アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

ショルティ・シカゴ

2013年09月09日 | 音楽三昧
クラシック音楽の愛好家であれば、表題をご覧になっただけで、大凡、話の筋はおわかりいただけることでしょう。

ハンガリー生まれでナイトの称号を持つ(英国籍の)指揮者ゲオルク・ショルティ氏がシカゴ交響楽団を指揮して残した数々の名盤についてです。



過日入手した150枚ほどのLPレコードの中に、このコンビによるベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」とラヴェルやドビュシーの「管弦楽曲集」(「ボレロ」や「牧神の午後への前奏曲」など)をみつけ聴いてみましたが、いずれもその壮大で緻密な演奏に感心させられました。



この頃(1960~70年代)、クラシック音楽界は、レコードを通して多くのファンを獲得していて、著名なオーケストラが金も時間もかけて数多くの名録音を残しました。

アンセルメ・スイスロマンド、オーマンディ・フィラデルフィア、カラヤン・ベルリンフィル、小澤・ボストン等々、彼らが奏でた豊麗な音とともに懐かしく思い出すことができます。
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オリンピック狂想曲

2013年09月09日 | ドラミング
2020年のオリンピックを東京で開催するというIOCの決定は受け入れるにしても、五輪一色の(特にNHKの)報道ぶりはどうかと思う。

また、安倍首相が福島原発について、「状況はコントロール下にあり、汚染水は0.3平方キロの港湾内にブロックされている。安全は将来にわたって保証する」と述べたことに対し、ツイッターなどではブーイングの嵐だ。

「ウソをつくな」、「タンクから漏れた高濃度の汚染水は、直接、外海に出ているではないか」、「試験操業すらできない漁民の生活はどうする」などなど。

また、被災者からは、「オリンピックで莫大な金使う余裕あるなら、おれら避難してる家族を安心して福島に帰れるように金使ってほしい」という声も数多く寄せられている。

五輪狂想曲にうかれて、大震災の復興や原発事故の収束・救援を忘れるようなことがあってはならない。



また、世界は、原発事故の現実をこのように見ているのだ。写真は、ニューヨークタイムズ紙から借用しました。
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