流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

防府市青少年科学館 ソラール

2016-03-27 | 博物館・資料館等
防府市青少年科学館は、防府市寿町に所在する科学ミュージアムです。
愛称“ソラール”と呼ばれ、『科学をやさしく、ふかく、たのしく』をモットーとしています。
同館の敷地内では、様々な展示品が置かれていました。


「防府高感度地震観測施設」
地下203メートルの井戸の底に地震計が設置され、高感度の地震測定を行っているとの事。
地震発生のメカニズムの解明、地震発生可能性の長期的評価等の地震に関する調査研究に活用されています。


「日時計」


「パラボラ」


「伝声管」


「パスカルベンチ」


「柏木幸助像」
防府市出身の明治・大正期の発明家、実業家です。
特に体温計の製造に貢献しました。


館内に入ります。


同館では、年間を通して様々な企画展や特別展、特別事業を行っています。


「てこ」


「ボールの運動」


工作・実験・天体観測・気象観測・自然観察教室等の様々な科学教室も行っています。


「レーザー原理模型」
レーザーの仕組みを水の波に置きかえて説明しています。


「巨大目玉ロボット」
目玉に入って近視を矯正します。


防府のエジソン・柏木幸助コーナー


同氏は、山口県防府市の出身。
代々続く薬種商の長男に生まれ、地元の華浦医学校などで理化学を学びます。
発明家として知られ、20歳の時、安全マッチの製造に成功します。


明治16年、日本初のガラス製水銀体温計が開発され販売します。


明治20年に設立して昭和34年まで操業した体温計の製造会社は、最盛期には年間50万本を製造。
海外輸出も手がけるなど発明工夫の企業化に成功した人としても知られました。


大正2年には、2代目幸助が事業を継承し、柏木体温器製造所に発展しました。


「柏木体温計」


「大正時代の柏木薬局」


「昭和30年頃の柏木体温計工場で働く人々」


「ゼヒ体温計広告2種」
同氏による柏木体温計の名は世界に知られ、発明工夫を企業ベースに乗せた異彩を放つ人物といわれました。


「展望デッキ」


「太陽光発電」
反射板により光を当てて電気を作ります。


展望デッキから防府市内が一望できました。

同館にて科学への興味、地元の産業発展に貢献した偉人を知る事ができました。
ありがとうございました。 <(_ _)>
コメント
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