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身体障害者手帳(肝臓機能障害)~②携帯電話の基本使用料等割引

「重度心身障害者医療費受給者証」の手続きの次に行ったのが、携帯電話の基本料
金等の割引の申請。





NTTドコモにはハーティ割引(ふれあい割引)というのがあり、これは基本料金
等が60%も割引になります。


「基本料金等」というのは基本使用料と付加機能使用料。



付加機能使用料はiモード料金や留守番電話サービス等で、ケータイ補償お届け等
は割引対象ではないようなので注意。





手続きは手帳と、運転免許証などの身分証明書を持ってお近くのドコモショップへ
行けばOK。


翌月から摘要になるようですよ。



ただ、個人で複数台所有している場合、1台しか対象にならないので、基本料等が
一番高いものを割引対象にするといいと思います。







さて、結局、自動車を替える事にしました。

法人名義を個人名義に変えるのが一つの目的。


車は小さくなってしまうけど、燃費も良くなるし、ローンは安くなるし、タイヤも
買わなくていいし、補助金は出るし減税は大きいし、また3年間車検の心配をしな
くていいし、それに車税が免税になり、ガソリン券がもらえる。



GW前に納車になるかどうか微妙なところ。


でも、ローンはまた3年延びるんですよね。
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身体障害者手帳(肝臓機能障害)~①重度心身障害者医療費受給者証


おかげ様で昨日手にする事ができた身体障害者手帳、早め早めに手を打ち、これ
でもかと、押しの一手で、ご迷惑を掛けた人もいただろう。


それも全てはこの「重度心身障害者医療費受給者証」を貰うため。

手帳入手と同時に、同じ並びにある窓口で申請、即発行してもらえた。




なにしろ、待ってもらっている結石の破砕術を少しでも安くやってもらいたい。




施術だけで66,900円のところ、1割負担になる事で費用が1/3になる。






この4月から始まった肝臓機能障害者のための新制度、来たる6日の施術で、
早速、その恩恵にあずかる事になる。





今、手元には4冊の証明書、手帳が。




なんだかんだ文句を言っても福祉制度に守られる我が身、でもありがたいと思う
気持ちよりも、こんな身体に情けなさを感じるのです・・・

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身体障害者手帳(肝臓機能障害)~受け取りました



「身体障害者手帳」を手にする事ができました。





今朝、妻を職場まで送りその帰り道、別の用事もあり、しかも通り道なので区役所
に寄り身体障害者手帳について確認すると、午前中に作成できる、と返事を貰えた
ので午後から行ってもらってきました。



半ば強引に診断書を書いて貰い、3月8日に申請、半ば強引に今日の交付の約束を
取付け、ようやく手にする事ができました。



本来であれば、「身体障害者手帳交付決定通知書」というものがまず申請者に送ら
れるようです。



ですが申請時に急いでる旨を伝えておいた結果です。

その点、迅速に、臨機応変に対応して下さった事には素直に感謝です。




受け取りには認め印を持参すればOK、受け取り証明書に名前と住所を書いて終了
でした。
これで晴れて(?)身体障害者手帳1級です。

郵送されてくる筈だった「身体障害者手帳交付決定通知書」も貰ってきましたが、
それによると、障害名が


『 B型肝炎による日常生活活動がほとんど不可能な肝臓機能障害 (1級)』


となっており、少しビックリ。




「日常生活活動がほとんど不可能」・・・・・ぅ~ん、複雑。。。





もう一つビックリなのが、


『 なお、障害程度に変化が予想されるため、再認定を要するので平成27年3月
に診査を受けなければなりません 』


という文面。


逆に言うと、5年間はこのままでいい、という事。


再認定にあたっては1ヶ月前に通知してくれるそうです。





手帳そのものは予想以上にちゃっちいので、これにもちょっとビックリ。

だってペラペラなんだもん。



でもなんだか気分は、黄門さまの印籠を手にした気分。



是非、有効活用していきたいと思っています。

っていうか、早速6日、効力を発揮する事になります。





その効力の一つ、「重度心身障害者医療費助成」の手続も同時に済ませてきまし
たが、これはまた明日。






明日は携帯電話の基本料金および付加機能使用料の割引の申請に行ってきます。



そして、自動車を個人名義に変更次第、「交通費助成制度」の申請と「有料道路
通行料金の優遇措置」の申請をしたいと思っています。



他にも所得税、住民税、自動車税の免除、減免など、できることから少しずつ、と
考えています。
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身体障害者手帳(肝臓機能障害)~明日交付

身体障害者手帳(肝臓機能障害)・・・

申請時の打合せでは、通常一ヶ月から一ヶ月半かかると言われて、それじゃぁ困る
とのこちらの申し入れに、「じゃぁ分かりました、4月1日に交付の方向で」とな
り、それを信じて6日に結石の破砕術をやる事にした。(重度医療費助成の関係で)



だから、もし、「まだです」と言われたらどうしよう、と・・・・。





「とりあえずの自己負担」も覚悟しておかなければならないのかもしれない。






それにしても自分で申請手続をしない限り、何の効力も発生しない、手帳の福祉助
成制度。

用意するものとか、準備しなきゃならないものとかあると思いながら、何度も足を
運びたくないので、各所に電話確認をしているわけだが、特に役所は窓口のたらい
回しだ。



先ほどの区役所への電話では5か所の窓口をタライ回し。

いやはや・・・




申請、手続の実務はともかく、全般の相談に乗ってくれる部署はないのか聞いてみ
ると・・・

無い、ようだ。






やっぱり自分で調べて、自分で確認して、自分で準備して、自分で申請して・・・


自分の為だから、といってしまえばそれまでだけど・・・でもねぇ。

ただでさえ肝臓機能障害は前例の無い事、それをねぇ・・・限度があるよねぇ・・・






えぇい、こなったら、明日からの受給、申請、福祉内容、特する事、面倒な事、
そんなこんな、窓口の対応を含めて、ぜ~んぶブログってやる。
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身体障害者手帳~自動車税免税

身体障害者手帳の福祉制度の1つに自動車税免税がある。



我が家の場合、5月の自動車税39,500円が0円、つまり全額免除になる。

しかも札幌市の場合、福祉乗車券なるものが支給され、例えばガソリン券3万円
(年間)が貰える。



が、問題は車の所有名義。

手帳が個人のものだから当然名義も個人でなければならないが、経理上の関係で
会社法人名義にしているものだから、いずれも該当しなくなる。




さて・・・・

というわけで、車検の年でもあり、思い切って買い換えるか、となった。



せっかく気に入って購入した今の車、簡単に手放したくないのと、どうしても買い
替えるとグレードを下げなければならない。



でも、先ほど計算してみると、そのまま乗り続けた場合の損失(車検代等含め、
しかもローンの延長分3年をあえて無視した場合)が今年一年に限れば45万円
にもなってしまった。




せっかく手にする身体障害者手帳、そのメリットを最大限生かすのも、かなり
エネルギーを必要とするようだ。
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劇症肝炎という病気

まもなく、身体障害者1級の身となる。

移植から4年半、ここ2年は入院など重篤な状況になる事もなく、体力低下はある
にせよ、とりあえず仕事もし、あれ程大変だった事さえ忘れつつあるところ、自分
の置かれている状況を再認識させられる一つの機会でもある。


もちろん、手帳をひけらかし、なんでもかんでも要求するつもりは毛頭無いが、一
見他人から普通に思われる事で閉口してしまう事も少なくはないので、「困った時
の黄門様の印籠」のようで精神的には大変助かる。





手帳1級もそうだけど、「特定疾患受給者証」も無くてはならないもの。

っていうかコレが無いと、今頃路頭に迷っている。

そもそも今生きていないかもしれない。(これからもだけど)



肝炎の中でも劇症肝炎という病気、急性肝炎になる人の約1%の数というからごく
まれだ。

そして45種の特定疾患の内の一つで、これが為に医療費的には最大限に守られて
いる。




最近TVで癌患者さんの治療費の問題が盛んに取り上げられている。

その報道を見る度、いつも複雑な気持ちになる。


そして同じ肝炎でも、その種類によっては常に高額医療費を負担しながら、いつ
訪れるかもしれない「死」と闘っている人がたくさんいる。



自分はまだ恵まれている方なのか、同じ闘病者として「運」が良かった方なのか。





劇症肝炎と告げられた時、自分も家族も余命は告げられなかった。

「・・・をしなかった場合、あなたの命は、もったとして・・・です。」と。





妻に言わせれば、

「当たり前でしょ。そういう次元じゃないんだから。次の日に死んだっておかしく
なかったんだから」と。




そもそも肝炎から劇症化する過程すら分かっていないこの病気、治療法が確立され
ていないこの病気、そこから移植を経て今を生きる自分は、やっぱり運がいいんだ
ろうな。




年間400人といわれる劇症肝炎を患う事、すぐ逝かなかった事、移植出来た事、
V字回復しなかった事、長期入院した事、再手術した事、入院中家族みんな元気
だった事、いろいろあった。

さて、この先の運命やいかに。





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身体障害者手帳(肝臓機能障害)~申請

肝臓機能障害による身体障害者手帳の申請を済ませてきました。






尿管結石の破砕を控えるこの身。

身体障害者手帳を入手し、【重度心身障害者医療費助成】を受けられるようになるっ
てからやろうと決めたものの、手帳の申請に必要な医師の診断書がなかなか貰えない
でいた。



・・・・

先週末、コーディネーターさんから、「事情を説明して先生に早く書いて貰った」
と連絡をもらい、早速今朝、病院へ出向き診断書をもらい、その足で区役所へ。



  <申請に必要なもの>

  ・医師の【身体障害者診断書・意見書】

  ・手帳用写真(3cm×4cm)1枚

  ・申請書(窓口備え付け、その場で名前と住所を書くだけ)

    (※札幌市の場合。自治体で多少異なるかもしれません)






ところが、というかやっぱり、交付までに1ヶ月から1ヶ月半掛かるという。

だから言ったじゃないか、と思うところ、これまたこちらの事情を説明、


   今、特定疾患外の診療を待ってもらっている

ことと、

   あまり遅くなると問題が出てくる

ことを伝えると、4月1日交付の方向でやってもらえることに。





4月中の交付になれば、4月1日までさかのぼって還付を受けられるものの、当座
の自己負担が発生するのと、なんと言っても還付されるまでに4ヶ月程度かかって
しまう。
 (この、還付までの長過ぎる期間、本当になんとかしてもらいたい。)  




そもそも他の自治体より1ヶ月遅い申請開始、ならばなんとしても申請全員分、
できるだけ4月の早い時期に認定・交付となるようにして欲しいものだ。 






そんなこんなで、来月1日、晴れて「身体障害者手帳1級」の身となる。
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身体障害者手帳(肝臓機能障害)~申請できない

結局、体外衝撃波で石を砕くことになり、それならばと障害手帳認定を待ち、重度
障害助成を受けられるようになってから施術と、そこまでは良かった。




ちなみにこの衝撃波、「体外衝撃波尿管結石破砕術」はもちろん今では保険が効く
が、それでも20万程度で3割負担だから6万円程度は掛かる。

入院無しでだ。



これが重度障害助成で1/3(1割負担)になるのであれば待ちたい。




ただ、あまり遅くなるのも問題で、できれば来月(4月)早々にも行いたいのだが、
まだ肝心の申請ができない。





H大病院には先月(2月)16日に診断書の申請は出して、基本は2週間後の受け
取り。

札幌でも身体障害者手帳の申請は始まったのであとはこの診断書だけ。



ところが、まだ診断書を貰えない。

急がせるようで申し訳ないと思いつつ、こちらも余裕がないので、コーディネーター
さんに確認の電話をしたところ、まだ診断書を出す準備段階だという。


しかも、いつ出せるかまだ分からないと。




さあ困った。

少しでも早くと、診断書の申請を早くに行い、できるだけ重ならないようにも配慮
してきたつもりなのに。




市役所の担当者と話しをして、準備・対応の遅さに苦言を呈したのは1月の事。

そんな心配が自分の身に降り掛かってくるとは・・・





時間が・・・ある様で無いんだよなぁ~

年度末、新年度初め、他にも色々忙しいんだよなぁ~




病気もそうだけど、やっぱり自分だけの力でどうにもならない事って、たくさんある。

自分が頑張って何とかなるなら、とことん頑張れるんだけど・・・
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身体障害者手帳(肝臓機能障害)~医療費助成

4月から身体障害者手帳の認定を受けるにつけ、さしあたって何をしたら、と考え
ていたところ、早くもその恩恵を受ける(受けなければならない)事態に陥ってきた
た。




それは、


【重度心身障害者医療費助成】


これは医療費の一部を各自治体に助成してもらう制度で、各自治体にもよるが、基本
は、


・原則として医療費の自己負担が1割になる(住民税課税の場合)

  (住民税非課税の場は初診料以外の自己負担なし)

というもの。



・対象は身体障害の場合、身体障害者手帳1~3級

  (3級は、心臓・腎臓・呼吸器・ぼうこう・直腸・小腸・又はヒト免疫不全
   ウイルスによる免疫機能障がいに限る)


・所得制限があるが、高額設定の為、ほとんどの方が該当するのでは

  (例えば扶養人数2人で、給与収入892万円程度)







なぜこれを早急に、かつ真剣に考えなければならないかというと、「尿管結石」。

今日の第一外科の診察で、新たに受診する泌尿器科への紹介状を書いて貰い、泌尿
器科で既に書いてもらっているそれと、二つをもって明日、紹介された病院へかか
ろうと思うが、さて、問題は、特定疾患がおそらく効かない。


H大病院では肝臓移植の影響で泌尿器科を受診していたので、特定疾患で医療費を
免除されていた。



でも、それは今度かかる病院では通用しない、だろうという意見が大勢。



しかも、直接破砕となると5~6日の入院が必要。

昨年同じ処置をした友人に聞いたところ、自己負担が15~16万円になるという。






そこで登場するのが【重度心身障害者医療費助成】だ。

でも、身体障害者手帳に認定されるのは4月から。

さかのぼるのも認定日の月の月初めまでだという。




もつのかこの体。

先生にその辺の所を聞いてみると、


「ぅ~ん難しいよね。少しでも負担が少ない方がいいんだろうけど、医療的には
早い方がいいし。」


そりゃそうだ。





なにはともあれ、4月、健康保険証と身体障害者手帳を持って、

「重度心身障害者医療費受給者証」

の交付を受ける事から始まる。
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身体障害者手帳(肝臓機能障害)~診断書

北海道の場合、札幌・函館・旭川についてはそれぞれの市が、それ以外の市町村は
北海道が、身体障害者手帳認定までの管轄組織になるそうです。




そこで矛盾が出てくるのが診断書。
お医者さんに書いて貰う事になる、「身体障害者診断書・意見書」です。



札幌市の場合、3月1日からの申請受付開始ですから、診断書を受け取り、書いて
貰えるのは[原則]3月1日から。




ところが道に確認したところ、道では基本的に既に診断書を書いてもらってもかまわ
ないというスタンスのようです。

診断書の為の指定医が札幌で、申請窓口が各市町村の場合、時系列的な矛盾が生じる
事になる訳です。




市も道も、いわゆる肝機能障害の事しか頭になく、それぞれの患者がそれぞれの掛かり
付けの病院で診断書を書いてもらうので、特に問題はないだろうという認識のようで
した。




肝臓移植の場合、北海道唯一の施術機関の北海道大学病院以外で書いて貰う事が可能
なのかどうなのか??

ただでさえ多忙激務な先生方にお願いして大丈夫なのか???





とにもかくにも、最寄の区の担当窓口に出向いて、「身体障害者診断書・意見書」と
やらの用紙を、なかば強引に奪っ、頂いてきた次第です。





・・・

左の腰の辺りの爆弾、今はスッカリなりを潜めています。

なぜ痛くないのか、分からないだけに恐ろしいです。

痛みもそうだけど、突然に起こる激痛の為に、仕事に穴をあけることになるかもしれ
ない、その事が一番恐ろしいのです・・・。
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逸品!

多くの地域で今日2月1日から身体障害者手帳(肝臓機能障害)の申請受付が始まった
のではないでしょうか。



従前から知られている通り、


(1)認定基準に該当する肝臓機能障害のある方

(2)肝臓移植を受け、抗免疫療法を実施している方


は手帳交付の対象となります。



特に肝臓移植者は1級の認定になりますから、その影響は少なくないと思われます。



手続きは、申請書と診断書を市町村の担当窓口に提出する事から始まります。



詳細を確かめる為、窓口を訪れるのはもちろんですが、指定医の診断書を貰わないと
始まりません。

指定医のいる医療機関にも診断書は置いてあるそうですから、まず診断書を申請する
のもいいかもしれません。

(各自治体で日程や手続きの仕方が微妙に異なるようですから、まずは各自、お住ま
いの市町村にご確認下さい。)








さて、肝臓に加えて、泌尿器でも定期的に検診を受けなければならないこの身。

よって頻繁に病院まで足を運ばなければならないのですが、その病院で必ず購入する
のが コレ 




その名もズバリ、

   『平岸アンパン』

病院内の売店に売っているこのパン、逸品です。




アンパンと言っても、アンコだらけのこてこてしたものではなく、パイ生地のような
パリパリふわふわの生地の中に、つぶあんと生クリームが絶妙のバランスで閉じ込め
られているのです。








検査が終わって、やっとその日の最初の食事に食べると、空腹と相まって、旨さ倍増
なのです。
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身体障害者手帳(肝臓機能障害)の申請受付開始

どうやら皆さんのお話しを目にする限り、申請受付の開始は、ほとんどの地域で2月
1日から始まるようだ。



ところが、札幌市は当初の予定からして3月1日からである。

札幌市の窓口に確認しても、ようやく2月1日から指定医の認定を開始し、3月1日
からの申請受付になるという。





こうなると、亀太郎さんも心配しているように、4月早々の認定は難しいのではない
かと思う。
(おそらく対象になる人数が相当数になるはずで、第一段階である、
 「指定医師の診断書」を貰うのにかなりの時間がかかるのではないか)




この件に関する、ある会議議事録を読んだが、時間を掛けた導入準備期間に比べ、実際
に実務をこなさなければならない自治体窓口に与えられる時間のなんと短い事か。




しかも、認定までの段取りが自治体任せであるにも関わらず、「4月1日認定開始」
というのだけが全国統一で決まっているというのだから、なんだか生活給付金とか、
かつてのなんだか券とかの様に、「結末は決めたから、準備は勝手にやってくれ」みた
いな、嫌な思惑を感じてしまう。





ただ、自分だけの努力でどうなるものではなく、こうなったら一つ一つ片付けていか
なければならない。







それよりも、ずっと考えているのは、「障害年金」の受給対象にはならないのか、と
いうこと。


仮に障害等級1級に認定されると、年間990,100円に子どもの加算額として、
子1人目・2人目(1人につき)227,900円(平成21年度・年額、札幌市の場合)
が支給されるという。

ただ、障害者手帳と障害年金の等級はまったく別もので、これがハードルが高い。






詳細は こちらのサイト (藤澤労務行政事務所様のサイト)が大変分かり易いが、概略は、


・・・
・公的年金制度における障害年金の障害等級は、1~3級の3段階。

(この3段階に加えて、一時金給付である障害手当金(又は障害一時金)の対象となる
準3級がある。)


・1級~2級の障害状態は国民年金法施行令に規定され、

・3級~準3級の障害状態は厚生年金保険法施行令に規定されてる。


・1級~2級の障害状態は主に「日常生活能力」の制限度合いで認定されるのに対して、
 3級~準3級の障害状態は主に「労働能力」の制限度合いで認定されることになる。






1級障害が、

「身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状が、日常生活の用を弁ずる
ことを不能ならしめる程度のもの。

具体的には、他人の介助を受けなければほとんど自分の用を弁ずることが出来ず、活動
の範囲が、病院ではベッド周辺、家庭では室内に限られるもの。」




というのだから、概当するとしても、3級の

「傷病が治癒しないものにあっては、労働が制限を受けるか又は労働に制限を加えるこ
とを必要とする程度のもの。」


ということだろうか。





いずれにしても、多くの方の努力と貴重な時間のおかげで受けることのできる、せっか
くの恩恵、是非我々患者がより上手に活用することで、それが有意義なものになるのだ
と思う。
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身体障害者手帳(肝臓機能障害)のスケジュール

昨日、特定疾患の申請で区役所に行ったついでに、肝臓機能障害の身体障害
者手帳についても聞いてみました。



まだ本決まりではない為、あくまで「案」ということですが、今後の導入スケ
ジュールとして、



 【法令改正(国)】

  ・1月末までに「政省令改正」

  ・4月1日より「改正政省令施行」


 【医師・更正医療指定等】

  ・12月~1月 「指定について各病院へ周知」

  ・2月中旬 「身体障害者福祉専門分科会」

  ・2月 「医療機関の指定」

  ・3月 「医師の指定、診断書作成開始」
  ・   「意見書作成開始」

  ・4月1日より「給付開始」



 【市民への周知】
 
  ・2月 「市広報誌2月号に特集掲載」(札幌市の場合)

  ・3月1日より 「申請受付開始」

  ・4月1日より 「認定開始」




以上、全国共通の部分もありますが、各自治体によって微妙に変わってくると
思います。



あくまで私見ですが、昨日の役所の対応をみていると、そもそも役所内で周知
徹底されている様子がまったく無く(スケジュール案では既に病院への周知
が始まっているはずだが・・・)、今後の成行きに多少なりとも不安を抱えて
帰ってきました。


色んなフォローのある病院や団体に属していると情報網はしっかりしていると
思いますが、そうではない自分にとっては、自らの目と耳で、しっかりとアン
テナを張ってないと駄目だな、と思ってしまいました。
 
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肝機能障害と身体障害者手帳とメリット

肝機能障害に対して、身体障害の認定対象となるようです。



腎機能障害が身体障害者手帳交付の対象になっていながら、肝機能障害につ
いては現段階で受付すらしていない状況が、どうにも納得出来ないでいたと
ころ、プラムさんやひささん、亀太郎さんやたくさんの皆さんに情報を頂き
来春を目途に手帳交付の方向である事を知ることが出来ました。

ホントにありがとうございます。





そこで皆さんからの情報を元に、まとめてみました。(2009.10月現在)



【肝機能障害の等級】

●等級表1級に該当する障害
 次のいずれにも該当するものをいう。
  (ア) Child-Pugh分類(注26)の合計スコアが10点以上であって、
     血清アルブミン値、プロトロンビン時間、血清総ビリルビン値
     の項目のうち1項目以上が3点の状態が、90日以上の間隔をおい
     た検査において連続して2回以上続くもの。
  (イ) 次の項目(a~j)のうち、aからgまでの1つを含む5項目
     以上が認められるもの。
      a 総ビリルビン値が5.0㎎/㎗以上
      b 血中アンモニア濃度が150㎍/㎗以上
      c 血小板数が50,000/㎜³以下
      d 原発性肝がん治療の既往
      e 特発性細菌性腹膜炎治療の既往
      f 胃食道静脈瘤治療の既往
      g 現在のB型肝炎又はC型肝炎ウイルスの持続的感染
      h 1日1時間以上の安静臥床を必要とするほどの強い倦怠感
        及び易疲労感が月7日以上ある
      i 1日に2回以上の嘔吐あるいは30分以上の嘔気が月に7日
        以上ある
      j 有痛性筋けいれんが1日に1回以上ある


●等級表2級に該当する障害
 次のいずれにも該当するものをいう。
  (ア) Child-Pugh分類(注26)の合計スコアが10点以上であって、
     血清アルブミン値、プロトロンビン時間、血清総ビリルビン値
     の項目のうち1項目以上が3点の状態が、90日以上の間隔をおい
     た検査において連続して2回以上続くもの。
  (イ) ア(イ)の項目(a~j)のうち、aからgまでの1つを含む
     3項目以上が認められるもの。


●等級表3級に該当する障害
 次のいずれにも該当するものをいう。
  (ア) Child-Pugh分類(注26)の合計スコアが10点以上の状態が、
     90日以上の間隔をおいた検査において連続して2回以上続くも
     の。
  (イ) ア(イ)の項目(a~j)のうち、aからgまでの1つを含む
     3項目以上が認められるもの。


●等級表4級に該当する障害
 次のいずれにも該当するものをいう。
  (ア) Child-Pugh分類(注26)の合計スコアが10点以上の状態が、
     90日以上の間隔をおいた検査において連続して2回以上続くも
     の。
  (イ) ア(イ)の項目(a~j)のうち、1項目以上が認められるも
     の。


●肝臓移植を行った者
  抗免疫療法を要しなくなるまでは、障害の除去(軽減)状態が固定し
  たわけではないので、抗免疫療法を必要とする期間中は、当該療法を
  実施しないと仮定して、1級に該当するものとする。


 (注26)Child-Pugh分類 
            1点       2点     3点
  肝性脳症      なし     軽度(Ⅰ・Ⅱ)   昏睡(Ⅲ以上)
  腹水         なし      軽度        中程度以上
  血清アルブミン値  3.5g/㎗超   2.8~3.5 g/㎗    2.8g/㎗未満
  プロトロンビン時間  70%超     40~70%      40%未満
  血清総ビリルビン値 2.0㎎/㎗未満  2.0~3.0㎎/㎗    3.0㎎/㎗超
 




【交付までのスケジュール】

●来年(22年)2月  肝臓機能障害の認定申請受付開始

●来年(22年)4月  肝臓機能障害の認定開始




【障害者に関する割引・減免制度及び福祉措置】

  (「北海道」のホームページ より ~以下全障害対象につき参考)

●駐車禁止規制の適用除外
●JRの旅客運賃割引
●航空旅客運賃割引
●その他の公共交通機関の旅客運賃割引
●有料道路の通行料金の割引
●NHK放送受信料の免除
●郵便料金の減免
●身体障害等による簡易保険の保険料払込免除制度
●NTT無料番号案内(ふれあい案内)
●施設設置負担金の分割払い
●福祉用電話機器の利用料金等割引
●携帯電話の基本使用料等割引
●公営住宅の優先入居
●住宅金融公庫による割増融資
●不在者投票
●生活福祉資金の貸付
●税制上の特別措置


これらの内容・詳細・適用は各団体に個人的に適宜申請することが必要で、
例えば1級認定の対象となる「肝臓移植を行った者」が何にどの様に適合
するかは、それぞれ確認することになります。




それにしても肝臓移植について、


-肝臓移植後の状態-

◯心臓や腎臓と同様に、移植後に抗免疫療法を必要とする期間は、これを
 実施しないと肝臓機能の廃絶の危険性があるため、1級として認定する



という認定基準になっていますが、確かにそうだ、と頷く自分と、ちょっと
複雑な心境の自分がいます。

昨夜も妻と、

「だって、身体障害者手帳1級って、肢体不自由の方でいうと、
・両上肢の機能を全廃したもの
・両上肢を手関節以上で欠くもの
・両下肢の機能を全廃したもの
・両下肢を大腿の2分の1以上で欠くもの
とかの人達だよ。こういう人達と同様に扱ってもらってもいいのかなぁ。」

と話していたのです。


が、確かに現状を冷静に考えてみると、医師の定期診察や高度な薬によって
「生かされて」いるわけで、これらが無くなると命を維持する事すら出来な
くなるわけで・・・・



ぁ~あ、なんだか複雑だぁ




※ちなみに、身体障害者手帳の等級と障害基礎年金の等級とは連動していま
 せん。
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肝臓移植と身体障害者手帳

今夏、アルコール性肝炎も身体障害者手帳交付の肝機能障害対象に加えると
いう方針を固めた、とする厚生労働省の方針が新聞に載った。



これまで、重度の障害はもちろん、肝機能障害そのものが身障者手帳交付の
対象には含まれず、腎機能障害と比べて不公平を感じていたが、昨今の肝炎
対策の一環として来春を目処に肝機能障害も交付されるようだ。




ならば肝臓移植者はどうか、血液検査での目標値はあるものの、生涯に渡る
治療と、いつどうなるかも分からぬ状況を考えると、全ての移植者が交付対
象となっても決しておかしくはないと思う。





肝機能障害に対する身体障害者手帳の交付について、


国(厚生労働省)の動きに順じて自治体の反応はどうかと思い尋ねてみると

・肝機能障害については、現在受付すらしていない。

・現段階ではまだ国レベルで、市町村単位には何の通達も無い。

・ただ、来春実施予定で協議中である事は確か。

(2009年8月9日時点)






いずれにしても市区町村は手続きのみの窓口、個々についての詳細を把握し
て、より良いアドバイスをしてくれる本当の窓口はいったい何処なんだろう?
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