過日、京都府宇治市広野町に所在する陸上自衛隊大久保駐屯地を訪れました。
同駐屯地では、毎月定期的に駐屯地見学会が行われています。詳しくは、ここへ。
平日ではありますが、なんとか都合をつけて見学会に参加しました。
史料館へ案内され、広報担当さんから陸上自衛隊(駐屯地及び部隊)の概要説明を受けました。
大久保駐屯地は建築土木工事を主な任務とする施設科部隊が所在する陸上自衛隊の駐屯地として、災害派遣はもとより国際貢献においても大きな力を発揮しているとのこと。
平成4年、本駐屯地から陸上自衛隊初めてである第1次カンボジアPKOへ派遣された地でもあります。
その後、駐屯地内を案内してくれました。
<駐屯地見学>
「庁舎」
大久保駐屯地では次の部隊が所在しています。
・第4施設団(団本部、団本部付隊、第7施設群、第102施設器材隊、第307ダンプ車両中隊)
・中部方面後方支援隊 第104施設直接支援大隊
・第3施設大隊
・第3後方支援連隊第1整備大隊 施設整備隊
・第397会計隊
・第318基地通信中隊大久保派遣隊
・第131地区警務隊大久保派遣隊
・大久保駐屯地業務隊
<装備品見学>
駐屯地が保有する車両及び施設器材を見学しました。
「73式大型トラック」第3施設大隊 第2施設中隊
「中型セミトレーラ2型_Aタイプ」第7施設群 第381施設中隊
「中型セミトレーラ2型_Bタイプ」第3施設大隊 第2施設中隊
「75式ドーザ」第7施設群 第381施設中隊
防衛省技術研究本部と小松製作所で共同開発された装甲付のブルドーザーです。
戦闘下での土木作業を可能とし、小銃弾及び砲弾片から防護できるとのこと。
「92式地雷原処理車」第7施設群 第381施設中隊
広範囲に地雷が敷設された地雷原を啓開することを任務とする車両です。
73式けん引車を改良した車体の上に2連装の92式地雷原処理用ロケット弾の箱型発射装置が装備されています。
「トラッククレーン」第7施設群 第381施設中隊
「油圧ショベル」第3施設大隊 本部管理中隊
「油圧ショベル」第3施設大隊 第2施設中隊
「グレーダ」第3施設大隊 本部管理中隊
「バケットローダ」第3施設大隊 本部管理中隊
「特大型ダンプ」第4施設団 第307ダンプ車両中隊
「バケットローダ」第7施設群 第381施設中隊
「92式浮橋/動力ボート」第4施設団 第102施設器材隊
92式浮橋は橋間橋節、橋端橋節、動力ボート、道路マット、道路マット敷設装置から構成されています。
動力ボートは、展開した橋節を移動し連結させます。
連結された橋節に車両などを乗せ対岸まで輸送する門橋として使用する方法や両岸まで橋節をつなぎ合わせます。
水流で流されないように動力ボートを使用してバランスをとります。
「92式浮橋/橋間橋節」第4施設団 第102施設器材隊
水面に浮かべる橋間橋節は、折りたたまれて積載されています。
荷台を傾斜させて橋間橋節を水面に滑り落とします。
水面上にて橋間橋節は自動で展開し、フロートとして機能します。
「パネル橋MGB」第4施設団 第102施設器材隊
74式特大型トラック等により現場まで運搬、荷台より降ろし、人力等で組み立てして展開します。
従来のパネル橋の半分程度に抑えられ、耐久重量を60トンまで増加しているとのこと。
90式戦車を通過可能としています。
「ポールタイプトレーラ」
主に弾薬類の運搬や施設機材などの運搬に使用されています。
「1トン水タンクトレーラ」
1軸2輪で1,000リットルの水を運搬することができます。
車体前面左右にそれぞれ3箇所ずつ合計6箇所の蛇口が備え付けられています。
<史料館見学>
史料館に戻り、館内を見学しました。
「大久保駐屯地について」
開設当日の観閲行進(昭和32年5月3日)
大久保駐屯地全景(平成19年10月)
駐屯地所在部隊の識別帽子
扇子「最後の砦」(偕行社 贈)
「旧軍展示」
「陸上自衛隊の紹介」
陸上自衛隊制服(左:女子用、右:男子用)
防暑服4型(イラク復興支援時に着用)
戦闘糧食Ⅰ型(非常用糧食)
戦闘糧食Ⅱ型(軽包装糧食)
携行食市販品型
「任務達成無事帰る」
第1次カンボジアPKOへの派遣以来から、派遣隊員の無事帰還を祈念し、駐屯地正門近くに置かれたとのこと。
陸上自衛隊としては初めてのPKO派遣された駐屯地を訪れる事ができた事に感激です。
施設科部隊の任務や重要性を知る事もできました。
従来の駐屯地行事とは違った細やかな駐屯地見学の案内でした。
見学当日、参加者があまりの少人数でした。
この状況で対応していただけるのかと心配しましたが、駐屯地広報の方々には快く対応していただきました。
本当にありがとうございました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゚・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゚。】ヽ(*´∪`*)ノ"
同駐屯地では、毎月定期的に駐屯地見学会が行われています。詳しくは、ここへ。
平日ではありますが、なんとか都合をつけて見学会に参加しました。
史料館へ案内され、広報担当さんから陸上自衛隊(駐屯地及び部隊)の概要説明を受けました。
大久保駐屯地は建築土木工事を主な任務とする施設科部隊が所在する陸上自衛隊の駐屯地として、災害派遣はもとより国際貢献においても大きな力を発揮しているとのこと。
平成4年、本駐屯地から陸上自衛隊初めてである第1次カンボジアPKOへ派遣された地でもあります。
その後、駐屯地内を案内してくれました。
<駐屯地見学>
「庁舎」
大久保駐屯地では次の部隊が所在しています。
・第4施設団(団本部、団本部付隊、第7施設群、第102施設器材隊、第307ダンプ車両中隊)
・中部方面後方支援隊 第104施設直接支援大隊
・第3施設大隊
・第3後方支援連隊第1整備大隊 施設整備隊
・第397会計隊
・第318基地通信中隊大久保派遣隊
・第131地区警務隊大久保派遣隊
・大久保駐屯地業務隊
<装備品見学>
駐屯地が保有する車両及び施設器材を見学しました。
「73式大型トラック」第3施設大隊 第2施設中隊
「中型セミトレーラ2型_Aタイプ」第7施設群 第381施設中隊
「中型セミトレーラ2型_Bタイプ」第3施設大隊 第2施設中隊
「75式ドーザ」第7施設群 第381施設中隊
防衛省技術研究本部と小松製作所で共同開発された装甲付のブルドーザーです。
戦闘下での土木作業を可能とし、小銃弾及び砲弾片から防護できるとのこと。
「92式地雷原処理車」第7施設群 第381施設中隊
広範囲に地雷が敷設された地雷原を啓開することを任務とする車両です。
73式けん引車を改良した車体の上に2連装の92式地雷原処理用ロケット弾の箱型発射装置が装備されています。
「トラッククレーン」第7施設群 第381施設中隊
「油圧ショベル」第3施設大隊 本部管理中隊
「油圧ショベル」第3施設大隊 第2施設中隊
「グレーダ」第3施設大隊 本部管理中隊
「バケットローダ」第3施設大隊 本部管理中隊
「特大型ダンプ」第4施設団 第307ダンプ車両中隊
「バケットローダ」第7施設群 第381施設中隊
「92式浮橋/動力ボート」第4施設団 第102施設器材隊
92式浮橋は橋間橋節、橋端橋節、動力ボート、道路マット、道路マット敷設装置から構成されています。
動力ボートは、展開した橋節を移動し連結させます。
連結された橋節に車両などを乗せ対岸まで輸送する門橋として使用する方法や両岸まで橋節をつなぎ合わせます。
水流で流されないように動力ボートを使用してバランスをとります。
「92式浮橋/橋間橋節」第4施設団 第102施設器材隊
水面に浮かべる橋間橋節は、折りたたまれて積載されています。
荷台を傾斜させて橋間橋節を水面に滑り落とします。
水面上にて橋間橋節は自動で展開し、フロートとして機能します。
「パネル橋MGB」第4施設団 第102施設器材隊
74式特大型トラック等により現場まで運搬、荷台より降ろし、人力等で組み立てして展開します。
従来のパネル橋の半分程度に抑えられ、耐久重量を60トンまで増加しているとのこと。
90式戦車を通過可能としています。
「ポールタイプトレーラ」
主に弾薬類の運搬や施設機材などの運搬に使用されています。
「1トン水タンクトレーラ」
1軸2輪で1,000リットルの水を運搬することができます。
車体前面左右にそれぞれ3箇所ずつ合計6箇所の蛇口が備え付けられています。
<史料館見学>
史料館に戻り、館内を見学しました。
「大久保駐屯地について」
開設当日の観閲行進(昭和32年5月3日)
大久保駐屯地全景(平成19年10月)
駐屯地所在部隊の識別帽子
扇子「最後の砦」(偕行社 贈)
「旧軍展示」
「陸上自衛隊の紹介」
陸上自衛隊制服(左:女子用、右:男子用)
防暑服4型(イラク復興支援時に着用)
戦闘糧食Ⅰ型(非常用糧食)
戦闘糧食Ⅱ型(軽包装糧食)
携行食市販品型
「任務達成無事帰る」
第1次カンボジアPKOへの派遣以来から、派遣隊員の無事帰還を祈念し、駐屯地正門近くに置かれたとのこと。
陸上自衛隊としては初めてのPKO派遣された駐屯地を訪れる事ができた事に感激です。
施設科部隊の任務や重要性を知る事もできました。
従来の駐屯地行事とは違った細やかな駐屯地見学の案内でした。
見学当日、参加者があまりの少人数でした。
この状況で対応していただけるのかと心配しましたが、駐屯地広報の方々には快く対応していただきました。
本当にありがとうございました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゚・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゚。】ヽ(*´∪`*)ノ"
かくいう私も少なからずご縁のある場所で正門近くのカエルや資料館もフムフムといった感じです(笑)
機材が並べられた地区も滑走路地区と今でも呼ばれて過去、飛行場が有ったそうです。
そのすぐ横の池には架橋訓練場も有りますがクルーズ船には乗られましたか?(笑)
戦後間もない頃、日本国際航空工業という企業が滑走路を造ったそうですね。
船に乗るコースもあるんですか?
残念ながら乗船してません。
ガ━━━━━━∑(゚д゚lll)━━━━━━ン
他ではめったに試乗出来ないのでレア度、高いです(笑)
『乗船体験』と呼べば良いのでしょうか?
これは必見ですね。
☆*・+゜ゎぁぃヽ(ω・`*ヽ)(ノ*´・ω)ノ゛ゎぁぃ*・+゜☆