秋
おほぞらを われもながめて ひこぼしの つままつよさへ ひとりかもねむ
大空を われもながめて 彦星の 妻待つ夜さへ ひとりかも寝む
秋
七夕の夜は私も大空を眺めて、彦星がたった一年に一度だけ妻を待つその夜さえも、寂しく一人寝をするのであるよ。
相手のいない自分は一年に一度の逢瀬すらもない、という何とも寂しく悲しい歌ですね。
この歌は新古今和歌集(巻第四「秋上」 第313番)に入集しています。
秋
おほぞらを われもながめて ひこぼしの つままつよさへ ひとりかもねむ
大空を われもながめて 彦星の 妻待つ夜さへ ひとりかも寝む
秋
七夕の夜は私も大空を眺めて、彦星がたった一年に一度だけ妻を待つその夜さえも、寂しく一人寝をするのであるよ。
相手のいない自分は一年に一度の逢瀬すらもない、という何とも寂しく悲しい歌ですね。
この歌は新古今和歌集(巻第四「秋上」 第313番)に入集しています。