(実際に【蛭】に「テツ」との音もあります)、「テツじゃなくてなんだっけ・・」となって、「シツ」との音が出てこないということを繰り返していました。
などとしているうちに、昨日突然気づいたのですが、【至】にウかんむりを着けたら【室】。音符としての【至】を「シツ」と読む例が、こんな身近な漢字にあったのですね。一度気づいてしまうと、どうして今まで気づかなかったのかが不思議になりますが、でもこれでもうこの熟語の読みは忘れないと思います。
例によって、「何を今頃」という感じですが、久しぶりにピュアな「発見の喜び」を味わえました。^^
本試験まであと10日。皆さん、最後まで頑張りましょう!
<「漢検 漢字辞典」の掲載ページ>
【蛭】 初版 P.643/第二版 P.649
【螾】 初版 P.67/第二版 P.68