流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

近畿日本鉄道・特急「青の交響曲(シンフォニー)」

2020-08-13 | 近畿日本鉄道
特急「青の交響曲(シンフォニー)」は、近畿日本鉄道(近鉄)が保有する特急形車両です。

近畿日本鉄道は、大阪府、奈良県、京都府、三重県及び愛知県の2府3県にて鉄道事業を行う大手私鉄です。
JRグループを除く日本の鉄道事業者(民営鉄道)の中では最長の路線網を持っています。
一般的には略して、『近鉄』(きんてつ)と呼ばれています。


「近鉄16200系電車」
本車両は、大阪阿部野橋駅-(南大阪線)-橿原神宮前駅ー(吉野線)-吉野駅の間を運行する近鉄特急です。


「運転台」
本車両は、3両編成の6200系電車(6221F)を観光特急列車として改造し、形式を16200系電車に変更しています。


「1号車」(ク16301・制御車/Tc車)


「2号車」(モ16251・動力車/M車)


本車両には、愛称青の交響曲(シンフォニー)が命名されています。
車両開発におけるコンセプトをゆったりとした時間を楽しむ、上質な大人旅大人同士でゆったり楽しむ観光列車としています。
車体側面には、紺色を基調としたメタリック塗装を近鉄で初めて採用した金帯を纏ったものが塗装されています。


「3号車」(モ16201・制御電動車/Mc車)


「3号車/座席車両」
背もたれは縦ラインを強調してボリュームを持たせ、上辺は本系列のロゴマークと共通する三つの曲線が入れられています。
モケットはグリーンを基調に金糸を入れて柔らかな心地よさを実現しています。
肘掛や肘掛用パネルには吉野産の竹集積材を採用し、壁面にはモバイル用コンセントを設置しています。
側壁には特急車両では一般的な木目調化粧板を採用し、アクセントに壁灯やメタリック調のボーダー板を配しています。


「2号車/ライブラリー」
奈良の歴史に関する本や写真集など沿線にまつわる書籍が自由に閲覧できます。


「2号車/ラウンジ車両」


ラウンジ車両にはバーカウンターが設けられ、スイーツやワイン・地酒などが販売されていました。


「1号車/デッキ部」


「1号車/座席車両」


ツイン席(2人用)及びサロン席(3~4人用)が、各3箇所ずつ配置されています。


「サロン席(3~4人用)」


「ツイン席(2人用)」


「吉野梨ジェラード」
吉野産梨の果肉が使われ、さっぱりとした甘みでした。(^_^)


近鉄・南大阪線/大阪阿部野橋(大阪市阿倍野区阿倍野筋)6番のりばに到着。
1時間17分の行程でした。

本車両のコンセプトである大人旅を感じさせる観光特急でした。
有料特急ではありますが、十二分に満足できる車両だと思います。
ありがとうございました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゚・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゚。】ヽ(*´∪`*)ノ"

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2 コメント

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Unknown (オグシン)
2021-11-07 23:32:28
1号車は制御電動車(モーターあり)ではなくて、制御車(モーターなし)だと思います。電車はすべての車両にモーターがついてるわけではありません。
返信する
○ご指摘に感謝。 (ESPER)
2021-11-11 14:09:05
>オグシン 様
当ブログへの書き込み、ありがとうございます。
ご指摘のとおり「制御車/Tc車」です。
修正させていただきました。
この度のご指摘に感謝します。
今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。
<(_ _)>
返信する

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