予期せぬ劇症肝炎、そして生体肝移植からの壮絶脱出劇!
がんばれ!肝臓くん。。
ドラマ以上のドラマ。
低学年の頃から苦楽を共に、共通の目標に向かって汗を流してきた仲間との
お別れの日。
Jくんと共にサッカーを始め、運動会の時、Sくんのおうちに声をかけてもら
い、少年団でのサッカーが始まった。
次男の小学校生活は、少なからずサッカー中心の生活だった。
体も小さく、上手でもないので、なかなか試合にも出られず、試合で負けて泣
き、勝って喜び、という経験があまりできなかったことが少し残念だったが、
それはそれで、とても良い経験をしたと思う。
本当にステキな仲間達に恵まれた。
いつも明るく、一番のムードメーカーのJや。Jやとは幼稚園の時からの付き合い。
チームに対する愛情はJやが一番のように思う。
クラスメートでもあるSと。少し照れたような、一見クールのように見えるけど
秘めた思いを強く感じる。
プロの道に一歩踏み出したYと。圧倒的な存在感だった。でも瞳が優しい。
パワーのHろ。人懐っこい表情が印象的。
細身でおちゃらけなKEとどっしりタイプのKOの双子コンビ。二人に次男は
弟のように可愛がってもらった。
おとなしそうでも、出る試合はキッチリシュートを決めていたTしゅん。
元気一杯でガッツポーズの似合うKっすう。
試合では厳しさ全快でも、弟を見る目が暖かいHにゅう。
センスバツグンでもなかなか試合に出られなかったTらん。物怖じしない性格は
これから。
すでに大人の雰囲気のあるKゆう。ゴールと共にチームをしっかり守っていた。
お調子者でも頭脳派のMら。文武両道を目指して。
いつもさわやかHせ。でもサッカーをしている時はオーラを発していた。
笑顔のNこう。これから背もサッカーも伸びそう。
そして紅一点のMちゃん。ポプラカップで見せたガッツはすごかった。
男の子に混じって本当に良く頑張ったと思う。
中学は別になってしまうけれど、きっとみんな忘れないと思う。
高校に行っても、社会人になっても、とてもいい思い出としてずっと残ると
思う。
卒団式では泣く子が多かった。
みんなそれぞれの思いがたくさんあったのだろう。
同じ目標、価値観を持てる仲間の集まりって素晴らしい。それが大人であっても
子どもであっても。
特に子どもは純粋だからなお更だ。
死ぬ目に遭ってみて、今更ながら昔が懐かしい。
我が子を通して、子どもの頃の、何にでも一生懸命だったことに気付かされる。
周りに気を使い、他人の視線を気にしてしまう自分がいる。反省だ!
少年団の父母は皆、子どもの心を維持している。
「一生懸命」さがある。
昨日の卒団式にはそんなみんなの「一生懸命」が溢れていた。
だから感動する。
作られた演出や、出すぎた演技などは一切無い。
全てがありのままだ。
ドラマ以上のドラマがあるから面白い。
先日の試合。一日目、次男が水疱瘡の疑いで行けなかった。
でもJとS、こんな会話をしていてくれたらしい。
こんなところに、このチームの、チームメート全ての最高の思いがあるように
思う。
PS:病気になって以来、涙もろくなってしまったけど、昨日も号泣か、と
思っていたけど、なぜか泣かなかった。
この一年半で涙が枯れ果ててしまった訳ではない。
色々考えてみたけど、理由が分からない。
ただ、そういったものとは異次元の(超越してしまった、と言ったら大袈裟
だけど)何かが今、自分の中に有ることだけは確かなんです。
まだ違う世界にいるような。(脳症ではないですよ)
Jママ、泣かなくてごめんなチャい。
はたして、20日の卒業式はどうかな~?
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