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難病と指定難病

4日のニュースで難病医療法による指定難病、来年1月に助成を先行実施する110疾患が発表された。

残りの約190疾患は秋以降の選考になるという。



これがよくわからない。

なぜ一気にいかない。

ギリギリのところで待っている患者さんは多いと思う。



こういう、いわゆる「国が国民へ」というのは本当に時間がかかる。

逆パターンの迅速さとは異質だ。



現行56疾患の中から劇症肝炎など3疾患が外された、という部分も読み取りずらい。

「従来の研究事業の枠組で支援する」

というのは、ようするに今までと変わらない、ということか。



厚生労働省のサイトを見てもよくわからない。

その3疾患というのが、特に重症度が高いものだけに、また違った何かがあるのだろうか。

「難病」と「指定難病」の扱いの違いもわからない。

定義、はわかるけれど、だから何?という感じで・・・


とにかくよくわからない。





最終的に約300疾患に対象を広げるということで、当初の混乱が見て取れるようだ。





難病、といえば、この、自分の手指。

原因がわからなかっただけに厭らしいし、痛い指が多くなり、左手は握るのも辛くなってきた。

神経内科、とか、血管系の科とかで診てもらった方がいいのかなぁ。




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難病の患者に対する医療等に関する法律

例によって、重度心身障がい者医療費受給者証や特定疾患医療受給者証、健康保険証が、普通郵便で送られてきた。


ずっと前から、やめてくれと言っているのに。

札幌市の場合、基本的には普通郵便、希望者に限り簡易書留等による送付。


これはやっぱりおかしい。



今でも、保険証等でお金を借りられる所は存在する。

運転免許証と違って顔写真も何もない証明書だけに、悪用は簡単だ。


郵便事業には申し訳ないが、郵便配達に完全な信頼はない。



現に、過去には何度も誤配、誤配ならまだしも、そもそも配達記録があるのに届いてない、これらは一度や二度では
ない。



全員に書留で送るとなると費用が、と言う。

よく言うよ。督促やらなんやらは、あっと言う間に送ってくるくせに。



万が一、何かの手違いで他人に渡り悪用されたら、しっかりと責任、取ってくれるのだろうか。








特定疾患医療受給者証に同封されていたもの、






平成27年1月1日より医療費助成制度が変わるという。

前々から情報はあって、広範囲に対象を広げる変わりに、重度患者からも相応の負担を、という様な認識を持って
いる。



これにより、今回の特定疾患医療受給者証の期限は12月31日まで。

1か月繰り上げられた。



今までは60弱の指定難病、これを広範囲に広げることには大賛成だ。

何をもって「難病」というのか、原因不明、治療法不明、とか言うなら全てのがん(治療不可能の)なんかは
該当すべきだろうし、そもそも線引きするラインを決めていいものとは到底思えない。



自分なんかのように、そもそも医療費助成を受けている立場の人間にすれば、いろんなことに声を上げることに
躊躇われる雰囲気も、少なからずある。


でも敢えて、なぜ、来年1月1日からなんだ?

っていうのも、上記同封書類の一文、


「平成27年1月1日以降の医療費助成を受けるためには、別途、新たに申請の手続きが必要となりますが、
手続き等については、現在、国において検討中であり、決まり次第、改めてご連絡いたします。」



決まってないんかい!

開始日だけ決めて!


順番、逆だろ!


なんでもそうだね、国のやること。




結果ありき。

詳細はそれから。

問題が起こってもこじ付けでやり過ごす。

民間では有り得ない。




一応、それでも市に確認してみた。

現時点でわかっていること。


・手続等方法~9月一杯で概略決定、の予定

・10月1日受付開始、の予定

・案内は9月末から10月始めにかけて発送、の予定

・診断書(調査個人票)は形式が変わるが、今回は従来の書式でOK
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札幌市~「障害者交通費助成制度」~ガソリン券

今年も、「障害者交通費助成制度」の中から、ガソリン券を頂いてきました。




必要なのは「身体障害者手帳」と「車検証」、それと印鑑。

額は例年と変わらず三万円分。


これに自動車税の免税を加えるとかなり大きい。


有料道路割引の更新(2年おき)は今年は無いので役所での手続きはこれだけだ。





他にも、所得税、住民税の特別障害者控除や携帯電話の基本使用料割引、航空旅客運賃割引、NHK
放送受信料減免等々利用できるものはあるけれど、今、なんといっても貴重なのが「重度心身障害者
医療費助成」。


3割負担が1割負担になるのはもちろん、1医療機関ごとに支払う自己負担限度額が3000円/月
となるのが非常に助かる。

今回の足先の痛みで通院するにも、これがあるから何処に掛るにしろ安心して行ける。



尿管結石で体外衝撃波を行った時も、診察料、検査料、施術料も含めて20数万円になるところが
3000円だったのだから、ある意味、どんな助成よりも大きな負担減になるかもしれない。



TPPで、医療保険制度の先行きが不安視されているからこそ、我々保険で生かされている者が、声を
大にして訴えていかなければならないという思いはある。






・・・・

間もなく、高い高い札幌市の、国民健康保険の納付書が送られてくる。

これだけ別世界。桁が・・・





「重度心身障害者医療受給者証」も「特定疾患医療受給者証」も、かすんでしまって・・・

また今年も、家庭内資料をたくさん携えて、交渉へ向かわねばならぬ。
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特定疾患医療受給者証の申請は早めにして審査を早く受けるようにする

「期限の1か月前になってから申請するようにしてください」、の通知を受け取って以来、「間に合うよう
にしますから」という言葉を信じてそうしてきたにもかかわらず、まったくもってそうはならず、ずっと道庁
との、電話での不毛なやり取りを繰り返してきた。



前々回には、道に信じられないような不当な対応をされ、さすがに呆れ、前回、だめ元で区を介しての交渉を
した。

もうすっかり顔馴染みの区の担当者Tさん、粘り強く交渉してくれ、それでも1週間遅れの入手となった。




そこで提案されたのが、「次回(つまり今回)は2か月前の審査にかけるようにする」ということだった。

2か月前?それって・・・




「期限の1か月前になってから申請するようにしてください」はどうなった?




「どうなるかはわかりませんが、道の担当者と話して、そうしてみては、ということだったので。」




「期限の1か月前になってから申請するようにしてください」はどうなった??



なんだそれ!





でもまぁ、それでいいんなら、ということで、今回、今月7月31日の期限切れに向けて、


・5月10日~H大病院に診断書申請

・5月17日~診断書できた、の連絡(ワープロ化され早い!)

・5月30日~診断書受け取り

・6月5日~区役所に特定疾患医療受給者証申請(毎月第3木曜日審査会)

・7月20日~受給者証完了の連絡受ける

・7月23日~区役所にて受け取り







これでいいんだ、ふ~ん。


そもそも、劇症肝炎は半年毎の更新。

その時々で病態が変わるから、「1か月前になってから」ということだったはず。

じゃぁなんで2か月も3か月も審査に時間がかかるんだ、ってなもんで、その間に病態が変わるのはどうな
るの?



だから本来であれば、


「審査に相当数の時間がかかりますから、申請はお早めに」とか、

「事務処理上、申請は期限切れ1か月前からにしてください、その代わり、期限内にお手元に届くように
します」


というのが本筋だと思う。




どうも「与えてやっている」意識が、いつも感じられて、どうしても腑に落ちない。

原資が何かはっきりしたことはわからないけれど、自分たちで納める保健金や税金であるはず。


生産性の無い、政治家や官僚の懐から補助されているわけではないんですけど。





消費税増税に絡んで、社会保障費をまるで悪者かのように扱ったり、反面、他の用途にあてがうような
話しが浮上したり。


まったく。





こうなってくると、本当に、自分の身は自分で守るしかない、何かやってくれるなどと思わない方がいい、
っていうふうになっていく。



本当は、こんなことを考えなくてはならないこと自体が、すごく悲しいんですけど。
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「障害者交通費助成制度」

今年もまた、「障害者交通費助成制度」の中から、ガソリン券を頂いてきました。







重度(身体障害1~2級)の場合、30、000円分もらえるので、これは結構助かる。

札幌市は、例えばタクシー・ガソリン券(重度)は、2月15日から申請でき、申請が遅れるともらえる
内容がどんどん減っていくので、早めの申請がいいと思います。



あと、有料道路の割引(通常料金の半額)は、2年毎の更新が必要で、これを怠ると、いざ料金所で
トラブルなんてことになるので注意が必要だと思います。








というのも、昨日の、役所の福祉課の窓口、自分の担当になったのは50代風の紳士。

これがまた、愛想が悪い悪い。

しかも聞かれた事しか答えない。こちらが何か言わないとうんともすんとも言わない。


まぁそれでも、きちんと仕事をこなしてくれればいいけれども。



最初、ガソリン券の交付を申請。粛々と手続きは進む。無言で。

今年は有料道路割引も切れるので、ガソリン券が終わったらこれも、と頭で考えていると、隣の窓口には
こちらはタクシー券をもらいに来たオジさん。

これがまた、やたらと愛想のいいお姉さんが担当で、

「有料道路ももう切れますね。こちらも一緒に手続きしますね


「ぅん?」

そうか、この窓口でいいんだ、と理解したと同時に、このオヤジ、目の前の。




「有料道路もここでいいんなら、一緒にやってもらいたいんですけど。」

って言うと、

「あぁ、これももうすぐ期限なんだぁ~。」

だって。




お前、この!

こっちから言わないと動かんのかい!



と、怒りは胸にしまい、また粛々と。





問題は・・・こちらに意識がある場合はいいんです、でもこれが、こちらに従前に予備知識(知識という
ほどのものでもないですが)がなかった場合、そのままやり過ごされ、それこそいざという時・・・





年金払え、とか、税金払え、とか、払いが遅れているぞ、とか、そんな時はそれはもう、恐ろしいまでの
手際の良さで、電話はくるわ、ハガキはくるわ、非国民か、みたいな言い方されるのに、こういうことに
なったら、

「ほれ、やるぞ、そっちが来るなら、ありがかたく受け取れ。」

みたいな意識がありあり。




まったく、何度も言うけれど、こういうのって、与えられるものではなく、勝ち取るものなんだと、再認識。






事の顛末を帰宅して妻に伝えると、

「それなりの部署へ苦情の電話してみればいいしょ。」

「でも後で文句言うぐらいならその時に言うし。」

「だって、そんな事で嫌な思いすることないしょ。そんなの、民間だったら大変なことだよ。もう、すぐに
苦情の電話の嵐だわ。」


いつも逆の立場で似たような経験をしている妻にしてみれば、役所の常識は一般の非常識。





ここ最近は、前近代的な役人はかなり減ってきたと、肌で感じていただけに、ある意味希少価値があり、
やはり本質は簡単には変わらないんだな、と改めて思ったのでした。

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病人の証明

3月、春はまだ遠い・・・。



自分と、自分の家族の将来について考えることが多くなった。

日常が忙しいと、大事なことが大事でないことにかき消されてしまいそうになるが、でもそこだけは何とか
線引きして忘れないように、努力はしている。



病人は病人で、やらなければならない事や覚えておかなければならない事が多い。



病人の証明(?)となるものでも、

・健康保険証

・重度心身障害者医療費受給者証

・特定疾患医療受給者証

・障害者手帳


とあり、更に、



「健康保険証」は春になると、また、保険料の相談に行かなければならず、これが結構大変でエネルギー
が必要。

健康で元気でなければ難しいのがなんとも皮肉だ。



「重度心身障害者医療費受給者証」は、健康保険証さえもらえれば自動更新なので問題はないが、



「特定疾患医療受給者証」は、少し前の1月末の期限切れで、またいつものようにすったもんだあり、
結局期限が過ぎて受給できたという顛末。

そして今度は7月の期限切れでおそらく同じことが・・・もう6年繰り返えされている。

検診の日を、そろそろ調整してもらわなければだめかなぁ~。




「障害者手帳1級」、黄門さまの印籠とも言えるこれは、なんだかんだ言って役立っている。

最近、高速道に乗る事が多いが、全線半額は大きい。

交通助成券(ガソリン兼をもらっている)は、今年ももう、申請しに行けばもらえる。

車税も免除だ。

携帯基本料も割引になる。






一つ一つの手続きは面倒だけど、かなり助けられている。

でも、助けられているのは確かだけれど、権利を得ようとするのは、はっきり言って大変だ、とも言える。


これら、本人が動けるうちはいいけど、それは少数だろう。

家族とか親戚とか、友人とか、結局周りの協力がないと、「絵に描いた餅」となりかねない制度だ。



なんとか・・・



一個の声じゃぁ、限界だろうなぁ。





限界、といえば、


「障害年金」


一昨年、各種準備を済ませ、医師に、診断書等を申請する直前までいって、ある理由から断念。その時は。

ブログの記事もそこでストップ。


でも諦めたわけではなく、今年は違うアプローチで再度挑戦しようと考えている。





もう一つ、これも一度断念したもの、

「B型肝炎訴訟」

このキーワードさえ、ブログに初めて書くのだけれど、これも障害年金と同様、準備だけは進めてきたもの。


最大の障害があるのだけれど、でも間違いなく該当する立場。

これも・・・







「社会保障」というと、時に、得る立場が悪者かのように言われるけれど、冗談言っちゃいけない。

おそらく誰もが、真っ当な権利を得る為に働き、納税し、社会貢献してきているわけで。

それは必ずしも、「会社で働く」という事ばかりでなく、将来を背負って立つ子供にも、家庭を守る
主婦にも、また主夫にも、義務は義務、権利は権利、みな同じ。



「社会保障」は、

与えられるもの、ではない、自ら勝ち取るものだ。

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医療費の不安

一つ気になる事があって、ただ、今までは曖昧なまま、その場その場で、悪く言えば適当にやり過ごして
きたことで、いまさらながら気になり出した「特定疾患医療受給者証」の適用範囲。



当たり前ながら、普段の検診や検査、治療はすべて対象になる。

もちろん肝炎に起因するもの。





それはいいけど、例えば泌尿器科。

入院中から肝炎の関連で掛かっていたので通常の検診は適用。



ところが、結石の時は、H大では適用だが、H大で紹介されたJ泌尿器科病院で体外衝撃波等の治療を
受けた時は適用外。

これも当たり前と言ってしまえば当たり前なのかもしれない。



あくまでも、「特定疾患医療受給者証」の疾患名は「劇症肝炎」。





入院中は、まぁそれこそ、H大病院内のあらゆる診療科にかかった。

それこそ産婦人科とか小児科とか、掛かりたくても掛かれない科を除き。



でもこれらは、これも当然ながらすべて適用。

ただ、移植手術前の歯科だけはまったくの別だったけど。




でも、退院し5年経った今では、移植医の紹介が無い限り適用にはならない。

逆に言うと、紹介状があればどうやら適用になるようだ。




だから時としておかしなことになる。

定期検診時、結石のことをH大の先生に相談し、一度離れたH大内の泌尿器科を受診する場合、紹介状を
書いてもらえるので適用、でも、診察の結果、体外衝撃波を受ける為、J泌尿器科病院を受診するのは
適用外、ということになる。


その辺の所は納得できる部分もあり、「重度心身障がい者医療費受給者証」もあるので困ることはなかった。






だけど、先日の検診で、肝がん数値の話しを聞き、思ったのは、もし肝がんと診断されたら、また、それ
以外の、胃がんとか大腸がんとか、もっと他の病気とか、免疫抑制剤を服用していることに起因する
(かもしれない)病気になった時、果たして「特定疾患医療受給者証」の扱いは。


当然のことながら「関係ない」と見なされ適用にはならないんだろうけど。





何が良くて何がだめか、まったく素人にはわからない。



だからこそ、「重度心身障がい者医療費受給者証」が貴重になってくる。






そういえば先日の、H大での検診時、保有する受給者証、身障手帳等の種類を聞かれた。




今まで、医師、看護師等、病院内での、いわゆる福祉制度、助成制度に対する認識は低かった。

驚くほどに低かった。



助成を受けられるのに、知らないが為に受けられていないとか、お互いの認識の甘さもあるんだろうけど、
少しでも、その辺の所を含めて、もっとこう、みな平等に情報を共有できるようになることを、そして
平等に安心して医療を受けられるような社会であってほしいと願います。

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国民健康保険証

特定疾患受給者証は健康保険証があってのこと、というのはよく理解している。

ようするに、医療費の7割負担を国保又は社会保険が、残りの3割の自己負担分を特定疾患で助成してもらう
形になる。(通常の場合)




だからあまり強く言えない部分ではあるけれど、国民健康保険料、高過ぎる!



自営業で、年金生活者でもない自分は、ある程度収入が発生すると、それこそ「保険貧乏・税金貧乏」という
名がピッタリの状態になるぐらい、持っていかれる。


わかってる、わかってるんですよ、保険に守られていることは。




でも、さすがに国保料が収入の2割強を占めると、無理でしょう。

数千万稼いで2割払ってもあまり影響ないかもしれないけれど、自分のように、ようやく辛い身体に鞭打って
稼ぎだした微々たる収入からの2割強となると、実際生活に支障が出る。(出ている)





なので、

交渉だ、お役人様と。ってことで区役所へ。

っていうか、相談という名の「お互いの主張の闘い」。




これももう6年以上になる。毎年この時期。

なのでお互い、あうんの呼吸でシャンシャンと。

となるはずが、今年は違った。


まず最初に言われたのが、

「財産調査させてもらいました。」


ざ・ざいさん??

しばらく聞いていなかったこの言葉。

「はぁ、何のことでしょう?」


「4月時点の※※銀行の預金残高が。」

そして、

「生命保険は解約払い戻し金がありますよねぇ~。」

(因みに解約していないし、二度と入れないのに解約するわけがない)



ははぁ、ここまで調べるか、と感心している場合でなく、


バッカ言うんじゃねぇ~、


「あのね、何をどこまで調べたかわかりませんが、それがどういう金だか知らんでしょう。」

「財産とはよく言ったもんだ。借金こそたくさんあるが(自慢じゃないが)、財産なんてこれっぽっちも
ありゃしません(自慢じゃないが)。

だいいち、貸付タイプの生命保険からは、その貸付限度額一杯まで借りてるんですから。
その額いくらだと思います?※※万円ですよ!(自慢じゃないが)。

その4月の口座の金だってそれの一部なんですから。完全に借金でしょう。(自慢じゃないが)。」



これだけ声高に借金自慢された事が無いのか、担当者、戸惑っていた。明らかに 。







本来、納めて当たり前のもの、それは充分過ぎるぐらいわかっている。

ただ、所得割の料率があまりも高い。特に札幌市は異常だ。

これは市の担当者も認めるところ。

でも話しのスタートが、この異常に高い保険料から始まるので、お互いかみ合うことはない。




しかも、病気で約一年半仕事ができなかった(つまりは未収入)ことからのこの話し、ずっと毎年してきた
ことだ。

毎年・・・それでも相談に行けるうちはまだいい。

自分が行けなくなったら・・・相談したくても身体が動かなかったら・・・


そうやって5年前、実際保険料を払い過ぎてしまい(当時、妻にあれこれ考える余裕など無かったから)、
後に気付いて減免申請した時にはもう遅かった。



役所曰く、

「すでに納めて頂いた保険料をお返しすることはできないんです。」






ど・どろボウ---------っ!!




悪代官---------っ!!




取る時だけ取りやがって-----っ!!






ってな事が過去にはあっただけに、妥協してなにするものぞ、っと、粛々と話し合いは行われたのでした。




結果、毎年のように、若干保険料を下げてもらい、言いたいことは言って帰ってきた。








以下、きちんと要望として取り上げてもらうこと。

1.特定疾患受給者、障害年金等の認定者は、健康保険料自体の減免があってもいいのではないか。

むしろ、あるのが当たり前ではないか。



2.保険証の個人用カード化。

これが現在、家族単位のいわゆる「保険証タイプ」なので、子どもが遠方に居住する場合の遠隔申請が
非常に面倒くさい。



3.所得割料率の見直し。

08年以降、札幌市は単年度黒字にも関わらず、料率が上がってきている。



4.財産調査するのはいいが、個人の置かれた状況を、個別に判断してほしい。

時間が、というが、決して時間の問題ではない、と思う。実際、プラスがあればそれ以上にマイナスが
あるんだから。

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スーパースター

Jリーグでの数々のゴールも、ワールドカップ予選でのスーパーゴールも、あと一歩の
「ドーハの悲劇」も、そして思いもよらぬフランスWCの本選代表洩れも、すべてが昨夜の
ゴールの為にあったのかという程、凄い盛り上がりでしたね。


代表チームの遠藤や岡崎のゴールも、本田さえも、すっかりかすんでしまいました。

凄いですね。

キング・カズ、三浦知良選手。

本当の「スーパースター」って、カズの事を言うのでしょう。



ゴンちゃんも出ていれば最高だったのに。










大震災発生以来、TVのニュース映像を見るにつけ、いつも思い浮かべるのは

筑紫哲也さん。

災害、といえば筑紫哲也さんを思い浮かべるのはわたしだけでしょうか。

そしてニュース番組のテーマ曲が、













今年もまた、障害者福祉助成の燃料助成券を頂く事ができた。




「こんな時」だからこそ、肝炎訴訟を始めとして、各種医療・福祉政策に滞りの無きよう、是非
きちんと取り組んでほしい。

生きている者が「生かされない」世の中になっては本末転倒だ。







それしにしても、国を司る政治家にこそ、「スーパースター」と呼べる者が出てきてほしいと、
心から願うばかりです。

国民は、世界から称賛される素晴らしいスーパースターなんですから。
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肝臓移植と障害年金 ③

【初診証明「受診状況等証明書」をもらう】




役所で必要書類をもらってきたなら、まず初めに初診証明を入手ししなければな
らない。




2005年8月14日、日曜日にかかった休日当番病院。

ここから闘病生活が始まり、そしてここが無かったらなら今の自分はおそらく、無い。

つまりこの世に存在していない。




初診日の認定には基本、カルテが必要。

そのカルテの法定保存期間は5年。

すぐには廃棄しないだろうけど、一応それまでには行っておきたい。


で昨日、行ってきた。5年振り。



当時診てくれた女医さんは居なかった。

次のS保険病院に紹介してくれた先生も居なかった。


でも、少し心配したけれどその場で書いてくれた。







「結局、手術をされたんですか。」

の問いに、

「えぇ、最後は結局移植をしました。」

と答えると、

「えっ、あ~そうですか・・・」

看護師さんも、

「え~~~~~~っ!」



でも昨日の先生、

「じゃぁ、T先生ですね。」

と、やっぱり誰もが知るT教授の名声に少し驚き。



・・・
この初診証明、「受診状況等証明書」というもの、記載条件は、

『1.上記の記載は、

(1)当時の診療録により記載したものです。

(2)当時の受診受付簿、入院記録により記載したものです。

(3)その他(        )より記載したものです。

(4)平成 年 月 日、本人申立てによるものです。


2.受診の事実を確認できる書類が残っていないため、証明できません。』



この中から選択することになる。






ともかくこれで懸案事項が一つ片付き、次は診断書をもらうという難関が。
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肝臓移植と障害年金 ②

【最初に入手する書類】



障害年金を申請すると決めたなら、あとは行動するのみ。

障害基礎年金(国民年金)も障害厚生年金(厚生年金)も、当然のことながら
社会保険事務所が窓口となるが、障害基礎年金は区役所等でも対応してくれる。



というわけで近くの区役所保険年金課へ。


とはいっても以前、何かのついでにここで話しを聞いている。

でもあくまで事務的な対応。

細かな疑問点、つまりはこちらが知りたい部分の細部は教えてもらえない。
というか、担当窓口ではわからない。

他の部署にも専門官はいないというので、ようするに役所内で全てを知る事は
不可能という事だ。



それでも必要書類はもらって帰らねばならず、お互いのありったけの知識をぶつけ
合わなければならない。

ここで一つ学んだのが、担当窓口に任せっ切りにせず、自分でもある程度の予備
知識を持って話しをした方が、あとあと自分が楽になるっていうこと。


ただ、障害年金を申請しようとする「障害者」が、どこまでどれだけの準備が
できるのだろうか。



窓口で話しをしている時、隣りに2組の相談者。

いずれも車いす利用者。付添いの方と。


なんでも、担当者によると、申請に来る人の半分は代理の人だとか。


ネットの利用とか、何とかならないものだろうか。




申請書類をもらいに行く時、忘れてはならないこと、それは「初診日」をはっきり
させて行くこと。
もしくは「初診日」を限定する為の資料を持参すること。


この「初診日」時点での年金納付状況の確認からすべてが始まる。


一度聞いてみた。

「年金納付状況にこだわりますけど、普通、大概の人はきちんと納めているんじゃ
ないですか。?」


それに対して、

「いや、そうでもないんですよ。納めたつもりでいても実際に納めていなかった
り、その為に申請さえできない人が結構いるんですよ。」


ということだ。




この日入手した書類は、


● 受診状況等証明書

~初診日を認定する為。初診日に当たる医療機関に書いてもらう。




● 診断書(肝疾患の障害用)

~「初診日から1年6か月を経過した日(障害認定日)」のものと

「最近の状態でのもの」

の2通。それぞれ当時の医療機関に書いてもらう。




● 病歴状況申立書(国民年金用)

~発病した時から現在までの、状態、治療経過、医療機関名、障害認定日の
就労・日常生活状況、現在の就労・日常生活状況等を自分で記入する。




● 障害給付裁定請求事由にかかる申出書

~「障害認定日」に請求するものとしながらも、そこでの受給権が発生しない
場合、「事後重症による請求」を認めさせるもの


● 同意書

~診断書内容について、医療機関に照会する事を認めさせるもの
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肝臓移植と障害年金 ①

【障害年金は受けられるのか】



自分が該当するのは、

・障害基礎年金(国民年金)

・障害厚生年金(厚生年金)

・障害共済年金(共済年金)

の三つのうち、障害基礎年金。




障害基礎年金を受けられるのかどうか、調べ始めたのは昨年夏。

そこで社会保険事務所に連絡、内容を聞いた。

その内容は後述するとして、同時に、

「障害認定に当たっての基準(肝疾患による障害)」というパンフを送ってもら
った。



しかしこの時点では障害程度3級に、からくも引っ掛かる程度か、という状況。

ところが3級は厚生年金保険の独自給付。

なので国民年金の自分には厳しい。




● 肝疾患による障害認定基準

・障害の程度1級・・・身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする
病状が前各号と同程度以上と認められる状態であって
日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度の
もの

・障害の程度2級・・・身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする
病状が前各号と同程度以上と認められる状態であって
日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著
しい制限を加えることを必要とする程度のもの


・障害の程度3級・・・身体の機能に、労働が制限を受けるか、又は労働に制
限を加えることを必要とする程度の障害を有するもの




・・・・・・・・・・・・・・

ここでもまた制度での差異が生じる事を知り、やや憤慨。

一応、

「自覚症状、他覚所見、検査成績、一般状態、治療および病状の経過、具体的な
日常生活状況等により、総合的に認定するものとする」

とあるが、


移植により最低限の日常生活には困らない現状ではたぶん無理だろうと諦める。
この時は。






ところが昨年末、肝疾患にも身体障害者手帳が与えられる、しかも移植者には
1級認定、という話しを聞き改めて障害年金についても思い至った。



身体障害者手帳と障害年金、認定基準も助成内容も、バックにある法律も、
まったく別物という事は理解している。

役所でも必ず強調されること。


ただ、それ自体、それでいいの? と純粋に疑問が湧き、ならば本当に受けられな
いのか、それとも少しでも可能性があるのか、自分で調べて、自分で行動して、
自分で申請して、ダメなら不服申し立てをして、そうする事で色んな問題点が
見えてくるのでは、あわよくば年金を受給できたなら、と思ったのです。









だって、65歳からの、正規の年金を、もらえる自信が・・・ないから。
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障害者年金申請における「初診日」

気付けばあと一か月と少しで8月14日がやってくる。




自分にとっては「終戦の日」ではなく、今の病気における「初診日」だ。

そしてその「初診日」が問題。





身体障害者手帳との関連性は無いにせよ、1級の「お墨付き」をもらったので、
これを機会に障害者年金の申請をしようと思っている。

現況の状態が一番のベースになるので、実際ハードルは高いと思うが、やるだけ
やってみようと。



そこで最初の基点となるのが「初診日」だ。


担当者と話しをしてみても一番厄介な事がこの「初診日」。




いったい何処の病院が「初診日」に当たるのか。

よく分からないけど、今のところ、吐いて緊急に行った休日担当病院らしい。

それが5年前の8月14日。





5年前・・・・・・・

障害者年金申請にあたり、この「初診日」の病院に「初診証明」を貰わなければ
ならない。

そして、一番の問題、カルテの保存期間が5年間。


ということは、この日を過ぎると「初診証明」が入手できなくなる可能性がある
っていうこと?






早急に、直近の社会保険事務所に詳細を聞きに行こうと思っている。
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国民健康保険

会社を辞めて今年で16年になる。



会社を辞める時、それは転職や離職時と同様、色んな会社負担分と共に、税金やら
保険料やら年金料が、直接的にどっしりと自分の肩に圧し掛かってくる時でもある。


例えば道(県)市民税は、前年の収入から税額が求められるので、無職の時でも納税
額がかなり多かったりする。


収入が激減した時などもそうだ。

こちらの都合などお構いなしに納税書が次から次と送られてくる。





それでも道(県)市民税は、累進課税如く収入の増減に比して課税されるので、最初
の年さえ乗り越えればなんとかなる。

年金も、色々と制度根本の問題が囁かれているが、基本的には平均的に納付額以上
の給付を受けられる。(人によって条件は違うけど)



病気になって困ったのは健康保険だ。

自営業なので国民健康保険。

法人登記をしているので社会保険に加入する事ができないわけではないが、働けなく
なって一番困ったのはもちろん収入の道。

休業手当等の給与保障を受けられない。


類似の保障制度もまったく無い。



なので一年半の入院、療養中は生命保険とがん保険の手術・入院時給付金に頼らざる
をえなかった。





それでも今は働けているので収入はある。

しかし、毎年今の時期困るのは国民健康保険料の高額な支払い。


つまりある程度の収入があると、信じられない様な額の納付書が送られてくる。


自治体による違いはある。

保険料は札幌市の場合、

・所得割

・均等割

・平等割

の3本立て。


その一つ一つに、

・医療分

・支援金分

・介護分

の保険料率、保険金額が割り振られる。



この中で収入に直結するのは所得割。

札幌市は、この所得割の料率が、医療分・支援金分・介護分を合わせて15.26%。

前年所得から33万円を引いた金額の15.26%だ。



こうなるとまさに「保険貧乏」



だからといってここがしっかりしないと「特定疾患」や「重度助成」も受けられなく
なる。


以前(病気になる前)、友人に「払えない時は相談に行った方がいいよ。」と
言われた事があり、それ以来、毎年この時期は役所へ向かう。

しっかりと理論武装して。



毎年、窓口で同じ話をするのだが、自分の収入ラインが一番保険負担が大きいと
いうことは理解して貰える。

札幌市は全国の自治体の中で3番目に保険料が高い。

これも担当者は理解している。


それでも制度は制度で窓口レベルでどうなるものでもない。



「相互扶助」という言葉をいつも持ち出される。

助け合い、それは当たり前の事。否定はしない。


かつて、まだ景気の良かった頃、満額に近い保険料を納めていた。

それだけの収入もありそれに耐えうる身体もあった。



「相互扶助」というならば、今、まさに今だ・・・・


全力で働きたくてもそうはできない今、無理なものは無理と言う。




こんな会話を繰り返しながら、減額してもらった納付書を携え、役所を後にする
のです。




でも・・・こんな交渉をいつまで続けられるか・・・

やっぱり、日本の社会保障制度そのものが変わらないと・・・

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身体障害者手帳(肝臓機能障害)~③自動車関連の助成

先週末、結石破砕を受けた帰り、その足で車屋さんへ向かい納車を済ませ、晴れて
法人から個人への名義変更となった。


経理上の問題はきっとあるが、それはこの際税理士さんに任せるとして、これで
車関係の助成が受けられるようになった。

というわけで、今週月曜日、税事務所と役所に行ってきました。




それは、

1)自動車税免除

2)自動車取得税減免

3)有料道路通行料金の優遇

4)交通費助成




1)自動車税免除

 ・対象~内部障害の場合1級~4級

 ・内容~基本的に免除(交付月の翌月から。月割り計算となる)

 ・必要となるもの~・申請書類(申請場所備え付け)
          ・自動車免許証
          ・印鑑(認め印可)
          ・車検証
          ・障害者手帳

 ・扱い場所~札幌道税事務所税務管理部(札幌市の場合)


 新車購入の場合、購入にあたってはディーラーがやってくれますが、車検証と
 手帳を提示しなくてはならず、一度は申請場所へ行かなければならない。 
 (手帳を預ける事ができるなら、ディーラーがやってくれるそうですが、手帳
  が一時手元から無くなる。)
 
 手続きは簡単です。申請用紙の必要か所に書き込むのみ。
 分からない所は担当者が記入してくれます。




2)自動車取得税減免

 上記と同じ。

 今年は特に減税の他に補助金があり、車検年で買い換え、しかも名義変更、と
 いうタイミングとうまくかみ合いました。




3)有料道路通行料金の優遇

 ・対象~内部障害の場合1級~4級
     ①自らが運転する場合
      以外にも、
     ②親族、日常的な介護者が運転する場合
      (ただし、手帳記載のJR割引種別「第1種」の方が乗車する場合)

 ・内容~通常料金の半額

 ・必要となるもの~・申請書類(申請場所備え付け)
          ・自動車免許証(本人運転の場合のみ)
          ・車検証
          ・障害者手帳

 ・扱い場所~各区保健福祉部保健福祉課(札幌市の場合)


 窓口で申請書に住所、名前等を書いて提出するだけ。

 手帳の備考欄に
 ・割引対象の旨・車両登録番号・割引有効期限
 が記載され、有料道路で料金支払い時に手帳を提示する事によって割引されます。


 ※なお、ETC割引については「ひささんのブログ」で詳しく解説されています。



4)交通費助成
 
 これは札幌市独自の制度という事です。

 ・対象~内部障害の場合1級~4級
     ①身体1~2級の場合
      と、
     ②身体3~4級の場合

      とで助成内容に違いが有りますが、ここでは身体1~2級の場合

 ・内容~以下3種類のうち、1つを選択
     ①福祉乗車証~市内の・地下鉄・市電・JRバス・中央バス
               ・じょうてつバス・夕鉄バス
            を無料で乗車できる。

     ②タクシー券~39,000円分

     ③ガソリン券~30,000円分


 ②と③に関しては4月、5月の申請であれば満額支給、6月以降2ヶ月毎に
 減額されます。

 わたしはガソリン券を選択してきましたが、

 ・必要となるもの~・申請書類(申請場所備え付け)
          ・印鑑(認め印可)
          ・車検証(営業用車不可)
          ・障害者手帳

 ・扱い場所~各区保健福祉部保健福祉課(札幌市の場合)


 これも窓口で申請書に住所、名前等を書いて提出するだけ。

 で、戴いたのがこれ↓




 使用可能な給油所の指定はありますが、主だった所は対象となっているようです。
 もちろんわたしがいつも使っているスタンドも。
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