goo

インフルエンザとタミフルと脳症

ついに、というかやっと、というかインフルエンザが流行りだした。

免疫抑制剤を服用する者にとってはまさに脅威だ。

札幌市内や近所の小学校まで、学校閉鎖や学級閉鎖が相次いでいる。
小学生と中学生の子の居る我が家も他人事ではない。

今何かと話題のタミフル。
このサイトにもあるように、絶対的な薬では決してないようです。

治す薬ではなく、ウイルスの増加を抑えるだけとのこと。

人に依って考え方はさまざまでしょうが、しっかり自分の目で見て、耳で聞いて、
自己判断していきたいと思ってます。

それよりも怖いのが、中学生に多くみられる異常行動。
亡くなられた方もいるので大変なことです。

タミフルとの因果関係はまだはっきりしていないようですが、いずれにしても
インフルエンザ脳症の事もあり、薬の処方時には、一日二日、目を離さないよう
指示されるようです。

脳症といえば、肝性脳症とはまったく異質のものでしょうが、それを踏まえた
上で、どんな状況かというと、少なくとも自分の場合は、脳症という意識は
まったく有りませんでした。

お見舞いに来てくれた方とも普通に会話し(妻に言わせれば、普通ではなかった
ようですが)、自身の意識もはっきりしていて、良くドラマであるような、
大声を出して叫ぶ、とかそういう幻覚とか妄想とは全然別のものです。

頭の半分は冷静(のつもり)で、もう半分の頭では北朝鮮からミサイルが飛んで
来るのです。
そんなバカな、という思いと、「ありえない事」が真実となっている思い、が混
在しているのです。

色々な「ありえない事」があった中で、ずっと言い続けていたのが、病院の
屋上で花火が見れる、という事。

これはまさにありえない真実。妻にも看護婦さんにも何度も話し続けていた
事です。
感知センサーを敷かれ、病室のドアは施錠され、屋上に上がることはありませ
んでしたが、もし抜け出して屋上に上がっていたら、と思うとゾッとします。
もちろん屋上のドアも鍵がかけられ出ることはできなかったでしょうけど。

他の人から見れば異常でも、本人はいたって普通。
また逆に本人が異常と思っても他の人から見れば普段と変わらない、という
こともあったと思います。

現実に今、異常行動をする人がいるのですから、注意し過ぎて困ることは
ありません。

自分は勿論、最大限の注意は払います。
皆さんも、「まさか自分が」とか、「そんな事って」とか思わずに、くれぐれも
注意して下さいね。
自分にも家族にも!


でもインフルエンザに罹らないことが一番。
そしてもし罹っても安静にして、寝ていることが一番のようですよ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )