流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

日本科学未来館 「サンダーバード博 ~世紀の特撮が描くボクらの未来~」

2013-08-11 | 博物館・資料館等
今日(8/11)は、日本科学未来館(江東区青梅)の企画展として開催されている
「サンダーバード博 ~世紀の特撮が描くボクらの未来~」を見てきました。


『サンダーバード』は、1965年(昭和40年)、イギリスで放映された人形劇に
よる特撮テレビ番組です。
本番組は、世界各地で発生した事故や災害で絶体絶命の危機に瀕した人々を
国際救助隊[IR](International Rescue)と名乗る秘密組織がスーパーメカを
駆使して救助する活躍を描く物語です。


サンダーバードに登場するキャラクターです。(左から)
○スコット・トレーシー(長男):サンダーバード1号担当
○バージル・トレーシー(3男):サンダーバード2号担当
○アラン・トレーシー(5男):サンダーバード3号担当
○ゴードン・トレーシー(4男):サンダーバード4号担当
○ジョン・トレーシー(次男):サンダーバード5号担当
彼らは、トレーシー家における兄弟です。


当時における撮影風景の写真です。
本作品は、イギリス・テレビ界の名匠ジェリー・アンダーソンの代表作にして、
スーパーマリオネーション(映像表現手法)の最高傑作といわれています。


○レディ・ペネロープ人形(左側)
○アラン・トレーシー人形(右側)
当時の現存している人形だそうです。


「サンダーバード1号」


サンダーバード1号の格納庫


移動司令室(ムーバーコントロール)
サンダーバード1号に装備されています。
現場到着後の救助活動の指揮を執ります。


「サンダーバード2号」


救助活動に必要な装備を輸送するための大型輸送機です。
災害内容に応じて、必要装備や機材をコンテナに積載します。


「ジェットモグラ」
地中への潜行を可能とする重土木機材です。
ナンバー5のコンテナに積載されています。


「磁力牽引車」
電子磁石により、大型機材を引き上げたような・・・・。


「サンダーバード3号」


大気圏外における救助活動専用機です。


「サンダーバード4号」


水面下における救助、緊急事態対処のための潜航艇です。


「サンダーバード5号」


国際救助隊の目及び耳として建造された情報収集用の人工衛星です。
地球からの物資や人員の輸送にはサンダーバード3号が用いられ、同号の
先端を差し込む形の専用ドッキングベイを備えています。


「ペネロープ号」


サンダーバードロンドン支部の専属諜報員であるレディ・ペネロープが乗車する
ピンクのロールスロイスです。
実際にロールスロイス社から、エンブレム『ウィングレディ』をエンジングリルに
付けることを許可されている正式な車両です。
執事である“パーカー”が専属で運転しています。


「ロードビルダー(道路敷設大型トレーラー)」
第8話『死の谷』に登場する土木機材です。


「レッドアロー」
第11話『超音ジェット機レッドアロー』に登場する最新鋭機戦闘機です。


「ウォンバット(最新親子飛行機)」
第22話『公爵夫人の危機』に登場する空飛ぶ小型空母です。


「クラブロッガー」
第27話『クラブロッガーの暴走』に登場する巨大自走製材機です。
サンダーバード以外にも多くの未来の飛行機や車両などが登場しています。


国際救助隊が所在している“トレーシー島”


大型模型の国際救助隊基地です。


サンダーバード1号、2号、3号が同時に発進しています。


サンダーバード2号の格納庫に“ジェットモグラ”が見えます。


○ブレインズ(左側)
サンダーバード機及び全救助メカを開発した天才科学者です。
○レディ・ペネロープ(右側)
貴族子女で、ロンドン郊外に邸宅があります。


サンダーバード1号と同機の操縦席

当方は、本作品を昭和40年代の再放送でハマった世代です。
まもなく50周年を迎えますが、今なお色褪せない作品だと思います。
本企画展を見れたことに感謝です。(TдT)
コメント (2)
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