流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

防災体験学習施設 そなエリア東京

2014-01-23 | 博物館・資料館等
東京臨海広域防災公園には、「防災体験学習施設 そなエリア東京」があります。


「東京直下72hTOUR」
首都直下地震の発生から避難までの流れを体験するアトラクション型の学習施設です。
組織的な救助活動がおこなわれるのは、 地震発生の約72時間後とのこと。
では救助が困難なその72時間を生き残るためにどうするかを首都直下地震の発災から避難までの一連の流れを体験するツアーが行われています。


ツアー参加者にはニンテンドーDSが貸し出されます。
クイズで注意事項を確認しながら、各ステージへ移動します。


「発災」
駅ビルのエレベーターで下降中に震度6強の地震が発生する想定の下、床が震動し、エレベーターが緊急停止します。
エレベーター内を例に「多くの人がいる場所では非常放送や誘導案内に従って、冷静に安全な場所へ避難することが重要である。」ことを体験します。


「再現被災市街地」
音響・照明・映像により余震が繰り返すジオラマの中を、 ニンテンドーDSを使ったクイズで注意事項を確認しながら避難場所へ移動します。
シネマステーションでは首都直下地震の再現CG映像が上映されていました。


「避難場所」
危険な市街地を抜けて、安全な避難場所にたどり着きました。
防災倉庫やテントの展示を見ながら、緊急時を生き抜く方法を学習します。


「おとな一人分 3日分の非常用食糧」
以上が1階の防災体験ゾーンでした。


2階の防災学習ゾーンから見学できる「オペレーションルーム」です。
被災情報の収集分析、関係機関との連絡調整、航空管制などを行う施設です。
壁面に大型マルチビジョンが設置され、各機関の状況や防災ヘリからの航空映像などが表示されるそうです。


同施設屋上から見える「ヘリポート」です。
災害時において被災区域内では治療が困難な負傷者等を被災区域外の医療施設にヘリコプターにより搬送し、
より高度かつ適切な治療を受けて頂く広域医療搬送や現地対策本部用の資材・人員等を輸送するために設置された
大型輸送ヘリコプター対応の臨時ヘリポート(場外離着陸場)です。


1階フロアに展示されていた「ダンボールシェルター」


1階受付にあったペーパークラフトなど


同じく東京消防庁のペーパークラフトなど


1階フロアにて営業中の「有明レスキューカフェ」


有明レスキューカフェの店舗車両


首都圏において首都直下型地震など激甚な災害が発生した場合は、官邸での内閣総理大臣を本部長とする緊急災害対策本部(政府本部)の設置に続き、
有明の丘地区(本公園)に内閣府副大臣(または大臣政務官)を本部長とする緊急災害現地対策本部(政府現地対策本部)が設置され、
ここから首都圏(管轄区域:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)の広域防災の指揮が行われるとのこと。

同施設において、貴重な防災体験ができました
災害における自力で生き抜く知恵を頂きました。
ありがとうございました。
<(_ _)>

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