アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

意外と大きい電気料金値上げ

2013年09月13日 | 田舎暮らし
この9月から、電気料金が値上げとなった。

北電によると、一般家庭用は、平均で7.73%の値上げとしているが、拙宅の場合、冬季は床暖房に使う「融雪電力」の契約もしているので、それがどうなるかと思い(北電に)尋ねてみた。

結果、ふたつのことがわかった。

ひとつは、「一般家庭用」と言っても、深夜電力などを利用しているとパッケージ契約(「ドリーム8」など)となっていて、値上げ幅が大きくなる。また、「融雪電力」も同様である。

ふたつは、今回の値上げが、原発主体の「発電ミックス」から火力主体のそれに変わっている中で、「料金体系の見直し」を含んだかたちで実施されたことである。

つまり、従来、原発が発電する電力が大幅に余る深夜の電力料金は低く設定されていたのだが、これを抑える「発電ミックス」を元にしたので、(この時間帯の電力料金は)大幅な引き上げとなった。

拙宅のパッケージ契約は「ドリーム8」で、冬場はこれに「ホットタイム22ロング」が加わる。

ちなみに、新旧料金体系で、上記の二つを計算して比較したのが下図である。





これを見ると、「ドリーム8」(昨年9月の消費量を元に計算)では17%の値上げ、冬季暖房用の「ホットタイム22ロング」では、16.9%の値上げとなった。

これは発表されている7.73%の倍以上の値上げで、きつねに化かされた感じがした。
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上昇気流

2013年09月13日 | 音楽三昧
昨日午後、久しぶりにLPレコードを聴いた。



いつもは、サーバーに収容した音楽を聴いているのだが、レコード演奏となると勝手が違う。

つまり、先ず、何を聴くかを考え、目的のレコードを探し出さなければならない。

首尾よく目的のレコードが見つかれば良いが、そうでない時は、目に付いたレコードを数枚ラックから出してきて、その中から適当なものを聴くことになる。

次に、盤面にホコリなどが付着していなかチェックして、必要ならクリーナーをかけるなどの手順が必要になる。

一応、プレーヤー周りをご紹介しておくと、

 ・ プレーヤー:LINN SONDEK LP12 (英国製)
 ・ アーム:SME 3010R(英国製)
 ・ カートリッジ:ORTOFON Jubilee(デンマーク製)

どれも、かっての世界的ヒット商品で評価の高いもの。
このプレーヤーから出てくる音楽は、比較的解像度が高く、繊細で聴き疲れのしない音調である。



昨日は、ブレンデルがマリナー・アカデミー室内管弦楽団と1978年に録音したモーツアルトのピアノ協奏曲第13番と第14番を聴いた。

ザルツブルグでの宮仕えを終え、ウイーンに出たモーツアルトが自身の予約演奏会のために作曲した協奏曲。



ウイーンの寵児となったモーツアルトが、最も輝いていた時代の作品とされる。上昇気流にのったかのような、はつらつとした音楽が楽しめる。

久しぶりのレコード音楽は、サーバーからのそれと異なり、実態がそこにあるという安心感があり、とてもよかった。今後も、あまりものぐさをせず、せいぜい、レコードを回しながら聴きたいと思った。
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