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突き付けられた現実

不二家のペコちゃん、復活おめでとうございます。
不死やのペコちゃんとなりますように・・。



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<・・・一年前>

・・・2005.12月


大晦日、雪道だと1時間かかる自宅への帰り道。
長かった。

入院中、「自動車が内臓(肝臓)に一番良くないんだよね。」
という話しは良く聞いた。
本当だった。
自動車の揺れが丁度肝臓あたりに響く。

きつかったし、自宅に着いた時は調子が悪くなってしまった。


12月、一瞬だけど退院の話しもあることはあったのに、結局、正月の一時
外泊が精一杯の状態だった。

10月の移植手術以降、思ったよりも検査値が良くならなかった。

体調は、悪いなりに安定していて、回診の時などは、医師に状態を聞かれても
早く病院を出たいものだから、いつも「調子いいですよ」なんて答えていた。


たぶんこの頃だったのか、検査値が良くならない(=肝臓が思ったより大きく
ならない)原因として”シャント”の話しをされるようになった。

移植手術時、肝臓への過大な血液の流入を防ぐ為、バイパスを作り、血液の
流れを分散させる方法をとった、との事。

その為、その後、落ち着いてから逆に肝臓への血流が不足しているのでは
ないか、という事。

結局これが8月の再手術につながるのだが、この時点では、どうやってこれを
改善するのか、具体的にまったく決まっていなかった。
案はいくつか説明されたが、どれも決定的なものではなく、必ずしも手術を
すれば良い、というものではないらしかった。

せっかく移植までしたのに、また手術をしなければならないかもしれない、
そして必ずしもうまくいく保障がない現実、この時あたりから手術を回避
すべく新たな闘いが始まった。

肝臓くんシャントマン
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