流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

情景師アラーキーの凄い!ジオラマ展

2021-11-28 | 各種イベント
商業施設であるイオンモール茨木(大阪府茨木市松ヶ本町)にて、「情景師アラーキーの凄い!ジオラマ展」が開催されました。

本イベントは、情景師アラーキー(本名:荒木智)氏によるジオラマ(情景模型)の展示会です。
同氏は、中学時代に本格的にジオラマ作りを開始し、大学で工業デザインを学び、1993年に株式会社東芝にプロダクトデザイナーとして入社。
以後、趣味としてジオラマ制作を続け、模型コンテストの受賞をきっかけに、各種模型雑誌からの依頼を受け、ジオラマ作品を多数制作発表。
平成27年(2015年)、ジオラマ作家として独立。
現在は情景師として、CM用、博物館用、イベント用ジオラマの制作、玩具メーカーの企画など、ジオラマ界にて広く活躍されています。

イオンモール1階・ジョイプラザにて、各種作品が展示されていました。
超リアルなミニチュア造形の世界が展開されていました。
なお当地でのイベントは、期間限定(2021.11.19~11.28)の展示会です。


「超弩級海上要塞 赤城」
豊臣秀吉がアジアを統一した想定(空想)に基づき、その後の世界観における海上要塞


「地獄門」
アニメ・装甲騎兵ボトムズに登場するロボット


「Going Merry 号」
漫画・ワンピースに登場する初代海賊船・ゴーイングメリー号


「トタン壁の造船所」
瀬戸内海の穏やかな海に面した場所にある架空の造船所


「港の片隅で」
戦前に主流だった木造漁船が漁港の片隅に陸揚げされたまま放置された光景


「赤灯台の防波堤」
小さな離島にある漁村をイメージ


軽トラックは、マツダ・ポーターキャブ(昭和50年/1975年製)


「鋼鉄兵の眠り」
アニメ・装甲騎兵ボトムズに登場するロボット


「JABURO 地獄へのダイブ」
アニメ・機動戦士ガンダムでの第29話『ジャブローに散る!』からの
連邦軍総司令部が位置するジャブロー基地へのジオン公国軍地上部隊総攻撃作戦の1シーン


「我が町の不動産」
NHKで放映されたドラマに使用するために制作された作品


外観は実在する看板建築をモチーフにしてデザイン


「GOTHAM CITY」(ゴッサムシティ)
映画・バッドマン ビギンズ(2005年公開)で登場する犯罪都市ゴッサムシティ


無国籍、至る所にゴミが散乱した混沌とした世界をイメージ
『超リアルゴミ捨て場』として注目され、荒木氏がジオラマ作家として独立するきっかけとなった作品


「WHITE BASE / 眠れる白獅子」
ガンプラ生誕30周年記念(平成22年/2010年)イベント用として制作


連邦軍の大型輸送戦艦・ホワイトベース内部で整備している様子を再現


「西瓜の夏」
昭和40年代の夏の光景をイメージ


「昭和の終わりに」
昭和に活躍したトラックの廃車置場をイメージ


トラックが静かに眠る絵画の様な様子を再現


「放置バイクの物語 / 河原(秋)」
富士産業・ラビットスクーター


「放置バイクの物語 / 防波堤」
ホンダ・スーパーカブ


「放置バイクの物語 / 河原(夏)」
ホンダ・スーパーカブ


「小林メカトロ商会」
店舗は、戦前から続くロボット修理の老舗店を設定


昭和40年代の高度成長期においてロボットが普及している時代


現在のバイク店や自転車店をイメージ


修理中のロボット


「思い出の駄菓子屋(神崎商店物語)」
昭和40年代から昭和50年代の時代設定


現存している駄菓子屋を取材し、昭和の商店建築から再現


再現に当たっては、当時の建築知識、法律、時代文化を調査し制作したとの事


「KABUTOMUSHI カブトムシ」
道沿いに放置された自動車をイメージ

全作品において、どの位置から観ても楽しめる立体感があります。
画像で観るよりも実地に観る事で作品の凄さを感じ取れると思います。
素晴らしいジオラマ世界における作品との出会いに感謝です。
ありがとうございました。
★あ(^-^) り(-^ ) が( ) と( ^-) う\(^0^)/★

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